セリフ一覧-シナリオ23

※このページの内容は東方玉神楽の重大なネタバレになります。
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シナリオ #23:【蓮華樹海】


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シナリオ開始時

桜華神社
玉望 赤い妖狐が、勇那をさらっていった…ねぇ。
クレハ 玉望ちゃん、赤那に心当たりはある?
妖夢 「あかな」って…。
クレハ 赤い勇那だから、赤那。
どうよ?
玉望 どうでもいいわよ。
心当たりは全然ないわね。
瓏界の妖狐は、ウチにいる5人だけのはずよ。
ルーベル 見知らぬ妖狐が、星鏡目当てで
瓏界に乱入してきたとかは?
玉望 勇那と同等の術を使える妖怪で、
見知らぬ外部の子ってことはないと思うんだけど。
やっぱり星鏡から出てきたんじゃないの?
璃鈴 そうねー。
状況も、私達の願いを叶えた時と似てるし。
ルーベル となると、結局星鏡には願い事を叶える力が残っていて…。
しかも、願い事を叶える条件が
空を染め上げる程の星の光だったってこと?
輪華 条件は違うと思うんだけどなー。
流れ星関係は美月さんも試してたはずだよ。
保管されてたのも星が見える場所だし。
ルーベル でも、今日起こった特別なことって言ったら
流星群と恐ろしく明るい流れ星だけだよ?
璃鈴 (…隕石が条件だと思ってたけど、そうじゃなかったのかな)
クレハ 千花祭は、人がたくさん集まって
たくさんの人がコダマ遊びをしただけか。
関係はなさそうかの。
輪華 となると…星鏡は星の光か何かを溜めていて、
それが一定量を超えると発動する、とか。
ルーベル …なんか腑に落ちないけど、とりあえず置いておこう。
玉望さん達が願いを叶えた時、星鏡は?
玉望 そのままよ、消えたりはしなかった。
今日のことだけど、誰かが持っていったってことはないの?
妖夢 私達以外には誰もいなかったので…。
持って行ったとしたら、当の赤那さんぐらいかな。
風李 となると、一番可能性が高いのは…。
願い事を叶えるために、星鏡から赤那が出てきて、
勇那姉様と星鏡を連れ去ったってこと?
輪華 …そうなっちゃうね。
祢々 …なんで連れていっちゃったんだろう。
クレハ …勇那の願い事を叶えるため?
ルーベル やっぱり、勇那の願い事なのかな。
妖夢 星鏡を最後に持っていたのは
勇那さんでしたので…多分。
杏珠 勇那さんの願い事って…何?
クレハ 勇那の願い事ねぇ。
悩みごとならいくらでも思いつくけど。
妖夢 仕事が忙しい。
ルーベル 頼られ体質で、何かと苦労が絶えない。
風李 …仕事をなくすのが願い?
輪華 勇那姉様の主な仕事って、
瓏界の監視とか結界の修復なんだけど。
仕事をなくそうと思ったら…。
クレハ 瓏界ごとなくしちゃうとか?
ルーベル それじゃ本末転倒でしょ。
精々「お手伝いさんが欲しい」とかじゃない?
祢々 …勇那姉様、最近よく
「自分がもう一人いればいいのにな」
って言ってた気がする。
璃鈴 …。
風李 …。
妖夢 …もしかして、それが願い事じゃないです?
玉望 否めない…。
「平和に暮らしたい」という願いで、
「新しい平和な異世界」を作っちゃった鏡だし。
クレハ それだと、赤那が出てきた時点で叶っとるやん。
勇那を連れ出した理由がわからん。
風李 勇那姉様、夕飯の時に
「たまにはゆっくり休みたい」とか言ってなかったかしら。
輪華 あれ、「たまには旅行にでも行きたい」じゃなかったっけ?
ルーベル …実は今頃、のんびり温泉に浸かってたりして。
璃鈴 それならむしろ安心だけど…。
とにかく、何とかして勇那ちゃん達を探さないと。
クレハ と言っても、どうやって探したもんか。
そもそも、まだ瓏界の中にいるかどうかもわからん。
玉望 その子、勇那と同じ術で移動したんでしょ?
私達はその痕跡を追ってみるわ。
杏珠 へー、痕跡とかでわかるんですか。
玉望 うーん、あまり当てにはならないのよね。
と言うわけで、貴方達は蓮華樹海に行って欲しいのだけど。
クレハ なるほど、瑞薙(みずち)に頼むんか。
妖夢 蓮華樹海?瑞薙?
…あれ、以前どこかで聞いたような。
璃鈴 私と玉望ちゃんの親友よ。
まぁ、細かいことは直接会って聞いてみて。
クレハ 簡単に紹介すると…コダマを作った張本人で、
瓏界で一番探し物が得意な人や。

