来訪者『アル・イー・クイス』と呼ばれる組織における『時空神』の地位を持つ機械生命体。
真の名を『アストラナガン・マギ・デウス』という『マギ』と呼ばれる時空起源の、次元銀河における調停者である。
アストラナガンは突如現れ、その力もあってかアル・イー・クイスの時空神の地位を即座に座る事が出来た。
そして彼自身の魔導力・深淵の源となるのが、『時空起源の『闇』―ケイサル・エフェス―』である。
- 【ケイサル・エフェスがアストラナガンを生み出した理由】
自らが次元銀河に現れる事により、存在するだけで次元自体を崩壊させてしまう恐れがある為、代わりの使者としてアストラナガンを創造。
そしてそのケイサル・エフェス自身は、全次元銀河における『次元銀河の集点』と言われる場所に存在している。
(X ENDのエピローグにおける白狼『零』とアストラナガン・M.D.が最後に居た場所の事を指す)
- 【現在、その『次元銀河の集点』にケイサル・エフェスは存在しているのか】
ケイサル・エフェスの手により、アストラナガンがマギ・デウスとして覚醒した為、彼はその源『マギの心臓』となった。
存在していると言われたらしているし、していないと言われたらしていない。つまりアストラナガン自身が、ケイサルの継承者となった。
下記の設定を参照。
◆『時空起源の『闇』―ケイサル・エフェス―』
次元銀河における闇の起源の一つであり、『魔の叡智(マギ・ウィズダム・マギウス)』と呼ばれる『機械生命体を超越した存在』。
アストラナガンを創造した本人であり、『マギ』として各次元銀河の剣を集める調停者として、己の役割をアストラナガンに託した。
(自らが次元銀河に現れると、その強大な存在が故に次元銀河を崩壊させてしまう恐れがある為、代行者としてアストラナガンを創造した)
ケイサル自身は、次元銀河における『闇の起源』の調停者として『次元銀河の集点』に存在している。
『ティプラー・シリンダー』『ディーン・レヴ』『ディス・レヴ』などの特殊機関は彼が創造したものであり、
負の無限力や魔における全ての源を知り尽くしている。もし実際に戦う事になれば、同じ『時空起源』である者でしか対抗出来ない。
第6部にて漆黒転神を果たしたアストラナガンは、『七時空起源』を越えた存在となり、ケイサルに極めて近い存在となった。
その際にケイサルは、己の全てをアストラナガンに託す事となり、『マギの心臓』となって彼と一体化する事となる。
アストラナガンの心臓とし共存している限り、アストラナガンの力の上限は無く、正に『起源にして頂点』という言葉相応の人物である。
各次元銀河の行く末を確かめる者達の事であり、一つ一つの次元銀河に危機が迫ればマギが調停者として、機械生命体と言う名の『剣』を集めに向かう。
その際にケイサルが力を分散させた『その世界で在るアストラナガン』を、各次元銀河に一人ずつ存在させた。それらの名を『マギ・デウス』と言う。
更にはその世界におけるアストラナガンが暴走した時の事も考え、『マギカ・マギウス』という『同一にして否になる者』も存在している。
(また、マギカ・マギウスが暴走した時は逆にマギ・デウスが止めに入る。VSシリーズではリボーンズなどが該当される)
尚、それらの管理は時空起源の『闇』である者が行う(現在はアストラナガンが各次元銀河のマギを管理している)
そして全ての役目が終わったマギ・デウスとマギカ・マギウスはアストラナガンの中へ還る事もある。
(6部の瞬、リヴァーレがそうであったように他の者達にもその可能性があるし、役目を終えてなければまだ存在し続ける事もある)
第12部現在での次元銀河の終点における、時空起源の『闇』は、アストラナガンに託された『聖竜騎士ゼロガンダム』がその役を担っている。
- 【時空起源の『光』と黄金神スペリオルカイザーとの関係】
光と闇は表裏一体であり、それぞれの次元に必ず存在しているものであるように、それぞれの起源もまた同じである。
次元銀河の集点に光と闇が存在する事で、次元銀河のバランスは保たれている。光と闇は次元銀河にとって『なくてはならないもの』。
その時空起源の『光』と『闇』を生み出した存在こそ、【黄金の起源】【銀河の始祖】と呼ばれる『スペリオルカイザー』である。
それぞれの神と起源は次元銀河の集点に存在する事で、次元銀河の存在が成り立っている。
