全シリーズ共通設定


次元銀河
SRXタイムシリーズの世界観説明に使用される概念。
「今自分が存在している世界とは別の宇宙が複数存在する」という並行世界理論に基づき
機械生命体が生活を営む世界が、他にも無量大数に存在しているがこれまでの作品で判明している。
そして、その世界が宇宙に煌く無限の星々の如く輝きながら、渦状の銀河の如く
集っている超次元空間が存在している。それを「次元銀河」と呼称するのだ。

そしてSRXタイムの中で描かれる作品は次元銀河内包された内の世界の一つで描かれる物語である。
時に次元転移の技術で銀河の内包された世界間を渡り歩くキャラ・勢力などが度々登場しているのも特徴の一つ。

尚、ZEROシリーズは「シネマティックユニバース」となるので、次元銀河の設定はまた違った形となる。


  • 次元銀河世界観一覧

次元銀河には大分して「個々が独立した世界観」と「似て非なる(ifの)世界観」の二種類が存在する。


  • 「個々が独立した世界観の体系図」

  • 初期三部作世界(第一部~第三部)
  • 地底世界ラ・ギアス(第三部)
  • シャドウミラーの世界(第三部)
  • 修羅界・・・そして後のガイアセイバーズが活躍する世界(第三部・NEO・X END)
  • アルティメット・セルが初めて誕生した世界(COMPACT)
  • 時空警察が守護する世界(24)
  • ヴァーサス生命体が誕生した世界(VS)
  • 喧嘩に明け暮れた不良たちが住まう寺田市が存在する世界(魁)
  • 日登ノ国に天上人が招来した世界(真)

その一方でこれらに「似て非なる世界観」・・・個々が独立した世界観に類似してそこに住まう似て非なる人物が
活躍しているが、前者とは全く別物の世界観が存在する。
これは実験過程でちょっとした配合物の入れ違えが予測された再現性と異なる結果を生み出すのと同じように
「この世界に存在するあらゆる因子が、別の選択肢、別の事象を歩んでいたら」という過程で分岐・増殖したパラレルワールドでもある。

「似て非なる世界観体系図」
  • 第一~第九の世界とそれが多元融合した多元世界(F・F完結編)


更に遥か未来の後世になってこの次元銀河に対する研究の体系化が進み、
次元銀河の終点と呼ばれる空洞を軸に数多のパラレルワールドが宇宙に煌めく星々のように渦巻状の
形質を形成されていることが観測され、後世の機械生命体達にとってかつて次元銀河を舞台に活躍した
伝説の戦士達(一部~真までに登場したキャラ達)による激闘の伝説が史実を元とした創作物という形で紡がられる事になっていく。

それがこの・・・


「シネマティックユニバース」(ZEROシリーズ共通の世界観)

これは後世の人々が次元銀河の伝説に登場した英雄達の活躍をフィクションという形で編纂した劇中劇。
いわば架空の世界観である。
それ故に個々の世界観に登場した英雄達が一つの宇宙に集結しているという
多元世界戦争(F完で描かれた戦い)を元に世界観を形成した形跡が伺える。

また、「シネマティックユニバース」では機械生命の起源主たるジンルイ(後述)の存在が登場するが
これは史実の次元銀河で生命の起源の役割を為した存在と同一であるかは不明。


ジンルイ
SRXタイムZEROシリーズのみの共通設定。
かつて惑星サイバートロンに反映した高度な知性と文明を有した有機生命体。
その知性を活用して自らの文明を発展させる過程で機械を発明。
今度はその機械に知性と生命を有すべく「オリジン・ロー」と呼ばれるエネルギー源をも発明する。
これがジンルイの滅亡の始まりであった。
いつしか自我と知性を与えられた機械達は自分たちのあり方に疑問を持つ。
そしてその疑問はやはて造物主たるジンルイへの反乱に結実して
創造主たるジンルイと造物たる機械生命体との間で一大戦争が勃発。
これによりジンルイは滅亡するが・・・その怨念までもは滅んでいなかった。
やがてその怨念は「ケイサル・エフェス」と呼ばれる一つのまつろわぬ化身へと結実し
自らを滅ぼした機械生命体の始祖「黄金神スペリオール」に対しての反旗を翻さんとす・・・。

