アットウィキロゴ

Gが出た!

 
〈聡の部屋〉
聡(やべ、もう10時だ。宿題やんないと)
ぱらっ。
聡(えーと、30~32ページ…。うげっ、結構あるし)

ガチャッ。
律「なー聡っ、お前の好きな『えいけん!』借りてきたぞ。
一緒に観ようぜっ」
聡「マジで!――って、あー…今日はいいや」
律「えっ、何で?」
聡「宿題やんないとだめだし。明日観ようよ」
律「うーん分かった」
バタン。

聡「えーっとy=x+3、y…」
カキカキカキ…

ガチャッ。
律「なー聡、一緒にプリン食べねー?」
聡「あー…、ごめん。もう歯磨いちゃった」
律「まじかよー。じゃあお前の分も食ってやる!」
聡「待てこら!」
律「嘘だよ~ん」
バタン。

聡「……」
カキカキカキ…

ガチャッ。
律「なー聡。ギャグ満足日和の5巻読みたいんだけど…」
聡「5巻?そこの本棚にあるから取ってって」
律「サンキュー」
とっとっとっ。
カタ。
ドサッ
聡「…」
ぱらり。
聡「――――ッて、ここで読むんかいっっ!!」
律「えーっ、ダメ??」
聡「姉ちゃんの笑い声でかいの!俺は宿題やりたいの!」
律「ぶーぶー」
バタン。


聡「ふう…」


ガチャッ。
律「なぁ聡。この――」
聡「さっきから何なんすか!?!」
律「…」
聡「…」
律「……」
聡「??」

律「聡っ、今夜はこの部屋に泊めてくれ!」

聡「ハイ?!」
律「…………今日は帰りたくない」
聡「えっ…姉ちゃん…?」どきん。
律「聡…」
聡「姉ちゃん…

…――――――って、いやいやいや。ここはあなたの家ですから」
律「あの部屋には帰りたくない…っ」ガバッ
聡「うわわわわ!」
聡(姉ちゃんの胸が…っ)
律「聡、お願い…」
聡「ええぇええ?」

聡(何これどういう事?!?………え?え?
…………つまり、そういう事、なのか…??
いやいやいや!そんな訳ないし!
そもそもそういうのは駄目だろ??駄目だ駄目!

…………でも。
もしここで断ったら、俺は姉ちゃんに恥をかかせる事になるんじゃないのか?
姉ちゃんだってきっと勇気を振り絞って言ったに決まってる。
男が女に恥かかせていいのか?
それでお前はいいのか??

そもそも、俺だって別にいやってわけじゃ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥)






聡「―――――――――――――姉ちゃん!!!」
律「ヤツが出たんだ」

聡「‥‥‥‥‥‥‥ハイ??」
律「GだよG」
聡「…Gガンダム?」
律「違う」
聡「…Gペン?」
律「違う」
聡「…ガリガリくん?」
律「違う、ゴ・キ・ブ・リ」
聡「…………」

律「聡?何赤くなってんだ?」
聡「なななな何でもねーよ!」
聡(ばかばか!俺のばかぁーーっ!)
律「?…まあいいや。
今日ちょっと暑かっただろ?だから窓開けてたんだよ」
聡「うん…」
律「そしたらカサカサカサッてヤツが入ってきたんだよ!」
聡「うん…」
律「しかもあろうことか人の部屋を散々飛び回ってくれちゃって」
聡「うん…」
律「最終的にはベットの隙間に潜り込んでっちゃってさ」
聡「うん…」
律「慌ててゴキブリほいほい設置したんだけど…
―――って、何で死んだ目してんだ?」
聡「姉ちゃんに俺の気持ちが分かってたまるかっ」
律「はぁ??変な奴。
…とにかくだな、ヤツがトラップにひっかかるまでここで寝る」
聡「いやだ」
律「え、なんで!?」
聡「絶対いやだ!」
律「さとしぃ~~~~…」

《完》






オマケ↓


パタン。
聡「ふう、終わったー…。
じゃあ俺寝るからそこどいて姉ちゃん」
律「ほいほい。よっこいせ」
聡「姉ちゃんもそれ読み終わったらもう寝ろよな。あ、電気も消してよ。
…じゃあおやすみ」ゴソゴソ
律「おう。…っていうか、私ももう寝よっと」
カチッ。
ゴソゴソゴソ…

聡「―――――って、ここで寝るのかよ!」ガバッ
律「へ?いーじゃん別に」
聡「~~~~ッ。姉ちゃんが良くても俺は良くないっ!」
律「あり?どこ行くのさ?」
聡「もー、下で寝る」
律「そぉれっ」がばッ
聡「うわぁッ。何すんだっ」
律「あー、聡はきもちいーなー」
聡「ちょッ、くっつきすぎ…暑い離せーーッ」
聡(これはヤバいって!)
律「いーこいーこ。大人しく寝なさい」ナデナデ

聡「寝れるかぁーーーーーーーッ!!!」
 
 
 
 
最終更新:2010年01月19日 15:56
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。