第13部『SRXタイム ZERO』にて初めて登場。第三のマギで『宇宙の魔』を意味し、ありとあらゆる『可能性』を持つ者の称号である。
マギ・デウスやマギカ・マギウスとは違い、それらの存在とは似て否になるもので、それらの存在には無い可能性を秘めている。
魔の力を持つアストラナガンのみが行える『マギアの印』を対象に刻む事で、光を持つ者に闇の可能性を生み出させる。
己の闇と向き合った時、それをどうするかによって、マギア・エレベアを体得出来るかどうかに関わってくる事となる。
サイバスターはこれにより、シュロウガと共生する事でより強力なマギア・エレベアを体得し、『術式兵装』を扱えるようになった。
その世界で在るアストラナガンとして優秀な者達『七時空起源』と言う者達やそれ以外の者が居る。
7つの『魔』『刀』『信』『心』『神』『脚』『知』の印が込められており、それらを扱う者が存在している。
下記は現在確認されている、それぞれの世界におけるマギ・デウス及び、マギカ・マギウス存在である。
◆第1部、第2部、第3部『SRXタイム』
漆黒の堕天使 アストラナガン(漆黒の終焉 アストラナガン・マギ・デウス)
ダークネス・リヴァーレ(闇黒の使途Dリヴァーレ・マギカ・マギウス)
◆第4部『SRXタイム NEO』、第5部『SRXタイム COMPACT』、第6部『SRXタイム X END』
蒼狼『瞬』(蒼き魔刃 アストラン・マギ・デウス)
カデンツァ・Dリヴァーレ(黑き魔陣 カデンツァ・マギカ・マギウス)
◆第7部『SRXタイム 24』
民間機 リヲン(力無き道標 アストリヲーレ・マギ・デウス)
※リヲン・マギ・イスルギはリヲンである時の名前。上記が記憶が戻った時の本来の名。
尚、7部のマギカ・マギウスはリヲンが民間機で、戦う事も暴走する事もなかった為、創造される事は無かった。
◆第8部『SRXタイム VS』
LB・アストレール&羅刹拳ゾズマ(漆黒の軌跡 アストレアル・マギ・デウス)
再生の使徒・リボーンズガンダム(再生の使徒リヴォーン・マギカ・マギウス)
◆第9部『SRXタイム F』、第10部『SRXタイム F完結篇』
神醒剣士アナザーゼロ(転醒使者アナザーゼロ・マギ・デウス)
※本来の名はアルティメギド・マギ・デウス。
10部の世界は多元世界である為、マギカ・マギウスである存在を転生する時間は無かった為、居ない。
聖竜騎士ゼロガンダム(ゼロ・ユナイト【アストナゼロ・マギ・デウス】)
現在の時空起源の『闇』である存在であり、アストラナガンからマギの心臓とその役割を継承した。
アナザーゼロとは違い同じ姿のままなので、実質ガンダムタイプでのマギ・デウスとなる唯一の存在である。
◆第11部『SRXタイム 魁』
剛脚 五月雨の神威(神威剛脚 アストラルゼウス・マギ・デウス)
11部の世界におけるマギカ・マギウスは未登場(存在している可能性はあり)
◆第12部『真SRXタイム』
旅人の虎輝(真実の探求者 アストラキ・マギ・デウス)
黒衣の宰相・蜃気楼(想像による先導者 ギアス・マギカ・マギウス)
◆第13部『SRXタイム ZERO』
【七大時空起源】
魔の放浪者アストラナガン
斬魔閃士アストランM.D.
无限拳アクエリヲーレ・M.D.
心信のアストレアルM.D.
暴食の冥王アルティメギドM.D.
剛脚のアストラルゼウスM.D.
全知全識のアウネカリスM.D.
【マギカ・マギウス】
革命機人ヴァルヴレイヴ
闘志戦士リヒトカイザー
策謀射手ドーベンウルフ(審判代行者プロヴィデンス)
【マギア・ムンドゥス】
漆黒の風シュロウガ(無限なる可能性 シュロウガ・マギア・ムンドゥス)
術式兵装サイバスターM.M.
◆第14部『SRXタイム ZERO2』
魔に生きる者 ベルグバウ
生霊王ディス・アストラナガン(ジ・エンド=アストラナガン)
相棒 T-260G(命を紡ぐ者 アレスオメガ・マギ・デウス)
※この作品はシネマティック・ユニバースなので、本来の七時空起源やマギカ・マギウスとは関係ない。
これ以外にも各次元銀河におけるアストラナガンは存在しているが、七時空起源とはまた別の存在の者達である。
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