これがすべての始まり。後は金枝篇と呼ばれるサイバートロンに伝わる神話が全てを語ってくれるだろう。


+ 時空起源の『闇』・マギとマギウス
来訪者『アル・イー・クイス』と呼ばれる組織における『時空神』の地位を持つ機械生命体。
真の名を『アストラナガン・マギ・デウス』という『マギ』と呼ばれる時空起源の、次元銀河における調停者である。
アストラナガンは突如現れ、その力もあってかアル・イー・クイスの時空神の地位を即座に座る事が出来た。
そして彼自身の魔導力・深淵の源となるのが、『時空起源の『闇』―ケイサル・エフェス―』である。


  • 【ケイサル・エフェスがアストラナガンを生み出した理由】
 自らが次元銀河に現れる事により、存在するだけで次元自体を崩壊させてしまう恐れがある為、代わりの使者としてアストラナガンを創造。
 そしてそのケイサル・エフェス自身は、全次元銀河における『次元銀河の集点』と言われる場所に存在している。
 (X ENDのエピローグにおける白狼『零』とアストラナガン・M.D.が最後に居た場所の事を指す)


  • 【現在、その『次元銀河の集点』にケイサル・エフェスは存在しているのか】
 ケイサル・エフェスの手により、アストラナガンがマギ・デウスとして覚醒した為、彼はその源『マギの心臓』となった。
 存在していると言われたらしているし、していないと言われたらしていない。つまりアストラナガン自身が、ケイサルの継承者となった。


  • 【ケイサル・エフェスとは何者か】
 下記の設定を参照。

◆『時空起源の『闇』―ケイサル・エフェス―』
 次元銀河における闇の起源の一つであり、『魔の叡智(マギ・ウィズダム・マギウス)』と呼ばれる『機械生命体を超越した存在』。
 アストラナガンを創造した本人であり、『マギ』として各次元銀河の剣を集める調停者として、己の役割をアストラナガンに託した。
 (自らが次元銀河に現れると、その強大な存在が故に次元銀河を崩壊させてしまう恐れがある為、代行者としてアストラナガンを創造した)
 ケイサル自身は、次元銀河における『闇の起源』の調停者として『次元銀河の集点』に存在している。
 『ティプラー・シリンダー』『ディーン・レヴ』『ディス・レヴ』などの特殊機関は彼が創造したものであり、
 負の無限力や魔における全ての源を知り尽くしている。もし実際に戦う事になれば、同じ『時空起源』である者でしか対抗出来ない。
 第6部にて漆黒転神を果たしたアストラナガンは、『七時空起源』を越えた存在となり、ケイサルに極めて近い存在となった。
 その際にケイサルは、己の全てをアストラナガンに託す事となり、『マギの心臓』となって彼と一体化する事となる。
 アストラナガンの心臓とし共存している限り、アストラナガンの力の上限は無く、正に『起源にして頂点』という言葉相応の人物である。


  • 【『マギ』とは一体何か】
 各次元銀河の行く末を確かめる者達の事であり、一つ一つの次元銀河に危機が迫ればマギが調停者として、機械生命体と言う名の『剣』を集めに向かう。
 その際にケイサルが力を分散させた『その世界で在るアストラナガン』を、各次元銀河に一人ずつ存在させた。それらの名を『マギ・デウス』と言う。
 更にはその世界におけるアストラナガンが暴走した時の事も考え、『マギカ・マギウス』という『同一にして否になる者』も存在している。
 (また、マギカ・マギウスが暴走した時は逆にマギ・デウスが止めに入る。VSシリーズではリボーンズなどが該当される)
 尚、それらの管理は時空起源の『闇』である者が行う(現在はアストラナガンが各次元銀河のマギを管理している)
 そして全ての役目が終わったマギ・デウスとマギカ・マギウスはアストラナガンの中へ還る事もある。
 (6部の瞬、リヴァーレがそうであったように他の者達にもその可能性があるし、役目を終えてなければまだ存在し続ける事もある)
 第12部現在での次元銀河の終点における、時空起源の『闇』は、アストラナガンに託された『聖竜騎士ゼロガンダム』がその役を担っている。


