統計学その1-統計の基礎-


1. 基本統計量による数値要約

 統計解析を行うとき,まず第一に行うことは,データの要約である.
 データはいくつかの数値に要約でき,この数値を統計量という.
 統計量の代表として,次のものがある.

分布の中心位置を示す指標

  • 平均値 (Mean)
  • 中央値 (Median)

分布の広がりを示す指標

  • 範囲 (Range)
R = 最大値 - 最小値
  • 分散 (Variance)
  • 標準偏差 (Standard Deviation)

分布の形を示す統計量

  • 歪度
  分布の対称性を示す指標
  • 尖度
  分布のすその長さを示す指標

2. パーセント点による数値要約

 データの分布を表現するものに,パーセント点(percentile)がある.
 100p%点とは,その値以下の割合が全体の100p%となる数値を指す.

3. 質的データと量的データ





最終更新:2012年11月16日 21:57