vs 竜胆

竜胆 (主人公名)、ちょっと聞いてよ!
守護者役を頑張ったのにさ、綾乃と千歳が
私のお給料を全部持ってっちゃったの!
ルーベル 綾乃さんって、確か…。
クレハ こよみ亭の女将さん兼料理長で、杏珠のお母さん。
杏珠 竜胆先生がずっとツケを溜め続けてるからでしょ?
ていうか、あれでもまだ足りてないんですけど。
千歳先生にも相当借りてたそうじゃないですか。
竜胆 いやまぁそうなんだけど、
私が可哀そうだと思わない?
ねぇ、賞品をたんまりもらったばかりの(主人公名)さん。
ルーベル うん、まぁ言いたいことはわかった。
クレハ そうやな、可哀そうやな。
(主人公名)がトドメを刺してくれるから安心しいや。
竜胆 いやいや、別に全部よこせと言うワケじゃないの!
というか知ってるから!
家賃代わりに賞品を綾乃さんに渡したことも!
杏珠 ええまぁ、我が家の家計に
大きく貢献してもらってますね。
竜胆 と言うわけでですね。
「賞品の分、竜胆先生に優しくしてあげて」とか
「竜胆先生にご飯を奢ってあげて」と…。
竜胆 …あの、皆さんなんで私を包囲するんですか?
妖夢 実は私達も、あなたに用があるんですよ。
…輪華さんが言ってたんですが、
緑色の霊印だけ数が全然足りないそうで。
竜胆 …えーと、何の話でしょうか。
杏珠 そう言えばアレって、輪華堂からのリース品だったよね。
緑色というと、竜胆先生が持ってた霊印だったかな?
竜胆 そうだっけ、よく覚えてないなぁ。
ところで、私ちょっと急用を思い出したんだけど…。
ルーベル よし(主人公名)、この先生をシメて
霊印の在り処を吐かせよう。
で、私達で頂こう。
妖夢 奪回を頼まれたのに、私達が強奪してどうするんですか。
クレハ そこの青いのは無視して…。
とりあえず、ちょっと痛い目にあわせてから
千歳のところに連行しよか。
(戦闘終了)
竜胆 もう、ちょっと返し忘れてただけなのに…!
クレハ ちなみに、霊印って売ったらどれくらいになるの?
竜胆 実はこれが結構いい品でさ、数週間は食うに困らな…
いんじゃないかなーって予想してるんだけど。
杏珠 売る気満々で下調べ済みじゃないですか。
妖夢 千花祭で下調べしたり、買い手を探したりしてたから
横取りがバレたんですけどね。
アリスが教えてくれました。
竜胆 アリスさん、交渉の時はノリノリだったのに…!
クレハ 竜胆ちゃんの胡散臭さを感じ取ったんやん?
あと、二人がコダマ遊びをしている間に
言符で千歳を呼んだから…。
千歳 裁符「インドラの矢」!
(バチバチッ!)
ルーベル わーい、久しぶりに見たー。
妖夢 な、何事ですか!?
杏珠 えーと、千歳先生の雷が落ちました。
千歳 ちょうど近場にいてよかったわ。
クレハ、ありがとね。
この粗大ゴミはこっちで引き受けます。
杏珠 千歳先生、よろしくお願いします。
クレハ よろしゅー。
そいじゃ、ウチらは先に行くね。
千歳 はい、怪我のないように気を付けてね。
竜胆 千歳、怪我が痛い。
あと不意打ちは酷い。
千歳 何言ってるの。
しっかり直撃は避けてるくせに。
かなり正確に狙ったつもりなんだけど。
竜胆 いやまぁ、どえらい殺気が飛んできたので。
千歳 …まったく、恥ずかしいことばかりしないでよね。
臨時収入も入ったし、ご飯くらいなら奢ってあげるから。
竜胆 その臨時収入って、私の給料を横取りしたヤツだよね?
千歳 貸してたお金を返してもらっただけでしょ。
しかもまだ全然足りてないし。
それより、ご飯はいらないの?
竜胆 是非お願いします。
…けど、痺れて動けないからもうちょっと待って。

