【クラス】
セイバー
【真名】
キース・ブラック(セロ)@ARMS
【ステータス】
筋力C 耐久A 敏捷A+ 魔力D 幸運D 宝具A+
【属性】
秩序・悪
【クラススキル】
対魔力:C(A+)
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
宝具を展開した場合には、括弧の中のランクに修正。A+以下の魔術を全てキャンセルする。
騎乗:E
セイバーには乗り物を乗り回したという騎乗の逸話は存在しない為、最低ランクである。
【保有スキル】
カリスマ(偽):A
大軍団を指揮する天性の才能。セイバー自身のカリスマ性は決して偽物ではなく、寧ろ魅力的とも言えるのだが、生前の彼の魅力の殆どは、
軍産複合体の秘密結社であるエグリゴリのトップと言う地位と、アドバンストARMSを埋め込まれた怪物と言うあり方を拠所としていた。
必ずしも完璧なカリスマではなく、生前は自らが生み出した、『緑』の名を冠した自らの懐刀に造反されている。
再生:A+(A++)
ARMSコアが破壊されない限り、いかなる傷を受けようとナノマシンによって修復される。
その再生速度は凄まじく、左胸に大きく穴を開けられても次の瞬間には塞がっているほどである。
ただしこの世で唯一、ARMSのナノマシンを停止させるウイルスプログラム『ARMS殺し』によって刻まれた傷だけは治癒することができない。
が、セイバーに埋め込まれたアドバンストARMSである『神の卵』は、自らが展開可能な特殊な力場を発動させる事で、そのARMS殺しすらも無効化する。
進化:A
一度攻撃を受けると、セイバーに埋め込まれたARMSコア『神の卵』が自動的に耐性を作り出す。
また『神の卵』は戦闘用ARMSであり、戦えば戦うほど、痛みを受ければ受けるほど、より強大に進化していく。
この進化には際限など存在せず、適正者の意思で封じ込まねば無限に進化しようとする。
計略:B
物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
【宝具】
『神の卵(パンプティ・ダンプティ)』
ランク:A+ 種別:対人(自身)/対人/対軍宝具 レンジ:-/2~3/30 最大補足:-/2/50
セイバーの体内に埋め込まれているアドバンストARMSコア。――これは、種別するのが非常に難しい宝具である。
ARMSとは、炭素生命体とケイ素生物のハイブリッドであり、ナノマシンの集合体である。
殆どの人間には適応せず、短時間で全身を侵食されてしまうが、極稀に適応する遺伝子の持ち主が存在する。
適正者は、ARMSによって人間の域を超えた身体能力と特殊能力を得ることが出来る。
また、身体の一部をケイ素で覆ってARMS化させることができ、その際にはARMS化した部位の耐久力や身体能力は格段に上昇する。
適応力が高くなれば、全身のARMS化が可能となる。 ただし一度適正者となったものは、コアを砕かれてしまうと身体を保つことができなくなり、
鉱物のように砕け散ってしまう。 ――この点において、自身に作用する『対人宝具』と言えるだろう。
四種の『オリジナルARMS』のランクはEXであるが、『神の卵』はARMSを制御するべく人工的に作られた『アドバンストARMS』であるのでランクは落ちる。
オリジナルより希少価値こそやや劣るものの、『神の卵』は嘗て生み出されたアドバンストARMSの中では最強の力を持ち、実際の能力はオリジナルと全く大差がない。
『神の卵』の能力は、ARMS達の元となったアザゼルの、金属生命体としての始原的な特性に最も特化したそれ。
その細胞はあらゆるエネルギーを吸収し、進化の糧にする為破壊は出来ず、手で触れた『ARMS』の力を自分の物とする。
真名解放と同時に、『最終形態』と呼ばれる形態に変化し、こうなると全身が靄のような黒いエネルギーの力場によって覆われ、
輪郭が判然としないぼんやりした人型のシルエットとなる。この力場を展開している限り通常兵器や勿論の事、A+ランク以下の魔術及び筋力A以下の攻撃を無効化する。
無論最終形態時の魔力消費量は決して馬鹿に出来ず、維持するのにも相当量の魔力が必要になる。――この点においても、自身に作用する『対人宝具』と言えるだろう。
セイバーは、生前『神の卵』が取り込んだ力を自らの能力として完璧な精度で扱う事が出来る。
このクラスで操る事が出来る能力は、この世で最も鋭利な切れ味を誇る単分子ブレードに腕を変化させる『神剣フラガラッハ』。
『チェシャ猫』のアドバンストARMSが行使する事の出来た、空間断裂及び空間振動の引き起こし、及び空間の断裂を応用して行う瞬間移動と、
自らを中心とした360度全域、射程100フィートに、超高密度空間断裂を驟雨の如く引き起こさせる全方位無死角攻撃、『魔剣アンサラー』。
『グリフォン』のアドバンストARMSが使った、ブレードを高出力の振動子にし、凄まじい超振動と超音波を発生させ、相手を粉砕、斬り裂いたるする技。
そして、『魔獣』のオリジナルARMSから奪い取った、超高ランクの不死殺しスキルと事象破壊スキルを保有する『ジャバウォックの爪』。
以上4つの能力を行使可能。――この点において、相手に対して斬りかかれる対人宝具、無数の相手を空間断裂で切断、超音波と超振動で粉砕出来る対軍宝具と言えるだろう。
ランサークラスであれば『帽子屋』と、生前に『白』のキースがセイバーの身体を乗っ取った時に『神の卵』で取り込んだ『騎士』の能力を。
アーチャークラスであれば『三月兎』と『眠り鼠』の能力を、『神の卵』で行使する事が出来る。なおジャバウォックの爪は、これらのクラスで呼び出されても使用可能。
【weapon】
【人物背景】
エグリゴリと言う軍産複合体を統率する最高幹部、その筆頭であり、キースシリーズの長兄だった男。
ある少女の絶望がプログラムされており、その少女の意思に従い、多くの人物に不幸を振り撒いて来た。
幻想(プログラム)に翻弄され続け、そして遂に、嘗て自らの手で右腕を斬り落とし、父を殺された少年によって引導を渡された黒いキース。
【サーヴァントとしての願い】
別世界の人類の可能性を見極める。今は
有馬貴将を通じて、それを行う。
最終更新:2017年05月28日 02:05