何かの拍子にウインドウのサイズを変えてしまい、それを正規サイズに戻す。
bluestacks.conf
を普段使いしてるテキストエディタなとで開いておくbst.instance.{インスタンスID}.fb_height="{数値}"
の数値を控えるbst.instance.{インスタンスID}.gl_win_height="{数値}"
の数値と置き換える(必ずWクォーテーションマーク "n"
で数値を囲む事!)bluestacks.conf
を保存するbluestacks.conf
の場所についてのヒントは、 https://support.bluestacks.com/hc/articles/7225681713037 に書かれている(PCの環境によってデータの保存先が異なるため、ここでは記載しない)。
インスタンスIDは以下のようになる。
# インスタンスのOSが同系かつ複数存在してる場合は接尾辞に `_*` (*は可変する数字)の識別子が追加される。
# 例えばAndroid 11のインスタンスが3つ存在するなら、Rvc64, Rvc64_1, Rvc64_2 のようになる。
Android 7(32bit) = Nougat32
Android 7(64bit) = Nougat64
Android 9 = Pie64
Android 11 = Rvc64
Android 13 = Tiramisu64
結論から書くと「全て」である(「カスタム」を選択して全てのアーキテクチャーを選択・チェックするという意味)。
アプリがCPUに対して命令できる種類の選択で、これを制限する理由は基本的に無い。少しだけ踏み込んだ情報を知りたいなら https://developer.android.com/ndk/guides/abis を参照。
基本ARM
が選択されていれば良い。
ABIの選択によって動作の変わるアプリの例については https://support.bluestacks.com/hc/ja/articles/4405943338381 を参照。
BlueStacksのアップデートしてなく、数分前まで動作していたアプリを再起動させるとクラッシュ(あるいは暗い画面のまま停止)するケースはセグメンテーション違反を起こしている可能性が高い。
全てのインスタンス終了させたら、以下を試みる。
HD-Player.exe
のプリフェッチファイルが作成され、初期動作が速くなる効果がある)セグメンテーション違反がメモリ不足という認識は誤解であるが、一要因となっている可能性はある。
そのため上記のようなインスタンスをリフレッシュさせる行為が有効であると考えられる。
BlueStacksを更新したらアプリが「特定の場面で落ちる」パターンの大半はBlueStacksで扱われている特殊なWebView絡みである。
アプリ「プリンセスコネクト!Re:Dive」で例えると、タイトルは起動するがゲーム起動後の「お知らせ」が開くとアプリがクラッシュする。これは「お知らせ」の一覧に原因となっているWebViewの扱いがあるが故に起こる現象である。ADBの扱いに長けてるならアプリの落ちる瞬間をlogcat
すると解る。
いずれのケースもBlueStacksのアップデート、あるいはバージョンダウンで対処するか、修正を待つしかない。
バージョンダウンについてはBlueStacks/Installer及びImageの入手を参照。
結論から書くと「No」である。
BlueStacks 5はVirtualBoxをカスタムしたものだが、このような仮想環境の類いは安定した環境が望ましい。安定したCPU状態と、十分に空きのある物理メモリの状態をできるだけ維持する。仮想メモリは物理メモリの代わりにならない。
「グラフィックレンダラー」を変えて、様子を見る。
グラフィックレンダラーの説明や設定変更は https://support.bluestacks.com/hc/articles/360059893151 を参照。
希に発生する(PCの環境によって異なる現象)。
再現性は薄いが不安定な「グラフィックレンダラー」が選択されていると起こる可能性がある。
HD-Player.exe
が実行中(あるいは「応答無し」)なら相当プロセスを右クリックして「タスクの終了」させるBstkSVC.exe
もつられて自動終了するので、それらの終了を見届けたらインスタンスの起動ができたか確認する可能。
手順についてはRooting Bluestacks 5+ with Kitsune Mask (aka Magisk Delta)を参照。
rootを有効にした後、Kitsune Magiskアプリを用いてAndroidをカスタマイズすることも可能である。
あなたがプレイしたいゲームが、対応しているAndroidのバージョンとあわせれば良い。
2025年時点でAndroid 7, 9, 11, 13とあるが、どれも一長一短あり、一概にどれが良いかという基準はない。
であればゲームが対応しているバージョンとあわせるのが、かしこい選択と言えるでしょう。
Android | 7(Nougat32) | 7(Nougat64) | 9(Pie64) | 11(Rvc64) | 13(Tiramisu64) |
---|---|---|---|---|---|
64bitアプリ対応 | No | Yes | Yes | Yes | Yes |
リリース年 | 2016 | 2016 | 2018 | 2020 | 2022 |
OpenGL ES | 3.2 | 3.2 | 3.2 | 3.2 | 3.2 |
Vulkan | 1.0 | 1.0 | 1.1 | 1.1 | 1.3 |
WebViewの独立 | No | No | No | Yes | Yes |
最低メモリ | 512MB | 512MB | 512MB | 1GB | 2GB |
参考