vs モニカ

モニカ うわ、本当に来ちゃった。
杏珠 あれ、モニカさん。
こんなところで何してるの?
妖夢 どちら様ですか?
杏珠 お姉ちゃんに弟子入りしてるモニカさん。
珍しいね、お姉ちゃんは一緒じゃないんだ。
モニカ その杏璃先生に頼まれたの。
(主人公名)がここに来るはずだから、
邪魔をしてくれって。
ルーベル は?
私達、急いでるんだけど。
モニカ そうらしいね。
でも、先生は「(主人公名)達のため」って言ってたんだ。
それに簡単に通しちゃうと、私の身も危ないので…。
クレハ なんやそれ?
杏璃のやつ、何を考えとるんやろ。
モニカ ま、とにかくそういうわけなんで。
(主人公名)、ここを通りたかったら
私を倒して行きなさい!
(戦闘終了)
モニカ うあー、全然足止めできていない!
これはやばいことになるかも…。
妖夢 杏璃さんって、そんなに怖い人なんですか?
棗さんの時といい、随分恐れられているように見えるのですが。
クレハ いやー、人当たりのいい優しい子だよ?
ただ、ちょっと色々ぶっ飛んでるだけで。
ルーベル どゆこと?
杏珠 お姉ちゃん、たまに基準がおかしくなるの。
「私が簡単にできるから、あなたも簡単にできるはず」
みたいに。
モニカ コダマを鍛えるのに、「これを受け止めてね」と
私より大きい岩をどかどか落とされた時は
どうしようかと思いました。
妖夢 なんという無茶振り。
モニカ 喚く私に、「じゃあ手本を見せるわね」と
受け止めるどころか叩き割り続ける様を見て
どうしようもないと思いました。
杏珠 (主人公名)ちゃんの時は、
「滝を逆流させてみましょう」って言うのもあったなぁ。
ルーベル なんでそんな人に弟子入りしたのよ。
モニカ 別に四六時中こうってワケじゃないのよ。
むしろ普段は、強くて優しくてすごく良い先生なの。
杏珠 ただ、責任感が強いのか何なのか…。
(主人公名)ちゃんや棗ちゃんが負けたりすると、
「私の指導が悪かったのかな」ってなっちゃうの。
クレハ それで「この鍛え方じゃ足りない!」とかになって、
さっきみたいな無茶振りを始めるのか。
モニカ 異常に勘がいいから、負けたことを隠してもバレるし…。
というわけで、次は絶対に通さないから覚悟してね。
クレハ え、まだ何かあんの?
モニカ そういう指示なもんで。
それじゃまた後でねー!
ルーベル …結局、何だったんだろう。
杏珠 お姉ちゃんの居場所を聞いて、
直接問い質しに行けばよかったかな。
クレハ 狙いが全く読めんなー。
というか杏璃はいつの間に帰ってきたんやろ。
こないだ、まだまだ忙しいって言ってたんやけど。

