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第一話 突然世界はなくなった

西暦20××年。
資源の尽きかけた地球は、他の星に資源を求めた。

もはや滅亡しかけるかしないかというその時。
希望の光が現れた。

調査団がひずみを見つけたのだ。
そのひずみの先には、なんと人がいる惑星があったのだ。

その星の住民は、背中に翼を持ち、圧倒的な身体能力を持っていたため、天使と呼ばれた。
彼らは、非常に温厚で、長い間協力し合っていた。
しかし・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いつもと変わらない日常。いつもと変わらない・・・一人の朝。
でも、一筋の閃光が、その日常を変えた・・・。
・・・。

今日は何かおかしい。

いや、部屋の景色は変わってないと思う。

茶麻が家に来てなければ。の話だが。

俺はため息をつくと、周りを見渡した。

右にはキッチン。昨日の晩御飯、片付けてなかったな・・・。

中央には制服。そういえば今日は平日だっけ・・・。

枕元の電波時計の日付を見ると【4月17日(月)】

俺はのそのそと制服に着替えると、窓辺を見た。

・・・おかしかった意味がわかったよ。

「・・・なんで雪が降っているんだ・・・?」

確か、昔やった戦争の影響で、雪が降らないと言っていた。

でも、何故・・・?

俺はあわててテレビをつけた。

ニュースでもやはり雪の話題が出ており、ニュースでは、【異常気象によるためだ】とか言ってる。

なんか・・・ありそうだな・・・。

そう思い俺は、急いで支度した。




あ・・・雪で自転車無理だな・・・。

このすべる床じゃ、確実に滑るな。

仕方ない。時間がかかるが歩いていくか・・・。

そういや茶麻、今日来なかったな・・・。

演劇部の集まりでもあるんだろうか?

45分後。無事に教室へ着けた。(もっとも、数回こけそうになったが)

「おっす哉依!!」「おはよう・・・」

なんだ。輝に裕也か。

「ああ、おはよう・・・」

「おめえすげぇよな!!雪だぜ雪!!俺初めて見たぜ!!うっわ冷たいな」

こいつは金島 輝。俺の友人で結構馬鹿。

今のように、雪を見てはしゃいでいる。遅刻するぞ?

「哉依・・・今日日直だから、先に行ってる。」

「ん?ああ。後でな。」

こいつは仲井 裕也。輝同様小3のときから友人なのだが、無口なかわりに秘密をしっかり守ってくれるので、結構相談に乗ってくれる。

おおっと、チャイムが鳴った。

「輝・・・そろそろ授g・・・」

その時、空に一筋の閃光が駆け抜けた。
俺が見たのは、窓が割れる音と、吹き飛ばされる輝と、あちこちから聞こえる悲鳴と爆音、そしてこっちに迫るトラックだった。





いってぇ・・・

頭がくらくらする。

時計を見ると、【8時30分】30分ぐらい寝てたのか。

俺はぼんやりした頭で、辺りを見回した。

倒れたトラック。辺りにはコーラが散らばっている。危険物でなくて良かった。

血を流して倒れている生徒、あちこちに瓦礫ができている。

「ってぇ・・・。」

運ばれたのか、輝が隣でうめいている。たいした傷じゃなさそうだ。

しばらくすると、裕也が駆け下りてきた。

「哉依、輝。大丈夫か?」

珍しく焦っている。それもそうだよな・・・。

「ああ・・・。一応な。何が起きたんだ?」

すると、裕也は恐ろしいことを口にした。

「さっき携帯のTVで確認したんだが、実は、天界がこっちに向けて大型兵器を発射したらしい。事実上の宣戦布告だそうだ。」

「!?」

なん・・・だって・・・?

「お、おい!!どういうことだよ!!」

「俺だって詳しくはしらない。その兵器はロシアあたりに着弾したらしく、ロシアが消滅。衝撃波で、ユーラシア全域が壊滅状態らしい。」

「おいおい・・・」

ユーラシアには、現在最強の軍隊といわれる機械軍の本拠地があるところだ。

しかもロシアは、その本部の場所だ。

「どうするんだよ。確実に負けるぞ。」

裕也は、暗い顔をしていた。

「どうなるんだろうな・・・。」

「そういや、他の生徒は?」

「俺も知らない・・・。だが、途中で茶麻を見つけたので、保健室に向かわせた。」

「そうか・・・なら、保健室に」

その時、6つの巨人が、俺らの目の前にあらわれた。

「「「!?」」」

俺達、どうなるんだ?


そして、別空間。天界の星、エデン。
ここに、2つの影があった。
「こちらキング。帽子屋は無事破壊した。そっちはどうだ?』
インカム越しに、女性の声が聞こえる。
『こちらクイーン。分かったわ。こっちも今アリスを見つけた。』
「やっと見つけたのか・・・。案外苦労したな。」
『ええ・・・。覚醒したのか、それとも・・・』
「壁が取り除かれたのか・・・」
『どちらにしろ、急いで確保する。おそらくもう・・・』
「こちらも急いで向かう。でも包囲されてるから、少々かかるよ。」
『うん。分かった。』
「チェシャ猫、いけるか?」
チェシャ猫と呼ばれた男は少々苦しそうに答える。
『ああ・・・こいつ、じゃじゃ馬だよ。ほんとに扱える奴がいるのか?』
「その人を今確保しに行くんだ。頑張れよ。」
『ああ・・・。じゃ。そろそろ切るぜ。』
「了解・・・何か、いやな予感がするな・・・。」
最終更新:2010年01月29日 16:07
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