吉原修一郎
吉原修一郎(よしはら しゅういちろう)は駿台数学科講師。慶應義塾大学工学部機械工学科卒。元SEG数学科講師。医学部難関大学理系セミナーacross(アクロス)でも数学を教えている。御茶ノ水では、主に東大・京大・東工大コースに出講。東大進学塾エミ―ルにも出講している。
人物
初等幾何をこよなく愛する。「パズドラなんかよりこっちの方がはるかに面白い」by本人
相加相乗平均で最小値などを出すのを嫌う(師曰く、おいしいところが少ない)なので、理系クラスでは数IIIの知識を活かして微積で求めにいくことを勧める。この姿勢は他の講師にもみられる。
高校生時代、バスケットボールと初等幾何に夢中だったらしい。
大学課程に突っ込んだ話もする。また本も紹介してくださることもあり。
関西弁訛りが心地よい。
イケメンである。講習のパンフレットの講師一覧の写真ではまさかのオールバックである。因みに既婚、お子さんも二人いらっしゃって、教育熱心なよう。
上記のことからもわかるように、授業はとても分かりやすく疑問が残らない。質問対応もとてもよく、生徒がわかるまで教えてくれる。
どの分野でもわかりやすく教えてくれるが、やはり師が輝くのはベクトル、初等幾何である。数列を扱う際には必ず数列の和についての話をする。
その他軌跡と領域の問題についても明るく、どんな問題でも非常に明快に解かれる。この時、多くの学生が行いがちな軌跡の問題に対する姿勢を強く批判し、正すように仰る。
関連して、師曰く「同値変形がきちんと出来る人は本当に少ないんです。塾講師のバイトの特技欄に「同値変形」と書いてあったら僕だったらその場で採用しますね」とのこと。この発言の本意は受講してみてのお楽しみ。
解法はエレガントで数学の本質を突くものである。後期になると「どうしてその解法を取るのか?」をじっくりと解説するため、発想力が磨かれる。
問題によっては、時間の都合上後は計算だけというところまで行くと解答を途中で終わりにすることがある。もちろん自力で計算できなければヤバイレベルなので気にすることはない。分からなかったら質問をすれば良いだけである。
結構延長サービスをしてくださる。通期でも5分少々、講習会では20分程延ばしてくださることも。
ちなみに、授業の始まりに必ず雑談をする。本人は面白いと思って話しているのだろうが、びっくりするほどつまらない。反応にとても困る。しかし、凍りついた空気が逆に面白いという声も。その空気を、気を使わず笑い飛ばせるのも、師のキャラクターゆえである。
講習
季節講習では以下を受け持つ(校舎はお茶の水に限らない)
- スーパー数学(α)(完成)IAIIB
- スーパー数学(α)(完成)III
- 早慶理工数学(夏期)
- 私大医系数学
- 直前・数学ファイナルアタック(IA・IIB)
- 直前・理系数学最終チェックI・II
最終更新:2016年01月30日 18:55