個人戦4回戦:特急列車

このページではダンゲロスSSドリームマッチ個人戦4回戦、特急列車の試合結果を公開します。

投票結果



試合SS キャラクター名 得票数
個人戦4回戦SSその1 弥永 家子 17票
個人戦4回戦SSその2 口舌院語録 8票

個人戦4回戦:特急列車
勝者:弥永 家子

弥永 家子

  • 接戦ですね。好みだと思います。
  • どちらも語録燦銃がキーとなる結末ですが、全体的な展開のスムーズさと読みやすさからこちらに。
  • オモシロ~
  • その2は家子ちゃんの名前が間違ってたのが気になってしまった……何かの叙述トリックかと思ったけどそんなことはなかった。残念。
  •  プレイヤーに書物知識さえあれば何でも可能な『語録燦銃』。神を謀りルールの網を抜ける展開同士の対決に至ったのは必然か。
 「その2」は語録の動きを中心に、豊かな筆致でディテールを描き出す文章力に優れていた。
 決着に仮死状態能力を使うアイディアも見事だが、それを使った冒頭描写が非常に良かった。明らかに家子の行動としては奇妙であり、シナリオ全体を引っ張る謎として巧く機能している。また、生前戒名という奥の手にも唸らされた。お見事です。蘇生の例えに蟹を出している文章を選択したことも、狙ってやったのであれば素晴らしい!ヤッター!
 家子さんの苗字が安藤である件については特に減点要素にはしませんが、まあ、気を付けましょう。僕も他人のことは言えませんがー。がー。
 「その1」の参考文献一覧はありがたいですね。台詞の引用という対戦相手の趣向を、完璧に乗りこなす技術には恐れ入りました。隙があればヨアケたりエクスしたりする姿勢も、高く評価します。
 イエティ女子高生とおじさんのデート、とても胸踊るシチュエーションですね。女子高生がイエティなので、猥褻な目的ではないことが明らかなのが読んでいて不快感が一切ない。でも、精神的には女子高生なのだから、それは楽しいよ! いいなー!
 口舌院は負けることを予定していましたが、しっかり戦ってしっかり負けることを目的としてるので、バトル自体もちゃんと描かれてたのが最終的な投票の決め手でした。ところで勝敗を分けたのは本当に偶然に見えましたが、これって何か仕込みあったのかな? 語録さん勝っちゃったらどうなったんだろう?
  • 戦いの前から始まる戦い、対戦者両名の描写など色々と似通った点も多く非常に悩みましたが、トリックで夢の戦いをスキップした「その2」に対し、きっちり夢の中での戦いを描写していたのでこちらを選ばせていただきました。口舌院氏に関しては、『アニメ、ゲーム、小説などのセリフなどを引用して喋る癖がある。』との設定から各種セリフに引用元が記述されていたのも、個人的には良かったところです。「宇宙刑事ギャバン」、それも2番Aメロからの引用はポイント高いです。
  • 本当にギリギリまで悩む程の互角の勝負でしたがその1は萌華ちゃんに関してもちゃんと決着をつけているということでこちらにします

口舌院語録

  • どちらもwin-winの形におさまっていて選ぶのが難しい一戦。
1.終始、語録と家子の2人に焦点が当たっていて、好感がもてる作品。
2.ルールを利用しての双方に勝利をもたらすのはなかなか斬新。
  • 語録さんと北条ちゃんの掛け合いがとても好きでした。
  • めちゃくちゃ迷ったけど、僅差でこっちにしました。家子ちゃんマジ愛されガール。
  • 非常にシンプルな作戦でありながら、見事に裏をかき、語録さんの能力でなければ成し得なかったトリックを評価してこちらに。
最後の会話のオシャレさもかっこよかったと思います。
どちらのSSも、互いに家子ちゃんの勝利を最終的な勝利目標として了解した上で動いていたのが面白かったです。
  • 流れ的には何方も口舌院さんが何とかする感じのSSで、SS1はしっかり両方のキャラを書いてる感じがしてとても良かったのですが、なんだか読んでてこっちのほうがしっくり来るなーって感じがしたのでこっちに入れます。面白かったドン。
  • その2:""無色の夢""の描写に説得力がある。目覚めた後に語録がとった対応もリアリティがあり、腑に落ちる。探偵事務所の愉快な仲間達からはプロ意識が感じられ、ハードボイルドな雰囲気を出すことに成功している。

その1:おじさんミーツガールは破壊力が高い。ということからかデートに尺を取っている。でも夢十夜は読んだことなかったんだ。そのせいでオチが弱く感じてしまった。私の読書経験が至らず申し訳ない。

死んでいたと見せかけるその2と、夢を一晩で終わらせるその1。どちらも推理小説で言うところのトリックを用いてルールの穴を突いた点で共通している。語録というキャラが持つ世界観のパワーは大きかった。
  • ひとつの物語の完成形、方向性は違いますがどちらもそうであると感じました。
その上で票を投じるとなれば、もはや勘としかいいようがありません。どちらに投じようと、自分の心とその結果に胸を張れそうなこちらに。
最終更新:2016年03月19日 01:47