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恋愛モノ ノート

作ってみよう・・・かと。

世界観
日常でいいかな。
秋~冬がいいと思う。

ってか昨日考え付いたので一気に本編を書こう・・・。
短編だけど長いかもww

主人公
清水 晃

中二の男の子
この話の主人公。
いじめられっこで、厳しい(?)親を持つ。
時折死にたくなるのだが・・・?

ヒロイン
姫川 優

中二の女の子
この話のもう一人のキャラクター。
気が明るいけど、クラスでは浮いている。
一応父親がいるのだが、仕事が忙しくあまりかえって来れないらしい。



FirstTurn


僕は、何のために生きてるんだろう・・・。
こんな、苦しむためだけの人生なら、もういっそのこと、終わらせれればいいのに・・・。

金曜日の放課後、僕は屋上の前の扉で一人ぼぉっとしていた。

そういうのが好きだし、何より逃げたかった。
クラスの奴にも、先生にも、親からも・・・。

その時、階段を昇る音が聞こえた。

「・・・?」
屋上は鍵が設置されており、滅多に人が上ってこない。
扉の前に座っていた僕は、立ち上がって道をあけた。

階段を昇ってきたのは、同じクラスの優さんだった。
俺と同じ・・・いや、あの人は僕よりもずっと・・・
でも屋上に何の用事だろ?

「あ~やっと発見♪」

「? 僕を探してたんですか?」

「うん。ちょっと手伝ってほしくて。それに・・・」
顔を伏せたせいか、それに・・・から後が聞き取れない。

「・・・それに?」

聞き返すと、優さんはあわてて顔を上げた。
「あ、ううん。なんでもない!!さ、行くよ!!」

「いくって、どこに?」

「あ、あっ君のご両親に、『今夜は勉強会で遅くなる~』とか言っておいてね。ちょっと長くなりそうだから。」

「いや、だからどこに・・・」

「行ってからのお楽しみ・・・って事で♪ね?」

・・・まぁ、行ってもいいと思う。
それに・・・今日は家に帰りたくない。

そう思っていた。

「・・・分かりました。手伝うので電話させてください。」

「やったぁ!!じゃ、校門で待ってるよ♪」

「え?校門?」

「うん。外に決まってるじゃない。」

「・・・聞いてません。」

「フフッ さ、校門に行くわよ。」


校門までの廊下、色々と聞いてみたけど一晩くらいかかると言われ、それ以外は流されてしまった。
優さんはなんで俺を誘ったのだろう・・・。

でも部活の途中という中途半端な時間でよかった。
コレなら誰にも会わずに済む。

公衆電話に入り、親に電話しておく。

プルルルルルルル・・・ガチャッ
「・・・もしもし」
「あら、晃。今日は何で遅かったの?」

「ちょっと・・・友人の勉強会に付き合ってて。このまま優君の家で続きの予定なんだけど・・・いいかな?」
親には優さんは男の子だといってる。
女の子でもいいと思うけどやっぱり恥ずかしい。
「いいけど・・・。何時に帰ってくるの?」
「とりあえず・・・明日の朝とか昼になりそうだよ。あの量だと。」
「そう・・・。分かったわ。いいわよ行ってらっしゃい。気をつけてね。」
「うん。じゃあそろそろ行くよ。」

電話を切り、自転車を引きながら優さんのいる校門に向かう。

「で?どうだったの?」
「一応昼まで問題ありませんでした。」
「あ~良かった♪じゃ、ついてきてね~」
優さんがチャリに乗って走らせる。
「ほらはやく!!」
「あ、はい。」

一体どこに・・・?

・・・・・・なんで誘われたのか理由が分かった。
優さんが向かった先は、スーパーだった。

当然、荷物持ちの役をさせられた。
ただでさえ学生カバンもあるのに、かなり重たい買い物袋が3つ。
酷い。酷すぎる。

「優さん・・・重い。」
「頑張って駐輪所まで運びなさいな」
「うう・・・。」

ダメだ・・・もう指に力が・・・
と思ってたとき、

「もう。しょうがないなぁ・・・。」
といって、袋のうちの一つを持ってくれた。

「ありがとうございま」「一つだけだよ!!」「す・・・って何故そこだけ強調するんですか。」
「だってもう一個くらい持ってくれ!!なんて顔してるし・・・」
「してません。ってもう駐輪所です。」
「あら。」
「そういえば・・・」
自転車に荷物を載せながら尋ねた。
僕の自転車の荷台は、買い物袋とカバンでいっぱいだ。
ハンドルにまで袋がある。
「?」
優さんは、
「僕、優さんの家に行くんですか?」
「そうなるわね。」
「えっと・・・親とか大丈夫なんですか?」
「うん。大丈夫。それに・・・」
そして再びもしょもしょと喋っているのだけど、聞き取れない。
「あ、夕飯おごるわよ♪」
「いいですよ。別に。」
「いえ。絶っっっっっ対におごります!!そのために多めに買ったのよ。」
「強引だなぁ・・・。」


自転車をこいでる間、色々と考え事をしていた。
優さんの事、今後の事・・・

優さんは、小5の頃隣の席になった時から、ずっと話し相手になってる人だ。
明るくて、やさしくて・・・。心から打ち明けられる人だった。
気がつけば、僕は姫川さんじゃ無くて優さんと呼んでいて、優さんも僕の事をあっ君と呼んでいた。

中学になって、いじめが始まったきから、あんまり話していなかった。
巻き込みたくないし、仕事の都合かあまり会わないし。
それになんだか恥ずかしい。
なんだろう。この気持ち・・・。

「あっ君!!前!!」
気がつくと、信号が赤になっていた。
急いでわたりきると、優さんは不安そうな顔をしていた。

「うっかりしすぎだよ。もう。」
「ご、ゴメン。考え事していて。」
「考え事?私が聞いてあげるわよ?」
「あ、いや大丈夫です!!」
こんな話、優さんに話せるものか。

俺・・・ほんとどうしよう・・・。
両親は学校に行けという。
でも、学校には、琉人達がいる。
学校に行っても苦しくなるだけだ。
家に帰っても、独りぼっちになるだけだ。
・・・死んだら、楽になるのかな・・・。

またいろいろと考えていると、優さんが叫んでいた。一体何を・・・

ゴンッ!!

気がつけば、目の前が真っ暗になっていた。

「・・・じょ・・・あ・・・大・・・?」
・・・・・・うう・・・痛い・・・。
どうやら電柱に当たって気絶したようだ。
ヘルメットしてて良かったよ。

「あっ君!!大丈夫!?」

だんだん声がはっきりしてきた。

「一応・・・大丈夫です。」

「ああ・・・良かった。」
優さんが、ホッとした顔になる。

死んだら、コレよりもっと痛いのかな。
なら・・・俺はどうしたらいいんだろう。

そう思って起き上がると、まだ優さんは不安そうな顔をしている。
「ど、どうしたんですか?」

「だって・・・あっ君、泣いてるから・・・」

「え?」

自分の顔に手を当てると、濡れていた。
あわててぬぐうと、僕は自転車にまたがった。

「ほ、ほら、僕は大丈夫ですから。早く行きましょうよ。お腹がすきました。」
優さんは、一瞬不思議そうな顔をして、すぐ微笑んだ。
「そうね。行きましょう。」

・・・一体僕はどんな顔をしていたんだろう。


SecondTurn

最終更新:2010年02月10日 15:04
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