パトロール中だったウルトラ警備隊のフルハシとソガの前に、風来坊のような謎の青年が現れた。
“モロボシ・ダン”と名乗ったその男の正体は、恒点観測員340号として地球を訪れ、その地球が宇宙人連合に狙われていると知り、地球を守る為に人間の姿を借りたM78星雲人だった。
ダンによって、見えない円盤のことを知ったウルトラ警備隊は、クール星人からの宣戦布告に対し、特殊噴霧作戦で対抗しようとしていた。
同じ頃、宇宙ステーションV3から6ヵ月ぶりにイシグロ隊員が帰還していた。そして、イシグロが帰還した頃から、人が植物のような怪人に変貌する事件が起こっていた。
これを怪人事件と断定して捜査を開始したAEGSだったが、本郷はそれが、ショッカーの仕業でないことを見抜いていた。
さらに本郷は、クール星人の仕業に見せかけて、ショッカーが地球防衛軍の隊員ばかりをさらっていることに気付く。
そこで、本郷とAEGSはイシグロ隊員宅を警備し、ショッカーを待ち伏せする作戦に出る。
案の定現れたショッカーだったが、怪人カメレオン男がイシグロをさらおうとした瞬間、イシグロはワイアール星人に変貌してしまった。本物のイシグロは、クール星人のアジトに捕らえられていたのだ。
ワイアール星人は巨大化して暴れまわり、作戦を潰されたことに怒ったカメレオン男も、破壊活動を始めてしまった。さらにそこに、特殊噴霧作戦で可視化されてしまったクール星人の円盤も現れ、町は戦場と化してしまう。
応戦する仮面ライダーとナイトハルパー。
その時、赤く輝く巨人が現れた。赤い巨人は、円盤とワイアール星人を倒し、カメレオン男も、仮面ライダーとナイトハルパーの前に散った。
捕らえられていた人質も無事に救助され、こうして無事事件は解決した。
ウルトラ警備隊は、感謝の意を込めて赤い巨人を、ウルトラ警備隊7番目の男「ウルトラセブン」と名付けたのだった
- タイトルの「姿なき挑戦者」とは、クール星人の見えない円盤と、姿を消せるカメレオン怪人のこと。ぶっちゃけこじつけ。
- クール星人とワイアール星人は宇宙人連合の手先で、同時進行で作戦をしかけてきた。
- なんとかクール星人とカメレオン男を同じにやりたかったので、かなり無理やり繋げた。カメレオン男は原作再現皆無。
- タクトと本郷は、既にある程度協力し合っている。
最終更新:2008年05月31日 17:38