小沢資金疑惑騒動からマスキングされている観のある外国人参政権の問題ですが、民主党首脳部には賛否両論、議員立法での提出案も出ている状況となりつつあります。

そのような状況下での1月19日の朝日ドット・コムの外国人参政権についての国民アンケート調査の結果には目を疑いました。
60%が賛成とは到底考えられない数字でした。
事実、多くのネット上のアンケートでは90%を越す「反対」になります。

外国人参政権に賛成60%、反対29% 朝日世論調査

これは状況を把握していない人達がその質問の意味を十分に知らされずに、唐突に回答を求められたに等しい状況からの結果と判断できます。
また、朝日の情報は偏向激しく、常に左よりの傾向を示すことが多く、信憑性が有りません。
外国人参政権についてマスメディアを通じての報道、解説が一切成されない現状で、このアンケート結果だけを導き出すことが妥当なものかは誰の目にも明らかで、大いに疑問が残ります。
今後この朝日の情報が一人歩きをして、推進派により更なる情報誘導が行なわれることは、今更説明の必要が有りません。

あるSNSでの記載に、その数字は添付の写真のように「名護市」での調査の数字ではないかとの情報が示されていました。

100119_asahi.jpg

ソースの調査により、朝日ドットコムでの配信内容では、世論調査の調査方法が「名護市内」と表示され、2010年1月19日 11:45以降は現在表示のようにから「全国」に変更されたようです。
60%の賛成との数字は民主党支持者、リベラルの多い名護市での統計データとすれば納得の行く数字です。

記載についての変更は以下の通りです。

・・・・・・・・・・・・・[変更前の記事]
 〈調査方法〉17、18の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、 名護市内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1291件、有効回答は844人。回答率65%。

・・・・・・・・・・・・・[変更後の記事]
 〈調査方法〉16、17の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、 全国の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は3628件、有効回答は2182人。回答率60%。
          
朝日新聞に状況を確認された方からは「同じ頃に名護市民のアンケートがあり、そちらに使った文章をコピペして内閣支持率のアンケートに使ったところ、修正を忘れた」との安易な発言だったようです。
しかし、偏向激しく、外国人参政権推進の立場である朝日のこと、真相は不明です。
ここで言うRDD方式のアンケートとは、電話調査におけるサンプリングの手法の一種で、ある一定の法則に従い市外局番と市内局番の下にコンピューターで作成した4桁の乱数で電話発信する方法で、RDD(ランダム デジット ダイアリング)の意味です。
一見、情報に普遍性を持たせているように思われますが、実は朝日読者に対しての意見聴取と言われており、情報を誘導する手法と取れます。
あらゆる手段で外国人参政権の成立を画策する政権、マスコミの実態がこの様な点でも理解でき、日本の現実が如何に恐ろしい力に晒されているかを物語る証しです。

主権、国防、治安等を含めた議論を尽くさないままに、現在最も重要と思われるこの法案についての早急な結論の捻出は、全く論外と言わざるを得ません。
国民投票等の広く国民の真意を問う方法で結論を導き出すべきです。

最終更新:2010年01月21日 03:07