★2003年度・・・やや難
<大論述>『運輸・通信手段の発展』難度:★★★★★
自分の出来栄え:◎(実は以前やったことがあって・・・その時は△って感じ)
これ、赤本の解答がひどいっていう問題。
模範解答も解説もめちゃくちゃ。
このことは2chの某スレでも誰かがこれ変じゃない?って言ってたから、説明してみた。
以下、質問者と、対する俺の深夜のキモいレス
世界史で、多分同じこと思った人いると思うからきくけど、赤本の解答で2003第一問の最後のガンディーの使い方おかしくね?
(>>529)
これは糞解答
ガンディーはメディア(特にラジオ)を通じて、非暴力不服従の姿勢をアピールしたことを書かなきゃいけない
例えば、塩の行進がインド国民にリアルタイムに伝えられていたり、
有名な貧弱な体さらして紡いでる写真も戦略
通信手段の発展の流れの中で書かなきゃ×
(>>530の続き)
日露戦争後の文脈の流れで、
イラン立憲革命と同等にガンディーの運動が取り扱われているのはかなりの誤り
ここだけ異様に浮いている感がある(しかも、解答の最後だしね・・・)
リード文の『視聴覚メディア』に注意しなくてはならない問題
後は国内の民衆の意識向上以外にも、国際世論の支持を取り付ける狙いがあったことを書くべし
それと『汽船』は直接的な植民地化を加速させた原因じゃない
それよりも、インド洋航路の汽船整備が東南アジアムスリムのメッカ巡礼を盛んにして、
アフガーニーのパン=イスラーム主義やワッハーブ派の復古運動の伝播に繋がり、
イスラーム世界の民族運動を刺激したことを書いた方が良いと思う・・・
この事実の大部分は河合の山内先生の受け売り。
しっかし、これはひでぇーレスだな。www板も板だからな^^;
まぁ、俺も同じこと思ってた。これ違和感あるよ・・・って感じで。
ちなみに青本はどうなってんのかな?
ネガキャンはるわけじゃないですが、河合以外の予備校はこの正しい答案書けてなかった(^ω^)
ソースは予備校教師情報と、中谷HPより。
まぁ、この問題に関して言いたいことは↑で言ったので、残りあとちょっと。
赤本の解答批判続けてもしゃーないしwww(解説部分に突っ込みどころ多すぎることに気づいた)
大問1で交通がテーマなのに、大問3もまた交通がテーマです!
東大なめてんのかーw(#^ω^)
<一問一答・記号・短文論述>テーマ『文化』『交通手段』難度:★★★★☆
正解数 20/29
(※短文論述も1問としてカウント、複数答えさせる問題はそれぞれごとに1つとカウント)
この前どっかの大学生が落書きして取り上げられた場所が出てた。
(とはいっても、彼らだけでなく多くの人が落書きしまくり状態らしい・・・)
ドゥオーモ、サンタ-マリア-デル-フィオーレ大聖堂(フィレンツェ)、設計者ブルネレスキ
ていうか、俺文化史よえええええ。ブルネレスキは用語集レベ10じゃねーかwww
解説より、またマイナーな用語のボキャブラリが増えた。
シニョリーア制、クレピーの和約。
シュリーマンが出てきた。
この人の『古代への情熱』は是非ともお勧めする本。
当時、考古学の概念がない中で、自費でよくぞ諦めずに発掘をしたもんだ。
- でも、実は色々差し引かなきゃいけない事実があるらしい。(wikipediaより引用)
ちなみにこの人、17歳の少女と結婚してます。
幼少のころにホメロスの『イーリアス』に感動したのが、トロイア発掘を志したきっかけであるとされている。自身の著作にそのような記述あることから、長年、信じられてきたが、近年の研究では功名心の高かったシュリーマン自身の創作にすぎないことが判明している。発掘当時は「トロイア戦争はホメロスの作り話」と言われ、トロイアの実在も疑問視されていたというのもシュリーマンの著作に見られる記述であり、実際には当時もトロイの遺跡発掘は行われていた。シュリーマンの「トロイア実在説」は、当時からして、けして荒唐無稽なものではなかった。
周敦頤は書きなれてないと、漢字を思い出せなかったりする。俺もそう。
道教の用語穴埋め、これも決まり文句。
老荘思想に無為自然。
インド文化は完全に抜けてた。
カタカナ多くて、わけわかめ。要チェックだな。
蒸気船問題で、サヴァンナ号書けなかった・・・
大西洋横断に成功した船ね。ちなみに「ほとんど蒸気は使わず、帆で進んでた」そうだけどね!
