Successful Software Management - 17 Lessons Learning(成功するソフトウェア・マネジメント:17の教訓)
by Johanna Rothman, Rothman Consulting

Table of Contents

  • 教訓1. 「Know What They Pay You to Do(何をするために給料をもらっているのかを意識する/自分にとってのミッションは何か)」
  • 教訓2. 「Plan the Work:Portfolio Management(マルチタスクは避け,緊急案件と重要案件を区別する)」
  • 教訓3. 「Accept Only One #1 Priority at a Time(重要案件には必ず優先順位が付けられる)」
  • 教訓4. 「Commit to Projects After Asking Your Staff(スタッフに確認したあと,プロジェクトに専念する)
  • 教訓5. 「Hire the Best People for the Job(仕事に合わせてベストな人材を選ぶ)
  • 教訓6. 「Preserve Good Teams(チームの重要性)」
  • 教訓7. 「Avoid Micromanaging or Inflicting Help(マイクロマネジメントの回避/やっかいなお世話)」
  • 教訓8. 「Treat People Individually and With Respect(尊敬をもって個人としてスタッフを扱う)
  • 教訓9. 「Meet Weekly with Each Person(週ごとに個別のスタッフ・ミーティングを持つ)」
  • 教訓10. 「Plan Training Time in the Workweek(1週間の仕事の中でトレーニング時間を計画する)
  • 教訓11. 「Give Credit Freely(信頼の絆を広げる)」
  • 教訓12. 「Fire People Who Can't Do the Work(仕事ができないスタッフは解雇する)」
  • 教訓13. 「Emphasize Results, Not Time(時間ではなく,結果を強調する)」
  • 教訓14. 「Admit Your Mistakes(ミスを認める)」
  • 教訓15. 「Recognize and Reward Good Work(良い仕事は認め,褒賞を与える)」
  • 教訓16. 「Take a Vacation(休暇を取る)」
  • 教訓17. 「Manage Yourself(自己管理をする)」



教訓5. 「Hire the Best People for the Job(仕事に合わせてベストな人材を選ぶ)

プロジェクトに合わせたベストな人選の重要性について触れる。
ベストな人材とは、必ずしも技術的に優れているだけではなく、多様性、たとえば性別の違う人や、現状に疑問を持つ人、異なった考え方を持つ人など、さまざまな人材を雇用することを考慮すべきで、こうした人材を確保するためにインタビューや面接の手法を工夫すべきである。


教訓6. 「Preserve Good Teams(チームの重要性)」

チームは作るものではなく。チームワークの上手な人がチームとなってよい仕事をする。


教訓7. 「Avoid Micromanaging or Inflicting Help(マイクロマネジメントの回避/やっかいなお世話)」

マネージャはマイクロマネジメント(詳細におよぶ管理)は極力避け、助けを求められたときだけ手を差し伸べ、基本的にはスタッフを信頼して任せる。


教訓11. 「Give Credit Freely(信頼の絆を広げる)」

素晴らしい仕事をしたスタッフを評価し、そのことをほかのスタッフにも知らせることを推奨する。結果的にそのスタッフだけでなく、マネージャである自分の評価にもつながる。


教訓12. 「Fire People Who Can't Do the Work(仕事ができないスタッフは解雇する)」

仕事で役に立たないスタッフを排除するのは大事であるが難しいことが語られている。
だが、仕事ができないスタッフがいると、できるスタッフの士気が低下しチーム全体の生産性に対してマイナスの効果がある。これはゼロより悪い。


教訓13. 「Emphasize Results, Not Time(時間ではなく,結果を強調する)」

仕事の成果と仕事時間がイコールであるというのは幻想。


教訓17. 「Manage Yourself(自己管理をする)」

マネージャとはどうあるべきか。失敗は誰にでもある。これは、マネージャであっても例外ではない。
大事なことは完璧を目指すのではなく、失敗を早い時期に認めることであり、自らの失敗を否定したり、無視したり、人のせいにするといった行為はプロジェクトに最悪の結果しかもたらさない。そして、「適当に休暇を取りリフレッシュ」し,「感情をコントロール」する。






最終更新:2021年05月07日 01:35