蓮華樹海 |
杏珠 |
それで、どうやって勇那さんを探すんですか? 神託とか? |
クレハ |
うーん、なんていうか…足を使った調査? |
和弥 |
足はないですけどね。 日本語としては正しいですが。 |
杏珠 |
…? |
クレハ |
まぁ、見てればわかるよ。 |
瑞薙 |
いいかな、始めるよ。 それじゃ…蛇符「サウザンドサーペント」! |
杏珠 |
うわわ! 蛇、蛇がたくさん!? |
ルーベル |
あ、杏珠って爬虫類とかダメなんだ。 |
妖夢 |
いきなり大量の蛇が出てきたら、 誰だって驚きますよ! |
クレハ |
ていうか、妖夢さん達は浮けばええやん。 |
妖夢 |
あ、それもそうですね。 |
杏珠 |
ちょっと待って! 私は飛べないんですが!? |
ルーベル |
いいじゃん、そのまま(主人公名)に掴まってれば。 |
瑞薙 |
大丈夫だよ、この子達は人を噛んだりしないから。 たまにしか。 |
杏珠 |
たまには噛むんじゃないですか! むしろなんでクレハさん達は平気なんですかぁ! |
クレハ |
見慣れてるし。 |
和弥 |
日常茶飯事ですし。 |
ルーベル |
よく食べてるし。 むしろ美味しそうだし。 |
弓月 |
最後のコメント、色々とアウトです。 |
瑞薙 |
…これ、術が解けたら私の髪に戻るからね? |
妖夢 |
結局のところ、調査と言うのは…。 |
クレハ |
見ての通り、瑞薙の髪を蛇に変化させて 蛇達に瓏界中を捜し回らせるんや。 |
瑞薙 |
大がかりな術だし、 捜索対象のインプットとかもあるから 準備が大変なんだけどね。 |
ルーベル |
(…ずっと蛇を生み出しまくってるけど、 髪が尽きちゃったりはしないのかな) |
杏珠 |
ところでこれ、私達が立ち合う必要あったんですか!? |
和弥 |
全くないですね。 |
瑞薙 |
みんなが探す方法を知りたがってたから、 見せてあげたかっただけ。 |
妖夢 |
それならそうと説明してくれればいいじゃないですか。 昨日あんなにもったいぶっておいて。 |
クレハ |
敢えて言うなら、面白いリアクションを見れる気がしたから? |
杏珠 |
やめてくださいよ! 何気にものすごく怖いんですけど!? |
瑞薙 |
いやー、私は止めたんだけどね? |
クレハ |
嘘つけ、ノリノリやったやん。 ま、十分楽しんだしウチらは引き上げるとしよか。 すまんけど後はよろしくね。 |
瑞薙 |
あいよ、昼頃までには一通り見て回れると思う。 それまで部屋で休んでてよ。 |
|
少女捜索中… |
瑞薙 |
お待たせ、見つかったよ。 |
ルーベル |
マジで!? すごいな、本当にあっと言う間だったね…。 |
クレハ |
ほほぅ、瓏界の中におったか。 |
瑞薙 |
外に出られてたら大変だったね。 むしろ近場にいてくれたみたいで助かったよ、 お陰で大した時間もかからずに済んだ。 |
杏珠 |
お疲れ様でした。 それで、肝心の場所は? |
瑞薙 |
時雨渓谷の先にある、清瀧洞ってところ。 星鏡が祀られていた場所だよ。 |
美苑 |
ここから先は通行止めよ。 痛い目に遭いたくなければ、早々に帰りなさい。 |
杏珠 |
…は? |
ルーベル |
ちょっと、あたしら急いでるんだけど。 邪魔するって言うならタダじゃおかないよ。 |
クレハ |
ていうか、あんたら千花祭の予選で (主人公名)にボコボコにされたばっかりやん。 逆に痛い目に遭わされるだけちゃうのん? |
鎮佳 |
それでも、今日は退くわけにいきません! 背水の陣で挑ませてもらいます! |
ルーベル |
二人かー。 うーん…。 |
妖夢 |
…背水の陣というのは、心構えを表す言い回しですよ? 陣形がどうこうって意味じゃないですからね? |
ルーベル |
いやいや、何を言っちゃってるの妖夢? そんなこと知ってるに決まってるじゃない。 |
クレハ |
それなら、その冷汗をまずどうにかせいよ。 相変わらず変なところでバカっぷりを発揮するのぅ。 |
(vs鎮佳戦終了) |
鎮佳 |
美苑様、すいません…! |
美苑 |
十分よ、鎮佳。 後は任せなさい。 |