関連で、フルトンの蒸気船はクラーモント号。
そして、スティーブンソンの鉄道はロコモーション号。
大陸横断鉄道問題。
ゴールドラッシュで沸いたサクラメント近郊の位置(カリフォルニア州北部)が分かれば解決。
ロッキーの山々を貫通するトンネル工事の大変さは、テレビのドキュメンタリで見ました。
中国人労働者の方々の苦労のおかげですね。
余談だけど、アムトラック乗って旅行したい。
オリエント急行問題。
そう、推理小説のアガサ・クリスティや007シリーズのイアン・フレミングの作品の舞台ともなりました。
ていうか、俺はバンコク-シンガポール間で走ってる(イースタン)オリエント急行のイメージが強かった。
そのせいでこの問題悩みまくった(;´д`)
が、当時は良く考えたら欧州地域だけだよなwww
現在は、本家はストラスブール-ウィーンを走行。
当時、パリ-コンスタンティノープルを6日で結んだそうです。
ちなみに!途中繋がってない区間があって、船に乗ったりしなきゃいけなかったらしいw
さらに豆知識(調べてみた)
オリエント急行'88という企画があって、1988年に、
フランスから西ドイツ、東ドイツ、ポーランド、ソ連、中華人民共和国を経由し香港まで陸路を走行、香港から山口県下松港までは客扱いなしで航送(船で輸送)され、広島→東京とやってきたらしい。
生まれてない頃の話ですね・・・
ちなみにこの企画、フジテレビとJR東日本が主導で、バブリーな頃にド派手にやったものです。
この列車の走行距離は実に15,494kmであり、最長距離列車として『ギネス・ワールド・レコーズ』にも登録されているそうです。
あ、あと東大作問者に文句(#^ω^)
某所でも出てるけど、「近代のツーリズムの幕開けを告げた」っていう文章は明らかに間違え。
めっちゃ高い運賃で、輸送力も大してない、貴族専用列車が近代ツーリズムと言えますか?東大さん?
ウラジヴォストーク、シベリア鉄道の端。
この都市名の意味は、ロシア語で「東を征服せよ」だったかな?
物騒な名前で日本涙目(´;ω;`)
最後は地下鉄問題。
ああ、英語の有名な話だけど、「地下鉄」は英国ではtube、米国ではsubway。
メトロはフランス語らしい。
★2004年・・・やや難
<大論述>『銀を中心とした世界経済』難度:★★★★☆
自分の出来栄え:△
ここから今の出題形式。
にしてもこの問題、かなりグローバルだから、まとめ方が難しい。
用語をどういう流れで使うのかは分かるのだけど、全体の構成のバランスや順序がかなり悩む・・・
この問題は多くの解答例を見て、色々参考にする必要があるかなーと思った。
用語の中で一番使いにくいのは、グーツヘルシャフトだと思う。
これは、西欧市場に組み込まれた東欧穀物・・・という絡みで書く必要がある。
そして、更にこれを銀に絡ませないといけない。
後はそれぞれのできごとが16、17、18世紀のいずれかなのか。
これをはっきりさせておく必要があるかな。うん、これぐらい。
<小論述>『宗教と社会の関係』
(1)『ユダヤ教』難度:★★★☆☆
自分の出来栄え:○
ちょっと忘れやすいかもなテーマ。
キーワードとしては、選民思想、戒律主義、メシア信仰、ヤハウェ侵攻・・・
出来事は南北分裂滅亡バビロン捕囚コンボ炸裂
民族宗教という言葉を入れると良いかもです。
(2)『キリスト教』難度:★★☆☆☆
自分の出来栄え:◎
これに関しても教科書レベルの内容。
関連事項としては、東西ローマの違いなどに絡んだ論述問題もあるってことぐらいかな。
(3)『イスラム教』難度:★★★☆☆
自分の出来栄え:△
3つ挙げてとあるので、3つ考える。
変化とあるので、前後両方をしっかり書く。
選挙から世襲と、聖俗両権(これは異論もあり。政治面のみという意見も)から宗教権威のみに限定、の2つは書いた。
後、思いつかなかったが、言われればそうだったなぁというのが、
1→3人、カリフの人数。ウマイヤ、ファーティマ、アッバースといますからね。
<一問一答>『書物の文化』難度:★★★☆☆
正解数 9/11
五経から四書、これ大事だと分かった。
『高麗版大蔵経』とかすっかり忘れてたぜ・・・^^;
最後の電子計算機(コンピューター)、これが分かりにくすぎる。
これは良くない問題だろ。
まぁ、可もなく不可もなくといった感じでした。
2009年02月23日17:08 mixiより
最終更新:2009年03月01日 20:43