【種別】
組織
【解説】
連合政府が最も危険視する潜在的反政府武力集団。全員が強力な
特殊技能者(レアタレント)で構成されている。五~六十人ほどと言われているが正確な人数は秘匿されている。
『星追い』とは、連合政府極秘特殊技能者機関(呼称不明)における最大のセクション[
ズールー集団]が、巨大航宙船<
エンペラー>をお披露目直後に乗っ取った(通称『星追い事件』)際に名乗ったグループ名。
構成員はリーダーの『偉大なるズールー』以下、みな十代前半の少女少年たち(『星追い事件』当時)。連合政府から星系開発公団へと派遣され<エンペラー>建造をほぼすべて任されていた。[星追い]という呼称は、計画立案当初からメンバーの間で使われていた。
乗っ取り計画は完璧だったが、その二十時間後、『最悪の奇跡』と呼ばれる
グレムリンの同時襲撃というアクシデントによって、船の制御を続けるズールー・サイドとグレムリン掃討のノエシス・サイドに分かれた所へ
ラズルダズルが突入。
ズールー率いる半数は、抵抗も投降もせず全員が射殺される。
『
無敵のノエシス』が率いていた残り半数はズールーに死を告げられた途端に
ラズルダズルを粉砕し丸ごと逃亡。
最終的に[星追い]は、<エンペラー>の乗っ取りから脱出まで誰一人として殺さなかった。
彼らの動機は、「宇宙へ、無限の宇宙へ、どこまでもゆきたい」という純粋な(子供っぽい)ものだった。
ノエシスの率いた残党はその後誰一人として見つからず、現在も潜伏を続けている。
【コメント】
☆彼らの書いた落書きは、A/B屈指の名場面となる。
最終更新:2008年09月13日 23:42