【マスター】
小林輪/ザイ=テス=シ=オン(紫苑)@ぼくの地球を守って
【マスターとしての願い】
ありすの居る一九九二年に帰る。/(もしも、かなうのなら)戦争の無い世界を作る(とかつて考えた男がいた)
【weapon】
【能力・技能】
E・S・P(サーチェス・パワー)
Extrasensory Perception. 要は超能力のことである。しかし、輪のそれは地球上の超能力とは些か異なる。
かつて、ここではないどこかにサージャリムという、黄金の翼を持つ創造神がいた。このサーチェス・パワーとは文字通りサーチェス、サージャリムの力、恵みの発現であり、彼女が創造した星系の十人に一人が持つと言われている。
地球の超能力とは決して混ざりあうことがなく、仮に地球の超能力者とサーチェス能力者が力をぶつけ合っても、お互いに自らの力が跳ね返ることになる。
力の種類はさまざまで、透視やテレパシー、予知能力、念動力、テレポート、変声など多岐に渡る。
輪は念動力・テレポート、変声、バリア、空中浮遊において大きな力を作中で見せている。マスター戦では大いに役立つだろうが、サーヴァントには太陽系外の力と言えど簡単には通用しないだろう。
また前世である紫苑も強大なサーチェス・パワーの使い手で、輪の力は彼に由来する。
意外にも戦闘、能力を使い慣れており、また高い知能から策謀にも長けている。また、シオンはエンジニアリングの天才であり、機械等に強いが地球ではあまり役立たないだろう。
【人物背景】
シア星系の衛生テス出身の戦災孤児、辺境の惑星・地球“KK=101”を監視する月基地出向スタッフの一人であったザイ=テス=シ=オン(紫苑)の生まれ変わり。
主人公・坂口亜梨子(前世は想い人のコウ=ハス=セイ=テ=モク=レン)のお隣に住む小学二年生。漫画とイタズラとガムが好きで少しませたクソガ、都会っ子。
引っ越してきた亜梨子に密かに憧れを抱くが、幼さゆえにイタズラを繰り返し亜梨子を怯えさせてしまう。その後、亜梨子も絡んだベランダからの落下事故に遭い、その際亜梨子による無意識の木蓮の守護を受け、内なる紫苑の記憶が覚醒。異星人・紫苑の知識、サーチェス・パワーを扱う天才少年へ変貌した。
しばらく後に母星が星間戦争により壊滅。帰る場所を失ったスタッフらは地球に降りるべきか否か迷う。紫苑は地球に降りるべきだと主張する強硬派であった。
しかし、その急進性から危険視され、また木蓮とのトラブルもあり軟禁。そうこうとしているうちに基地内で伝染病が発生、次々とスタッフが死んでいく中、医学博士の秋海棠がワクチンを完成させる。
しかし、当時既に病に罹患していた秋海棠は、密かに恨みを抱いていた紫苑に復讐せんと、紫苑に正規のワクチンを打ち、木蓮には栄養剤を注射して、みなの死後も生き残るよう謀った。
紫苑は策の通り、生き残るも、最愛の木蓮に自殺をしてはならないとお願いされており、そこから九年を遺体に取り囲まれて過ごした。彼の最期は半ば発狂したまま、虚ろに何かの機械を作り続けていたという。
前世が戦災孤児であるため、その過酷な記憶をまざまざと見せつけられ苦しむ。やがて、過去へ引きずられることに恐怖し、元凶たる月基地を破壊せんと考える。一方で紫苑は月基地を稼働させ、世界に平和を訪れさせようと考えていた。
それは東京タワーに異星技術の通信装置を取り付け、月基地を稼働。月の通信機に木蓮の力に覚醒めた亜梨子のキナサドと呼ばれる聖歌と、反キナサドたる黒聖歌を地球に放送し、その植物を異常成長させる/植物を休眠状態にさせ活動を停止させるという能力を持って、世界の人間に神の存在を実感させ、争いをやめさせるという壮大で、強引な思惑だった。
二人は一時的に協調し、月基地を稼働/爆破させるために必要なスタッフのキィ・ワード収集に勤しむ。しかし、最終的には稼働/爆破には失敗してしまい、輪は放心状態のまま、最終決戦の地・東京タワーの第二展望台から落下した。
落下し、草原に身を運ばれた瞬間、輪の姿は掻き消えた。その時間軸から参戦。
【方針】
とりあえず身体は癒えた。セイバーの提案に乗り、未遠川上流を目指す。
最終更新:2017年11月07日 14:12