プロキシ(Proxy)
企業などの内部ネットワークとインターネットの境にあって、直接インターネットに接続できない内部ネットワークのコンピュータに代わって、「代理」としてインターネットとの接続を行うコンピュータのこと。また、そのための機能を実現するソフトウェア。
ネットワークに出入りするアクセスを一元管理し、内部から特定の種類の接続のみを許可したり、外部からの不正なアクセスを遮断するために用いられる。
NATやIPマスカレードと違って、Webブラウザなどのクライアントソフトウェアにプロキシを使うことを明示的に設定しないと利用することができない。
ではなぜそんなものを使う必要があるのか?
あなたがインターネットを楽しみ、あるAという
サーバーを訪問したとすると、Aにはあなたのアクセスログ(訪問した証みたいなもの)が残ります。もし、Aというサーバーが悪意を持っていた場合(めったにありませんが・・・)、あなたのアクセスログから最悪あなたの身元を割り出してしまうかもしれません。その結果・・・・、迷惑メール、ネットストーカー行為などなど・・・・。考えただけでぞっとしますね。
そこでプロキシサーバーBの登場です。上記のように普通に接続した場合「あなた」>Aと接続されますが、プロキシサーバーBを使うと「あなた」>B>Aという具合に接続され、Bにはあなたのアクセスログが残りますがAにはBのアクセスログが残り、Aにはあなたがアクセスしてきたことがわからないのです。
単にプロキシと言う場合は、WWW閲覧のためにHTTPによる接続を中継するHTTPプロキシを指す場合が多い。HTTPプロキシの中には、外部との回線の負荷を軽減するために、一度読みこんだファイルをしばらく自ら保存しておくキャッシュ機能を持つものもある。
最終更新:2011年12月14日 17:51