織笠大地


「風が…明日は雨か?匂いが少し湿ってるな。」
「っ!?……な、なんだ…お前か…。俺に話しかけるときは前からにしてくれ…見えないからさ…。」
「もっと触れていいか?見えない分、触れて感じてみたい。」
「俺にはどんな顔してるかとか全然分からない。だけど、声が聞こえる気がするんだ。心の声ってやつかな。泣いてるだろ?」
「突然見えなくなってつらくないやつなんかいないだろ。でも、つらいって言ってどうなるんだよ。」
「丁か半か!賭けた賭けた!今賭けないと損だ!あんたの運を賭けてみな!」
「桃の匂いが一段と甘くなった。もうすぐ収穫時だな。」



【名前】織笠大地(おりかさ だいち)
【性別】男
【職業】賭博屋(祭りではクジ屋)
【髪の色】パステル水色
【瞳の色】白色
【年齢】19歳
【誕生日】?月?日
【血液型】?型
【身長】176cm
【一人称】俺
【二人称】お前・あんた


【容姿】

水色の髪に白の目。目の周りに火傷跡がある。
盲目の目をあまり見られるのがあまり好きではないのか、片目を隠している。

【性格・その他】

白い目をした盲目の男。数年前にこの町に流れ着いた。
視力を失ったのは町に流れ着くほんの少し前のこと。
どうやって視力を失ったかは分からない。そこら辺の記憶は曖昧らしい。
長年の訓練のおかげで嗅覚や聴覚が発達し、自力で歩行程度はできる。
しかし後ろから声をかけられたり、肩を叩かれるのは未だに少し苦手。
黄葉にはよくからかわれ対象に扱われる。

性格は少し大人の考えも持っている落ち着いた青年。
弱みを見せるのが嫌いらしく、努力で目が見えないハンデを見せないようにしている。
だが、予想外の出来事が起こると不安に駆られ、動揺を隠せなくなる。

普段は町のはずれで賭博屋をしている。
目は見えないが、ズルはたいていは音でわかる。
賭け事は盲目の自分でなくても勝敗を誰も見ることができないから優劣がない、だから好きらしい。
営業時間はお昼過ぎから夜まで。あまり長くは営業していない。

相手の声や足音を覚えて、人を覚える。目が見えないので当然姿形は一切分からない。
目が見えている時に見ていない(知らない)ものは想像ができないので特徴を伝えてもらう。
珍しいものは触って形や感触を確かめ記憶する。

目が見えなくなってから嗅ぐようになったせいか、良い匂いが好き。
フルーツの匂いなど自然な匂いが特に好き。
フルーツが好きで、賭博屋の裏に小さな果樹園を作っている。
桃が特に好きなようで、果樹園の中では桃が一番多い。
盲目のため世話には時間がかかるが、黄葉を始め、色んな仲間が手伝ってくれている。

【好き嫌い】

好き⇒賭け事、体温、良い匂い、桃
嫌い⇒不意打ち

【関係】

~結構頼りにしている~
黄葉
最終更新:2013年02月27日 09:22