上野一孝

上野一孝

上野一孝(うえのいっこう)は駿台予備学校古文科講師。
東大・早慶コースなどに出講。日本文芸家協会会員。
東京大学文学部国文科卒。仏教大学大学院修士課程修了。

<経歴>

  • 1958年、兵庫県姫路市に生まれる。
  • 1975年、森澄雄に師事して、「杉」に投句を開始。
  • 1976年、第一詩集『葬』を「あくと」発行所より上梓。
  • 1993年、「杉」編集長に任ぜられる。また、「杉」同人に推される。
  • 1997年、第一句集『萬里』を花神社より上梓。また、同句集により杉賞を受賞。
  • 2005年、「杉」編集長を退任。
  • 現在、駿台予備学校受験生に古文の学習を指導するかたわら、東京外国語大学・清泉女子大学非常勤講師として俳句創作論の講義・演習を担当。
  • 以上は「李白-上野一孝句集」(ふらんす堂、2008年)の著者プロフィールより引用した。

<授業>

  • 手に持病があることで、事前に板書の字が小さくなる、あるいは板書が少なくなることを事前に言って授業に入る。但し、板書についての質問は受け付ける、等のフォローも充分入れての事。
  • 決まった時間に薬を飲む必要があるため、昼休みの質問は食後(服用後)に行く方が良い。全訳の添削等も同様。
  • 単語や文法の意味を説明する時、自身の体験談と関連付けて話すことが多い。それゆえ、最初はカオスだが最後でぱっとまとまりを見せるマジシャン的な発言となる。
  • 文法の話になると、ときどき真顔でボケを言って印象付ける。勿論、それは役に立つ内容である。
  • 授業中真顔でギャグを言うことが多くその内容は非常にシュールであるため多くの生徒の笑いを誘う。
  • 基本単語が出たとき「ピンポーン!」という(チェックせよ、との意味)数回授業を受けると反射的に手が動くようになり、また逆に「基本単語ですね」という本来普通の説明の時は誰も手が動かなくなったりする。師もそれに気づいて改めてピンポンコールし直すことがある。
  • 上述の通り短歌に精通しており、本文中に和歌がが出ると僅かに口調が変わる。が、余りに専門的過ぎる話は出ない。むしろ解説とギャグしか出ない。
  • 大島師曰く「上野一孝も雲とか森とはまた違った意味で向こう岸の人なんだよ」
  • 講習では添削が最初からサービスでついていることが多い。かなりありがたい

<人物>

  • 浪人時代は、駿台京都校にて過ごす。
  • プロ野球は関西地区出身であることからか、阪神ファン。
  • 東大入試実戦模試の国語(古文)の問題作成担当をしていることをはじめ、駿台の「東大古文」は彼が主に担当している。
  • 大学の入試問題だけでなく解答用紙の形式の研究までもしており、受講生に向かって「一橋大学の受験モニター募集中」と冗談交じりで宣伝する。一橋大学は解答用紙を非公表としているため、実際の受験生からの解答用紙の情報を募集しているが、受験生はやはり合格が目標であるため、そこまでは目がいかないことから正確な情報が得られないことが大半である。そこで、解答用紙の形式の情報を知るために受験に行ってほしい人を募集しているとのことである(勿論、謝礼は有るそう)。
  • 彼の夢はteaching eraser
最終更新:2017年08月09日 13:18
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