社長になるには大きく分けて二つの方法があります。ひとつは自分で起業すること、もうひとつは他人の会社に就職や共同経営の形で参画し、出世を経て社長になるやり方。
社長は資金繰りから売上げ、人事にいたるまで経営のすべてに責任を負う。何のバックグラウンドもなしに社長になるのはあまり勧められない。
目指す方向に近い会社に就職して資金や人脈、経営ノウハウなどを得てから独立するのが望ましい。
独立を念頭において就職する場合、業務が細分化されている大企業よりも中小企業のほうが全体を把握しやすい。大企業の場合でも、商社や保険会社、出版社、旅行会社は独立する機会を得やすい。
職種としては営業を選ぶべし。営業は経営に欠かせない知識やスキルを身につけるのに最も適した職種。
いずれにせよ、自分のやりたい方向を定め、事業目的やビジネスモデルを明らかにして資金調達のめどがつき、事業計画書が書けるようになってから独立することを勧める。
最終更新:2007年01月14日 21:04