WBSとは作業をワークパッケージと呼ばれる単位まで分解し管理する手法のこと。
1.作業の細分化は抽象的でも、細分化しすぎてもいけない。
前者は作業漏れ等による品質低下が発生する恐れがあるため。
後者は工数見積もりを細かい作業単位でしすぎた結果、工数想定が異なった場合に
予実のずれが肥大化し管理しづらくなる恐れがあるため。
2.MECE(漏れが無い)ように注意する。
100%ルールと呼ばれ、プロジェクト要素に抜け漏れが無いようにすることが重要。
3.周囲との意識合わせも重要。
4.WBSを利用するメンバに応じて粒度を変える。
5.WBSの構成管理についてもルールを決めておくこと。
6.プロジェクトや作業項目の詳細内容が分かっていないために、WBS作成が難しいケースもある。
そのような場合にはプロジェクトを進めながら細分化を行うローリング・ウェーブ計画法が有効となる。
最終更新:2022年07月18日 19:32