その日は、地球防衛軍の防衛チームが一堂に会した合同演習の日であった。
竜ヶ森湖に集まったウルトラ警備隊、MAT、AEGS。それに国際科学警察機構の科学特捜隊も共同で演習は行われていた。
そこに突如、青白く光る光球と無数の円盤が飛来する。演習は中断され、すぐさま円盤との交戦状態に入る各チーム。科特隊のムラマツキャップは、この戦いに「ウルトラ作戦第一号」と名付けた。
円盤に対抗できる兵器を持たないAEGSは、湖に落ちた光球の調査を開始していた。
そんな中、新たに飛来した赤く光る光球と、科学特捜隊のハヤタ隊員の乗ったビートルが衝突。ハヤタは消息を絶ってしまう。
円盤と防衛チームの激戦が続く中、湖の近辺で調査していたAEGSの前に、怪獣ベムラーが現れる。すぐにナイトハルパーに次装したタクトだったが、ベムラーは手強くナイトハルパーの力では太刀打ちできなかった。
しかしその時、辺りが赤い光に包まれ、光の中からソーディオンとは違う銀色の巨人が現れる。
銀色の巨人は、瞬く間にベムラーを倒してしまった。しかし、それを見計らっていたかのように、円盤から新たに怪獣が投下される。
消耗している巨人では、怪獣に勝てるかどうか分からない。巨人を助ける為、タクトは隊員たちの目を盗みソーディオンに変身した。
2体の巨人が怪獣を倒すと、円盤軍は何処かへと消え去っしまった。
戦いが終わり、心配していた隊員たちの前に現れたハヤタ。
彼は巨人を、超人「ウルトラマン」と名付けたのだった。
- ウルトラマン初登場。
- ベムラーを護送中だったウルトラマンは、円盤軍に襲われてベムラーを取り逃がしてしまった。
- 円盤軍の正体は宇宙人連合。以後何かと地球を侵略しようと現れる。
最終更新:2008年05月31日 17:18