vs マホロ

マホロ あ、ルーベル。
ちょうどよかった、貴方に用があったの。
ルーベル ん、何か悩み事?
コレ次第で何でも請け負うけど。
杏珠 (友人からのお願いに、躊躇なく代金を請求した…!)
妖夢 (素晴らしいほどにたくましい商魂ですね)
クレハ (守銭奴にも程があるな)
マホロ …借金の額を少し減らしておいてあげるから。
この魔道書がひどく難解でね、
解読を手伝って欲しいんだけど。
ルーベル ふーん、マホロが読めないって相当だね。
…って、それ私が売りに出した魔道書じゃん。
クレハ ああ、こないだ食料を焼いちゃった時に
色々質に入れたって言ってたっけ。
あれ、買い手がついたんか。
マホロ これ、貴方の魔道書だったの!?
道理で字は汚いわ、暗号は支離滅裂だわで
どうにもならなかったわけね…。
ルーベル えー、なんてこと言うのさ。
見た目はちょっとボロいけど、内容には自信あるんだから。
マホロ 見た目じゃなくて、読み易さが問題なの。
ルーベル だからそれは暗号化してるんだってば。
大切な魔法技術が駄々漏れになったらマズイでしょ。
クレハ その大切な資料を売り払っておいて、よく言うわ。
マホロ …まぁいいわ、私としては助かるし。
貴方の協力があれば、簡単に解読できるものね。
ルーベル えー、でも大切な資料だしなー。
そんな簡単には教えられないなー。
マホロ 何言ってるのよ、代金は貴方の手元に入ってるのでしょう?
かなりの金額だったわよ。
ルーベル でもその金額に、解読料はついてないしー。
杏珠 (友人からのお願いに、躊躇なく値上げ交渉を始めた…!)
妖夢 (恐ろしいほどにえげつない商魂ですね)
クレハ (あれ人間ちゃうで。人の皮を被った悪魔やで)
ルーベル よし、こうしよう。
(主人公名)にコダマ遊びで勝ったら、タダで解読してあげる。
負けたら私達にちょっと協力してね。
マホロ 何を言ってるの、そもそも…!
ルーベル 逃げるの?
私の弟子からすら逃げちゃうの?
クレハ (あれ、そのネタまだ引っ張るの?)
マホロ 誰が逃げるですって!?
私だって、あれから修業を続けているんだからね!
もうルーベルの弟子になんて遅れをとらないわよ!
妖夢 (あれ、乗っちゃうんだ)
杏珠 (ていうか弟子って何?)
クレハ (前にルーベルがついた嘘やけど、
まだ信じてるとは思わなかった。
この子、可哀そうなくらい純真なのね)
(戦闘終了)
ルーベル マホロもやるようだけど、
まだまだウチの(主人公名)には及ばないね!
それじゃ、一仕事お願いしちゃおうかな♪
マホロ くっ、あんなに頑張ったのに…!
杏珠 (話には聞いてたけど…なるほど、こんな感じで搾取してるのね)
妖夢 (見てて可哀そうなんですが)
クレハ (あれはあれで仲良いのかもしれんし、そっとしておこう)
ルーベル まぁまぁ、魔道書の解説は後でしたげるからさ。
その魔法は本当に自信作だから、楽しみにしててよ。
マホロ まったくもう…で、仕事って何?
ルーベル 前に会った時にさ、銀髪の妖狐が一緒にいたでしょ?
その子を探してるんで、何か手がかりがあったら教えて欲しいんだ。
あ、その子に似た赤い着物の子のことでもいいよ。
マホロ 探してるって…何か用事なの?
ルーベル うん、まあそんなところ。
マホロ …ふーん、なるほど。
わかったわ、何か気付いたことがあったら連絡する。
魔道書のこと、忘れないでよ?
ルーベル ありがと、よろしくねー。
クレハ …てっきり、宝石とか追加料金とか請求すると思ったけど。
ルーベル そんなの、今はどうでもいいよ。
あの子、変なところで勘がいいから
後で役に立つかもしれないよ?
妖夢 ふーん。
杏珠 へー。
クレハ ほー。
ルーベル …どうしたの、みんな。
妖夢 いえいえ、なんでもないですよー。
ルーベル なんだよ、気持ち悪いなぁ…。
ほら、さっさと先に行こう。