ルーベル |
いつもと空気が違って、結構危なかったね。 |
杏珠 |
何があったのか知らないけど、 予選で私達に負けた時とは気迫が全然違うみたい。 |
クレハ |
あんたら杏珠組にも負けてたんかい。 それはともかく、なんでウチらの邪魔をするん? |
美苑 |
赤い妖狐が約束したのさ。 あんたらをここから先に進ませなければ、 星鏡をくれるってね。 |
ルーベル |
赤那の奴が? あいつ、何を考えているんだ? |
妖夢 |
それに、なんで私達が来ることを 知っていたんでしょうね? |
美苑 |
細かい理由なんてどうでもいいさ。 せっかく敗者復活のチャンスをもらったんだ、 この一戦で千花祭の借りを返させてもらう! |
(vs美苑戦終了) |
美苑 |
くそっ、久しぶりに正々堂々と全力を出したのに…! |
杏珠 |
久しぶりにって。 |
クレハ |
勝てへんかったけど、こないだよりは ずっと危なかったと思うで? 最初からそうすればいいのに。 |
鎮佳 |
(更に厄介な従妹に、根性がねじ曲がるまで 延々と負け続けましたから…とは言わないでおこう) |
ルーベル |
で、結局あんたらは何がしたかったのさ。 |
美苑 |
結局も何も、さっき言った通りだよ。 赤い妖狐がこの契約を持ちかけてきたから、 それに乗っかっただけだ。 |
妖夢 |
詳しいことは何も聞かなかったんですか? |
クレハ |
あんたら、ちょっとは取引相手を疑いなよ。 |
鎮佳 |
それでも、あの人がここから動けないことは 間違いなかったですからね。 |
ルーベル |
なんでそんなことがわかるの? |
美苑 |
詳しいことは、本人に会った時に直接聞け。 その方が手っとり早い。 |
クレハ |
本当に動けないなら、逃げられることもないし ありがたい情報やけど…。 赤那のやつ、マジで何がしたいんやろな。 |
初音 |
(主人公名)お姉様、こんなところで会えるなんて! これはもはや運命ですね、早速…! |
杏珠 |
初音ちゃんごめん、さすがに聞き飽きた。 ていうか、なんでこんな僻地に来てるの? |
初音 |
この辺りに(主人公名)お姉様の匂いがしてたので、 馳せ参じた次第ですけど。 |
ルーベル |
えっと…それはマジ喋り? |
初音 |
はい、それがどうかしました? |
妖夢 |
恋する乙女の嗅覚ってすごい。 |
クレハ |
いやいやいやいや、 恋とかでカバーできるレベルじゃないから。 明らかに人としておかしいから。 |
杏珠 |
初音ちゃん、私達は勇那さんを探すのに忙しいんだ。 また今度にしてくれないかな。 |
初音 |
(主人公名)お姉様は勇那お姉様に会いにいくところなのですか? それなら私と二人で行きましょう! その方が何かと好都合ですし! |
ルーベル |
二人で行きましょう、って… さらっと「邪魔者は帰れ」って言ってのけたね。 |
妖夢 |
(主人公名)さん、表情で嫌がるだけじゃ意味ないですよ。 ちゃんと言葉にしないと。 |
杏珠 |
言葉にしても受け入れないに一票。 |
クレハ |
有無を言わさず蹴散らすべきに一票。 |
ルーベル |
さっさと川に落としちゃおうに一票。 |
初音 |
ちょっと、人をノリで転落させないでよ。 |
ルーベル |
(異空間に放り込まれても、平気で生還してきたくせに) |
初音 |
まったく、あなた方は人の恋路を邪魔ばかりして! こうなったら勝負です! 私が勝ったら、二度と(主人公名)お姉様に近づかないで! |
杏珠 |
だってさ。 頑張ってね、(主人公名)ちゃん。 |
クレハ |
初音が負けたら、そこの崖からロープレスバンジーな。 |
初音 |
だからなんでお姉様と勝負になるんですか! あとその罰ゲーム、ただの飛び降りじゃないの! |
クレハ |
いやいや、ロープを繋ぐためのベルトだけは ちゃんと足につけるから。 |
ルーベル |
やったね、両足が固定されてバタ足もできないよ! |
初音 |
なお悪いじゃないのよ! |
クレハ |
よし、もう十分いじったやろ。 (主人公名)、さっさとこいつを倒して沈めて先に行くとしよか。 |