  • 【時空起源の『光』と黄金神スペリオルカイザーとの関係】
 光と闇は表裏一体であり、それぞれの次元に必ず存在しているものであるように、それぞれの起源もまた同じである。
 次元銀河の集点に光と闇が存在する事で、次元銀河のバランスは保たれている。光と闇は次元銀河にとって『なくてはならないもの』。
 その時空起源の『光』と『闇』を生み出した存在こそ、【黄金の起源】【銀河の始祖】と呼ばれる『スペリオルカイザー』である。
 それぞれの神と起源は次元銀河の集点に存在する事で、次元銀河の存在が成り立っている。


  • 【マギア・ムンドゥスとは】
 第13部『SRXタイム ZERO』にて初めて登場。第三のマギで『宇宙の魔』を意味し、ありとあらゆる『可能性』を持つ者の称号である。
 マギ・デウスやマギカ・マギウスとは違い、それらの存在とは似て否になるもので、それらの存在には無い可能性を秘めている。
 魔の力を持つアストラナガンのみが行える『マギアの印』を対象に刻む事で、光を持つ者に闇の可能性を生み出させる。
 己の闇と向き合った時、それをどうするかによって、マギア・エレベアを体得出来るかどうかに関わってくる事となる。
 サイバスターはこれにより、シュロウガと共生する事でより強力なマギア・エレベアを体得し、『術式兵装』を扱えるようになった。


  • 【各次元銀河にはどのようなマギが存在するのか】
 その世界で在るアストラナガンとして優秀な者達『七時空起源』と言う者達やそれ以外の者が居る。
 7つの『魔』『刀』『信』『心』『神』『脚』『知』の印が込められており、それらを扱う者が存在している。
 下記は現在確認されている、それぞれの世界におけるマギ・デウス及び、マギカ・マギウス存在である。



◆第1部、第2部、第3部『SRXタイム』
 漆黒の堕天使 アストラナガン(漆黒の終焉 アストラナガン・マギ・デウス)
 ダークネス・リヴァーレ(闇黒の使途Dリヴァーレ・マギカ・マギウス)

◆第4部『SRXタイム NEO』、第5部『SRXタイム COMPACT』、第6部『SRXタイム X END』
 蒼狼『瞬』(蒼き魔刃 アストラン・マギ・デウス)
 カデンツァ・Dリヴァーレ(黑き魔陣 カデンツァ・マギカ・マギウス)

◆第7部『SRXタイム 24』
 民間機 リヲン(力無き道標 アストリヲーレ・マギ・デウス)
 ※リヲン・マギ・イスルギはリヲンである時の名前。上記が記憶が戻った時の本来の名。
 尚、7部のマギカ・マギウスはリヲンが民間機で、戦う事も暴走する事もなかった為、創造される事は無かった。

◆第8部『SRXタイム VS』
 LB・アストレール&羅刹拳ゾズマ(漆黒の軌跡 アストレアル・マギ・デウス)
 再生の使徒・リボーンズガンダム(再生の使徒リヴォーン・マギカ・マギウス)

◆第9部『SRXタイム F』、第10部『SRXタイム F完結篇』
 神醒剣士アナザーゼロ(転醒使者アナザーゼロ・マギ・デウス)
 ※本来の名はアルティメギド・マギ・デウス。
 10部の世界は多元世界である為、マギカ・マギウスである存在を転生する時間は無かった為、居ない。

 聖竜騎士ゼロガンダム(ゼロ・ユナイト【アストナゼロ・マギ・デウス】)
 現在の時空起源の『闇』である存在であり、アストラナガンからマギの心臓とその役割を継承した。
 アナザーゼロとは違い同じ姿のままなので、実質ガンダムタイプでのマギ・デウスとなる唯一の存在である。

◆第11部『SRXタイム 魁』
 剛脚 五月雨の神威(神威剛脚 アストラルゼウス・マギ・デウス)
 11部の世界におけるマギカ・マギウスは未登場(存在している可能性はあり)

◆第12部『真SRXタイム』
 旅人の虎輝(真実の探求者 アストラキ・マギ・デウス)
 黒衣の宰相・蜃気楼(想像による先導者 ギアス・マギカ・マギウス)

◆第13部『SRXタイム ZERO』
【七大時空起源】
 魔の放浪者アストラナガン
 斬魔閃士アストランM.D.
 无限拳アクエリヲーレ・M.D.
 心信のアストレアルM.D.
 暴食の冥王アルティメギドM.D.
 剛脚のアストラルゼウスM.D.
 全知全識のアウネカリスM.D.

