個人戦3回戦:ショッピングモール
このページではダンゲロスSSドリームマッチ
個人戦3回戦、ショッピングモールの試合結果を公開します。
投票結果
安道 ハル子
自分は2でハル子が引き金を引いて終わりだったら2を選んでいたと思います。2は物語が二転三転し過ぎて展開がわかりにくかったのが惜しいです。
あとヨアケるのはもうやめて!
- 1は広告の乱舞演出が優れていて、ハル子の悲しみと一誠の強さをシンプルに描き切っていた。
2も描写や流れ自体は良かったがいかんせん長かったので。
2.まさか、共闘してくるとは思わなんだ
- 最後の広告のシーンが最高だった。どっちもすごい、上手!
- 約1メロスでまとまっていて、とても読みやすかったヨアケ。広告を使って戦うことのスタイリッシュさと、ある種の馬鹿馬鹿しさをしっかり両立させているのが好印象だったヨアケ。
あと、ファザコンの女の子は最高に可愛いヨアケ。
- (相対的に)短い文字数に詰め込まれた知性的な能力応用と息を呑むアクション、そしてドラマが大変素晴らしかったです。あと「ステマじゃねえか!?」ですごい笑っちゃったのでダメ。
- サービス精神、いいじゃないですかその場のノリでも。
綿密に組み上げられた現実のバトルも悪くはない。読後感も同等にほろ苦く希望に満ちている。
同等にまっすぐで、投票の決め手も悪くないなと悪ぶれだかどうかでした
保坂一誠
- 名勝負!どちらも面白く読ませていただいたしSS1のサイバーパンクな世界もとても趣味だったが、広告というテーマをうまく使えていたのはSS2だったかなと
- 文章全体の読みやすさ、二転三転する展開、印象的な結末と評価の高いポイントが多かったので、その2に投票。
- 会田が酷い目にあってて萌えた
- なんたるハイレベルな戦い……俺もこんなSSが書けるようになりたい……。
「その1」で示された安道の戦法はとてもクレバーで、広告能力を活用して相手を仕留める最適解を示してきたと思います。ターゲティングからの、レイバンゾンビ群は恐ろしかった。何が怖いって、あの宣伝文句でうっかり保坂がレイバン欲しくなっちゃってるところが怖い。なんたる広告力。今回の夢の世界を多数アカウントがログオンしている仮想現実であると示してからのゾンビ活用というのも上手かった。
最後の抵抗であるスカム広告ラッシュも凄い密度でそれっぽい文言を叩き込んでいて圧巻。そして、何よりも最後の自費広告ご胸に沁みました。安道ハル子、本当に良いキャラクターです。
惜しむらくは、身銭を切ってまで無意識で出したこの広告が逆転の一手にならなかったこと。ここで逆転して自キャラ勝利SSにできていれば、もう少し投票先を迷ったと思います。
「その2」は、もう、なんだか我々とはレベルが違いすぎてヤバいですね。ヌシ様もマカマカ教団も組織力があるので、現実世界での激突は必至かもしれません。
非常にクオリティの高いアクションシーンを展開しておきながら、それを全て「八百長」とするカルタシス! 八百長が露呈しない限りにおいてアイドルの輝きは真実! 凄いなぁ。自ら組み立てたアイドル概念に全く齟齬がない。
ハル子にきっちり踏み込んで交渉したマカマカ教団も、ヌシ様を見事に裏切ったハル子も非常に格が高かった。どっかで見たような二人+ドライバーの3人組も手強い敵でした。
唯一、減点ポイントではないかと懸念されたのは「現実世界の戦闘がメイン」という部分でしたが、これも全く杞憂でした! 夢の戦いでは仕切り直して本気で勝ちを狙いに行くハル子に対し、現実世界の戦いで既に勝つための仕込みを終えていた一誠! 仕込みが現実世界で行われていたことが重要で、これによって現実世界の戦い全体がドリームマッチの一部であると認識できて物語の連続性を圧倒的に向上している。
悪夢の中で折れずに自分自身を見つめ直すハル子。瑞夢の中で自分自身の本当の夢を見つけ出す一誠。報奨シーンの対比も見事に決まっています。これから、アイドル
保坂一誠の本当のシンデレラストーリーが始まる、そんな素敵な幕引きでした。エクセレント!!
- その2凄い面白かったです。お互いバックの力を使っての戦闘前の駆け引きも良かったですし、裏社会三人組との戦いも緊張感があって、得意だよな~って感じで良かったですし、物量差を前にした保坂のかっこいいことなんのってなー。
戦闘後の描写も抜群で、う~ん……強い……ってなりました。勝ってほしいな~
その一は結構容赦のない能力応用やら、はるこさんの根にあるものとか、結構いいな~と思うところもあったのですが、ちょいちょい挟まれるギャグがちょっと私には合わなかったかなーでも面白かったよ!
- 本戦出場者の中でも、おそらくこの両名が欲望に貪欲というか
目的がかなりハッキリしているベスト2だと思うのですよ。
それが『自らの願い』と『スポンサー様の都合』という辺りも対照的。
思えばこの対戦カードもまた必然だったのかもしれません。
SSの内容も、夢の中で己の持てる力をフルにぶつけ合うその1と
現実であらゆる手練手管を使いまくるその2と対照的であり
どちらも魅力に溢れている作品だったので悩ましい限りです。
悩んだ結果、その2に票を投じますがそのクオリティはどちらもがっぷり四つの互角だったと思います。
- おめでとうワンコくん。夜明けだよ。
- 空前絶後のヨアケ系アイドル対決に甲乙つけがたいところですが、他の魔人も巻き込んだアイドルの戦いに加え、まさかのどんでん返しにまんまと騙されてしまっていたのでこちらを選びました
最終更新:2016年03月13日 00:47