Oracle Master Bronze DBA講座【4】
※ネットワーク環境の構築
1.確認しておきたい内容
| Oracleのネットワーク構成 |
| ネットサービス管理ページを利用したネットワーク構成 |
| リスナー制御ユーティリティの使用 |
| Oracleデータベースにアクセスするクライアント構成 |
2.Oracleのネットワーク構成
- Oracleデータベースではネットワーク接続にOracle Netを使用します。
- Oracle Netはクライアントとサーバの双方に配置、設定され、標準プロトコル上で動作します。
- アプリケーションサーバなどの中間層をインストールする場合は、中間層サーバにOracle Netをインストールします。
3.リスナーの構成
- Oracle Netのサーバ側プロセスはリスナーと呼ばれ、
デフォルトではサーバの$ORACLE_HOME/network/admin/listener.oraファイルで構成します。
※構成のツール一覧
| ツール |
説明 |
| Oracle Enterprise Manager |
Database Controlページから構成を行う。 |
| Oracle Net Manager |
GUIのJavaアプリケーションにて構成を行う。 |
| Oracle Net Configuration Assistant |
GUIのJavaアプリケーションにて構成を行う。 |
- Oracleソフトウェアのインストール時に、Oracle Universal Installer(OUI)でデータベース作成も行っている場合、リスナーはそのデータベースに接続できるように構成されています。
- デフォルトのリスナー名は「LISTENER」です。start(開始)、stop(停止)、status(ステータス確認)などもリスナー制御ユーティリティで実行可能。
4.クライアントの構成
クライアントからOracleデータベースに接続するには、クライアント側のOracle Netを構成し、リスナーと接続できるようにする。Oracle Netの構成では、ネーミングメソッドによってOracleデータベースの識別方法を設定します。
| ネーミングメソッド |
説明 |
| ローカルネーミング |
クライアント側のローカル構成ファイル(tnsnames.ora)を使用する |
| 簡易接続ネーミング |
TCP/IP接続にて、ホスト名、リスナーポート、データベースサービス名を使用する |
| ディレクトリネーミング |
LDAP対応のディレクトリサーバで管理された情報を使用 |
| 外部ネーミング |
Network Infomation Service(NIS)などで提供される外部ネーミングサービスで管理された情報を使用する |
下記は、ローカルネーミング(TNSNAMES)と簡易接続(EZCONNECT)が使用可能
NAMES.DIRECTORY_PATH=(TNSNAMES,EZCONNECT)
※クライアントからサーバへの接続について
クライアントからは、ユーザ名とパスワード、接続識別名で構成される接続文字列を送信。接続識別名はネットサービス名とも呼ばれ、ネーミングメソッドに従って、実際の接続に必要な情報を持つ接続記述子を取得。
簡易接続ネーミングメソッドを使用している場合は、
ファイルの構成は必要なく、次の構文で接続可能。
connect ユーザ名/パスワード@ホスト名[:リスナーポート]/サービス名
※リスナーポートに関してはデフォルトの1521を使用している場合は省略可能。
最終更新:2008年07月07日 16:34