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ホストのnamedを制御するスクリプト。

/*named.conf*/
acl "localtest" { <-アドレス群に名前をつける
   127.0.0.1/xx;
   192.168.a.b/yy;
   192.168.c.d/zz;
}

options { <-オプションを設定する
    directory "var/named"; <-設定ファイル、ゾーンファイルのディレクトリ
    pid-file "/var/run/named/named.pid"; <-PID保存用のファイル。左の値はデフォルト値。
    allow-query{localtest;}; <-問い合わせ元をtestで指定したアドレスだけに制限する場合の書き方
    allow-transfer{localtest;}; <-転送先をtestで指定したアドレスだけに制限する場合の書き方
}

view "内向きDNS設定名" { <-viewはmatch-clientsの相手に応じてネームサーバに違う処理をさせたいときに使う
    match-clients{localtest;}; <-localstestのアドレスの場合のみview括弧内の設定が適用される
    recursion yes; <-再帰問い合わせOK
    zone "xxx.xxx.xxx.in-addr.arpa" {
       type master; <-slaveとか。
       file "yyyyyy";
    };
}

view "外向きDNS設定名" {
    match-clients{any;} <-全てのアクセスにおいてview括弧内の設定が適用される
    recursion no; <-再帰問い合わせNO
    zone "xxx.com" {
        type master;
        file "zzzzz";
        allow-transfer{localhost;};<-転送先をtestで指定したアドレスだけに制限する場合の書き方
    }
}

/*zonefile"yyyyyyy"*/ <-sample.co.jp.dbみたいな名前にすることが多い。
 $TTL 86400 <-ttlとはTime to Liveの略で、DNSキャッシュの保存期間を表す。(86400秒=1日)
 @    IN    SOA 
      IN    NS
 ・・・ 
のような感じで記述する。

レコードの記述についてはDNSサーバーレコードを参照。
その他、詳細については下の参照を参考のこと。



【参照】ゾーンDBファイルの設定
http://vine.1-max.net/bind.html

【参照】ゾーンファイルの署名
https://phantom37383.blog.fc2.com/blog-entry-1825.html
最終更新:2018年11月18日 22:27