【マギカ・マギウス】
 革命機人ヴァルヴレイヴ
 闘志戦士リヒトカイザー
 策謀射手ドーベンウルフ(審判代行者プロヴィデンス)

【マギア・ムンドゥス】
 漆黒の風シュロウガ(無限なる可能性 シュロウガ・マギア・ムンドゥス)
 術式兵装サイバスターM.M.

◆第14部『SRXタイム ZERO2』
 魔に生きる者 ベルグバウ
 生霊王ディス・アストラナガン(ジ・エンド=アストラナガン)
 相棒 T-260G(命を紡ぐ者 アレスオメガ・マギ・デウス)

※この作品はシネマティック・ユニバースなので、本来の七時空起源やマギカ・マギウスとは関係ない。



これ以外にも各次元銀河におけるアストラナガンは存在しているが、七時空起源とはまた別の存在の者達である。

+ キャスモ
各次元に存在している謎の存在。基本的におふざけキャラばかりで、人格なども常識を逸脱している。
当たり前である常識では彼の事を語る事は出来ず、その自由さは時空起源でさえも捉える事が出来ない…のかもしれない。


  • 【そもそも『キャスモ』って?】
 SRXタイムの全ての始まりである『創生者聖戦』で居たとされる謎の存在『キャスモドン』を始めとする系譜であり、その名を取った続く者達の存在。
 それぞれの次元に居るキャスモは何故かキャスモドンの事を知っており、そして崇拝しているという謎の設定が存在している。


  • 【当たり前のように居るけど、黄金神やら時空起源達よりもすごい存在?】
 ある意味でそうとも言える。キャスモである者達は、常識では語れない存在だからだ。
 悪く言えばラリってるだけでもある。


  • 【でもハイネは真面目じゃん】
 ですね。


  • 【キャスモドンって?】
 下記の設定を参照。

◆『その存在につき キャスモドン』
 創生者聖戦で存在していた、全てのキャスモの始まりであり、始祖である存在。
 しかし彼の本当の始まりは『SRXタイム』という次元からやってきた訳では無かった。
 某次元、彼の末裔『キャスモジェニス』が『難波のドラゴン』と別れたその時である。
 彼は『3次元人』により、謎の都合でSRXタイムに移動させられたのであった…!
 ただ早い話、今語ってる事は全くキャスモドンとは関係ないという事である。


  • 【つまりスタッフの都合でやってきたと?】
 そういう事です。居たら何かと便利ですしね。


  • 【結局よく分からないままじゃん!】
 それがキャスモですからね。ちなみに5部で登場しなかったのは、ただ忘れてただけなので許してね。


 下記は現在確認されている、それぞれの世界におけるキャスモである。


◆第4部『SRXタイム NEO』、某所ドラマ
 ベリアルNo.31キャスモジェニス(キャスモジェニス)

◆第7部『SRXタイム 24』
 クール刑事キャスモハイネ

◆第8部『SRXタイム VS』
 山下名人キャスモバーザム(超錬拳バーザム)

◆第9部『SRXタイム F』
 無敵の勇姿キャスモカンタム

◆第10部『SRXタイム F完結篇』
 超鍛冶場漢キャスモティエレン

◆第11部『SRXタイム 魁』
 自称王キャスモゲーチス(キャスモボロット)

◆第12部『真SRXタイム』
 超艦長キャスモギラーガ(キャスモドドドリランド・ギラドーガ)
 皇帝キャスモ・ズール1世

◆第13部『SRXタイム ZERO』
 整備士キャニス(キャスモ・ソレモワ=タシダ・ジェニス)

◆第14部『SRXタイム ZERO2』
 キングキャスモさよなライオン(さよなライオン・ひろし)


余談であるが、一つの劇中にキャスモという存在が二人以上出てきたのは、真SRXタイムが初である。


  • 【キャスモドン語】
 未知なる言葉であり、謎が多く秘められている。
 掲載している分はこれまで確認されたものである。

アズガルド:最強
イズラフェール:バリバリなヤンキー
ゲーチス:王(笑)
シグゼィル:おすもうさん
ババノカバチ:大馬鹿者

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最終更新:2017年06月01日 04:39