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恥の事

聡「最近、僕のニセモノが出たんだって」
律「聡のニセモノが?」

弟の聡のニセモノが現われたらしい。一体誰が何の理由でそんな事をしているんだろう?

数日後、学校の帰り道で聡を見つけた

律「おーい聡!」

聡は振り返った。しかしそれは聡では無く、そっくりの別人だった

律「お前、聡のニセモノだな!」
恥「俺は恥、聡のニセモノだよゲヘヘ…」
律「なんで聡の真似をするんだ!」
恥「真似じゃない、お前達が俺を生み出したんだ」

私達が生み出した?私達が望んだ事なのだろうか、ニセモノの存在を

恥「聡もじわじわと人気が出て来て、もうすぐ3スレ目だ」
律「3スレ目って、何の事?」
恥「…しかし人気が出れば危険な目にも遭い易くなるゲヘヘ…」
律「・・・」
聡「聡だってペロペロされたり、ちゅっちゅされたりするかも知れない」
律「聡がそんな…」
恥「そんな時俺が生まれた。聡の身代わりになる為にゲヘヘ…」
律「お前はそれでいいのか?」
恥「俺は、聡が幸せなら構わないさ」

そうか、だからこんなボロボロの格好をしてるのか…
私はシャツの袖で恥の口の周りの血を拭いてあげた

恥「よせ…服が汚れるぞ」
律「いいんだよ!それよりも、ありがとな…」
恥「ふ、俺は聡の影だからなゲヘヘ…」

そして恥は消えて行った。あれから恥に会う事は無かった
でも私は知っている。いつでも恥が聡の事を守ってくれてる事を

―完―
最終更新:2010年01月19日 17:45
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