vs せつな

せつな まいど、琴月瓦版でーす。
(主人公名)、この間は優勝おめでとう♪
妖夢 すいません、今日は急ぎの用があるので。
とりあえず、上半身と下半身を分けちゃいますね。
せつな すいません、意味がわかりません。
とりあえず、その脇構えしてる刀をしまってください。
妖夢 大丈夫ですよ、冥界も楽しいところですから♪
杏珠 私、胴体が真っ二つになるところなんて初めて見るよー♪
せつな 杏珠、嬉々として乗ってこないで。
クレハ 妖夢さんのことを好き勝手に書き過ぎるからや。
男を知った云々とか。
ルーベル あ、色々とあることないこと
記事に書かれたんだ。
妖夢 ないことないことです!
せつな いやいや、そーいう噂があるので
色々な角度から検証をですね。
妖夢 冗談じゃないですよ!
あの記事のせいで、変な噂を立てられたり
幽々子様にからかわれたり、大変なんですからね!
クレハ 千花祭予選の特集は面白かったのになぁ。
コラムで余計なことを書き過ぎや。
ていうか、さっさと本戦の記事をまとめなよ。
せつな そっちはそっちでやってるけどね。
別の事件の臭いを嗅ぎつけたんで、
輪の中心にいそうな(主人公名)に密着取材をしようかと。
ルーベル 変なことを書かれても困るんで、全力で遠慮したい。
(主人公名)、さっさとこの迷惑な子を撃退しちゃってよ。
せつな じゃ、私が勝ったら密着取材の許可と、
妖夢さんの仲介と新ネタ提供をよろしくね!
妖夢 万が一(主人公名)さんが負けたら、
せつなさんの頭でスイカ割りをしますね♪
ルーベル 得物はバットじゃなくて刀なんだろうなぁ。
クレハ どっちにしても致命傷やろ。
杏珠 私、頭が真っ二つになるところなんて初めて見るよー♪
せつな …杏珠さん、なんだか怖いんで
活き活きとグロい話題に喰いつかないでください。
(戦闘終了)
妖夢 じゃ、負けたあなたは切腹ですね。
介錯は任せてください。
せつな あれ、勝っても負けても
斬られることに変わりなかった気がするよ?
クレハ まぁ冗談はさておいて、
悪いけど今日はホントに急いどるんや。
取材はまた後にしてくれんかのう。
杏珠 …今度、妖夢さんの新作を持っていくからさ。
せつな マジで!?
ありがとー、あれ人気あるんだよね♪
映写機が必要になったら、またいつでも言ってよ。
妖夢 新作?
何の話です?
クレハ (…この間の宴会の時のアレかな)
ルーベル (アレだろうね。
妖夢、やっぱり記憶が飛んじゃってるんだ)
せつな いやいや、こっちの話。
そいじゃ今日は引き上げるとするよ。
事が落ち付いたら、また詳しく取材させてねー♪
杏珠 りょうかーい、でも変なことは書かないでよ?
それじゃ、私達も先に行きましょうか。
妖夢 杏珠さん、新作ってなんですか?
すごく嫌な予感がするんですが。
杏珠 新しい作品のことですよ♪
ほらほら、こんなことしてないで先を急がないと!
妖夢 そういうことじゃなくてですね!?
ちょっと、杏珠さんってば!
クレハ こないだの衣装は、普通にかっこよくて良かったと思うけど。
ルーベル その前のは色々と際どかったよねー。
しかしあれだけ色々やっても覚えてないとか、
相当お酒に弱いのかな。

