英語長文問題集―文を超えて、文章を読む

駿台文庫から出版されている大島保彦の著作
現在の英語入試の長文化にどう対処するかを説いた本で会話口調で語られている。
関関同立、早慶、その他私大などで10問+東大後期が掲載されている。東大後期だけ難易度が突出している。
問題は小冊子として巻末にまとめられている。かなり解答解説が豊富。また、小冊子なので扱いやすい
基礎的な文法・構文事項をある程度修得し、読解に本格的に取り組みだしたころに用いると効果的。
授業で大島師が配るプリントをもとにして、実際の授業にあたる内容を会話口調で記述して書籍化したような内容。
「東大入試問題に隠されたメッセージを読み解く」などと違い、教養的雑談のような内容はあまり含んでいない。大島師の(一流)英語教師としての側面を伺うにはこの本が一番である。
分詞構文についての説明があったりするので、上級者だけでなく中級者も想定している参考書のように感じられる。学力の高い高2生などにもおすすめ。
使い方が最初にかいてある
文のおおまかな流れ・展開に着目することで、長文全体の構成が把握できるように作られている。テクニックに走らず、正統な方法
夏期講習の英語構文特講、英文読解-ヨコからタテヘ、冬期講習の英語長文読解特講で語られる内容の原点がこの本だろう。しっかりと取り組む価値がある
複雑な文は構文をとってあるし、設問の解法も丁寧。
対応・対句表現を活用するということを重視する。
2017年現在、絶版となった模様
最終更新:2017年08月02日 01:04
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