vs 弓月、和弥、瑞薙 - シナリオ#23ボス戦

瑞薙 お、クレハじゃん。
久しぶりー。
和弥 こんにちは、ご無沙汰してます。
クレハ やっほー。
二人とも、元気しとる?
杏珠 えーと…。
クレハ 蛇を生やしてる方が、件の瑞薙(みずち)。
で、隣にいるのが審神者(さにわ)の和弥(なごや)。
妖夢 (本当に蛇が生えてる)
ルーベル 審神者ってことは、この瑞薙って子は…。
クレハ うん、諏訪子さんとかと同じ神様。
こう見えて、余裕で齢千年を超えとる。
瑞薙 はじめましてー。
あ、自己紹介は要らないよ。
千花祭で全員見てるから。
杏珠 はぁ、いつの間に。
和弥 (主人公名)さんの周りの方は、
何かと話題になりますからね。
妖夢 そうなんですか…何か複雑な気分です。
クレハ それで瑞薙、早速で悪いんやけど
ちょっと勇那探しに協力してもらえんかな。
瑞薙 あらら、勇那のやつ家出でもしたの?
ついに玉望も愛想を尽かされたか。
クレハ いや、そうじゃなくて…平たく言うと誘拐なんだけど。
瑞薙 はぁ!?
何それ、勇那は大丈夫なの?
ルーベル 多分大丈夫だと思うけど。
願い事を叶えるための誘拐だからなぁ…。
クレハ 不安と言えば不安なんだけど、
能天気なオチが待ってる気もひしひししとる。
瑞薙 …どういうこと?
詳しく説明してよ。
クレハ えーと、千花祭の日の夜のことなんやけど…。
少女説明中…
瑞薙 なるほど。
にわかには信じがたいけど…とりあえず了解だよ。
瓏界の探索は私に任せておいて。
クレハ おおきに、話が早くて助かるわ。
瑞薙 その代わり…ってワケじゃないけど、
ちょっと(主人公名)を借りてもいいかな?
ルーベル まぁ、そんな変なことじゃなければ。
瑞薙 大丈夫、(主人公名)の得意分野の話だから。
それじゃ…弓月、ちょっと来てー。
弓月 はーい…あら、(主人公名)さん達じゃないですか。
いらっしゃいませ。
クレハ お、貧乏神じゃん。
瑞薙の家で何しとるん?
弓月 またそんなこと言って!
私はもう貧乏神でも貧乏な神様でもありません!
和弥 居候の仮免神様だものね。
ルーベル 微妙に悪化してるじゃん。
瑞薙 なんか色々大変みたいだから、
今ウチで修行をしてるんだ。
杏珠 神様のお世話になってる神様って…。
和弥 それ自体は珍しくもないですが、
行き倒れていたのは驚きましたね。
ルーベル 完全にダメじゃん。
瑞薙 まぁあまり言わないでおいてあげてよ。
それで弓月、私はちょっと別の仕事ができたから
今日の稽古は(主人公名)としてね。
弓月 (主人公名)さんとですか?
うわ、今日の掃除当番は確定かなぁ…。
妖夢 神様の稽古って、何をするんでしょうね?
クレハ 普通の神様は知らんが、瑞薙は間違いなくコダマ遊び。
瑞薙はコダマの神様でもあるからか、コダマ遊びが大好きなんや。
弟子にもつき合わせとるやろ。
瑞薙 悪いね(主人公名)、ちょっと相手してやってよ。
弓月、負けたら今日もお堂の雑巾がけだからね。
それじゃよろしくー。
和弥 弓月さんが来てから、掃除が楽になって助かるわ。
(主人公名)さん、全力でお願いしますね。
弓月 いえいえそんな、適当で大丈夫ですよ?
ルーベル …承諾しておいてなんだけど、
こんなことしてて大丈夫なの?
クレハ うん、後は瑞薙に任せたらええよ。
と言うわけで(主人公名)、お礼代わりに
弓月をボコボコにしてあげて♪
(vs弓月戦終了)
弓月 うう、私はそんな神様じゃないのに…。
和弥 そう言われても、私達は他の修行方法を知りませんから。
クレハ 師匠がコダマの神様じゃ、そうなるわな。
妖夢 というか、神様って修行とかするものなんです?
クレハ うーん、どうなんやろ。
一番大事なのは信仰やけど…。
和弥 わざわざ修行に時間を割くかどうかは、
神様によるでしょうね。
杏珠 そういえば、弓月さんって何の神様なの?
弓月 よくわかりませんが、なにかの植物みたいです。
ルーベル 自分でもわからないって…弓月、あんた本当に神様なの?
和弥 神力があるから神なのは確かなのでしょうが、
たまに疑わしくなるのも否めません。
妖夢 まぁまぁ、とりあえずは空気清浄神として
地道に頑張りましょうよ。
クレハ こんなマイナーでも消滅してないってことは、
神格化した元はそれなりに需要があるんやと思うよ。
多分。
弓月 えーと…ありがとうございます、頑張ります。
和弥 それでは次は私の番ですね。
(主人公名)さん、よろしくお願いします。
ルーベル あれ、あんたもやるの?
杏珠 もしかして…。
クレハ うん、なごやんもコダマ遊び大好き。
しかも強いんで気を付けてね。
(vs和弥戦終了)
和弥 …これは手応えのあるコダマ使いが出てきましたね。
これから先が楽しみです。
クレハ あ、ロックオンされた。
頑張れ(主人公名)。
このお姉さんタフやから、相手するの大変やぞ。
弓月 しかも負けず嫌いなんですよね。
この前、私が勝った時もずいぶんしつこく…。
瑞薙 お待たせ、とりあえず呼んできた。
これでしばらくは待機…
って和弥ずるい!なんで先に始めてるのさ!
杏珠 …呼ぶ?
クレハ 後になればわかるよ。
悪いね瑞薙、助かるわ。
瑞薙 親友の娘のためだしね。
それじゃ(主人公名)、待ってる間に私とも一勝負しようよ♪
千花祭を見てから、ずっとテンション上がりっぱなしでさ。
ルーベル うん、まぁそんな予感はしてた。
妖夢 ちょっと借りるどころか、
あっちにこっちに引っ張りだこですね。
えーと、頑張ってください(主人公名)さん。
(vs瑞薙戦終了)
瑞薙 あっちゃーやられた!
(主人公名)、後でもう1回勝負して!
1回だけでいいから!
弓月 安請け合いは危険ですよー。
絶対1回で終わりませんから。
ルーベル コダマ遊びって、あんな痛いのに何が楽しいのかなぁ。
見てる分には面白いけど。
瑞薙 インドア派の人には理解できないかもね。
私からしたら、こんなに刺激的で楽しいこと他にないよ。
スペルカードバトルも好きだけどさ。
杏珠 あ、わかるわかるー。
スペルカードは持ってないけど。
和弥 そうですよ、そもそも痛みが伴うことが
いいんじゃないですか。
ルーベル うわー、体育会系なコメントがずらりと。
付き合うコダマも大変だね。
クレハ うーん、使い手とコダマはリンクしとるからなぁ。
使い手が熱血ならコダマも熱血やし、痛みも分かち合っとる。
意外と楽しんどるかもしれんで。
ルーベル そう言うもんかなぁ。
弓月達は?
弓月 成長したり強くなるのは嬉しいですが、
楽しいかと言うと微妙ですね…。
妖夢 私は斬れるなら何でも。
杏珠 妖夢さん、そのコメントはどうかと思います。
クレハ ま、そういう感覚は人それぞれやろ。
ウチからしたら、あんな複雑な魔法なんてのを
研究し続けられるルーベルの感性がわからん。
ルーベル そっか、それもそうだね。
ところで、私達はどれくらい待てばいいの?
瑞薙 んー、準備で一晩はかかっちゃうかな。
せっかくだから今日は泊まっていきなよ。
後で(主人公名)にリベンジもしたいし。
和弥 瑞薙様、私の方が先ですよ。
杏珠 うわー、(主人公名)ちゃんモテモテー。
クレハ (主人公名)ちゃんご愁傷様ー。
遊び盛りの子供に絡まれたお姉さん状態やな。
弓月 私としてはすごく助かるので、
今後も是非遊びに来てください。
ルーベル まぁ、無理を言っても仕方ないか。
とりあえず明日を待つとしますかね。
「時雨渓谷」に移動可能になりました。
一度「ポータブルスキマ」などで脱出してから移動してください。
シナリオ#23終了

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最終更新:2011年11月07日 23:10
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