(戦闘終了) |
初音 |
お姉様、厳しいですわ…。 |
ルーベル |
(主人公名)の勝ちー! それじゃ早速罰ゲームと行こうか♪ |
初音 |
え、ちょ、貴方達!? |
杏珠 |
拘束具は準備済みですよー。 |
クレハ |
…自分で言っておいてなんやけど、 杏珠はなんでそんなのを常備してるの? |
杏珠 |
淑女の嗜みです♪ ほら初音ちゃん、じっとしててね。 |
初音 |
…冗談ですよね? |
クレハ |
バンジーは冗談やけど、拘束だけはしておこうかと。 |
ルーベル |
もしかすると、今の勇那は 身動きをとれない可能性があるし。 あんたを自由にさせておくのは危険かなって。 |
初音 |
なんですって、それはチャンス…! じゃなかった、急いで勇那お姉様を助けてあげないと! 私も協力しますから、一緒に連れていってください! |
杏珠 |
却下、そしてできあがり♪ それじゃ初音ちゃん、帰りにでも助けてあげるから ちょっとそこで待っててねー。 |
初音 |
杏珠さん、ちょっと待ちなさいってば! 私も連れていきなさーい!!! |
妖夢 |
相変わらずタフな子だなぁ。 重石でも付けておこうかな。 |
棗 |
うわ、ほんとに来た。 |
モニカ |
杏璃先生、いつの間に予知能力まで…。 |
杏珠 |
お姉ちゃんがどうかしたの? ていうか二人はなんでこんなところにいるの? |
モニカ |
昨日言ったばかりでしょ。 杏璃先生の指示で、(主人公名)の妨害よ。 |
クレハ |
その話、詳しく聞きたいんやけど。 杏璃はどこにおるん? |
棗 |
ここにはいないよ。 ていうか、どこにいるか知らない。 |
モニカ |
ちょっと前にふらっと家に来て、 蓮華樹海とここで(主人公名)を迎え撃てって言って そのままふらっとどこかに行っちゃった。 |
妖夢 |
なんですかそれ。 |
モニカ |
よくわかんないけど、何か意図があるんでしょ。 それに昨日も言った通り、私達も我が身が惜しいんで。 |
棗 |
千花祭の結果を聞いた時の、師匠の反応も怖かったしな。 負け続けてたら、またすごい特訓が待っていそうだ…。 |
杏珠 |
(モニカちゃんは予選落ちで、 棗ちゃんも本戦を早々に敗退したんだっけ) |
モニカ |
姉弟子としての面子もあるしね! 昨日はただの小手調べ、今日こそは勝たせてもらうよ! |
ルーベル |
へぇ、ピンクの子の方が姉弟子なんだ。 |
杏珠 |
年齢は同じくらいなんだけどね。 モニカちゃん、棗ちゃん、(主人公名)ちゃんの順に弟子入りかな。 で、強い順に(主人公名)ちゃん、棗ちゃん、モニカちゃん。 |
クレハ |
ダメな姉弟子ばかりやん。 |
モニカ |
うるさいわね、姉よりすぐれた妹なぞ存在しないのよ! 外野は黙って見てなさい! |
(vsモニカ戦終了) |
ルーベル |
下剋上ならず、か…。 |
モニカ |
うっさい青いの! 下剋上とか言うな! |
棗 |
別にいいわよ、最初からモニカは 当てにしてなかったから。 覚悟しなさい(主人公名)、ここからが本番よ! |
妖夢 |
本当に姉弟子の威厳ゼロですね。 |
クレハ |
しかしまぁ、棗も予選の時に比べて 色々と吹っ切れてるみたいやね。 よかったよかった。 |
ルーベル |
よくないよ、むしろ厄介だよ。 |
棗 |
ふふん、今の私は絶好調だもんね。 今日こそ勝たせてもらうんだから! |
クレハ |
姉弟子が二人して「今日こそ勝つ」って…。 ほんま情けないのぅ。 |
モニカ |
だから外野うるさいってばー! |
(vs棗戦終了) |
棗 |
まずい、二人がかりでもダメだった…。 |
モニカ |
これは杏璃先生に殺されるかもしれない…。 |
妖夢 |
冥界でお二人の来訪をお待ちしていますね♪ なんならお迎えの用意も…。 |
モニカ |
結構です、お構いなく! |
クレハ |
ところで、二人が杏璃会ったのって 具体的にいつの話? |
棗 |
えーと、千花祭の翌日だったかな。 |
モニカ |
わたしは翌日っていうか翌朝。 |
クレハ |
…ウチ、千花祭の前日に 妖怪の山で杏璃と会っててな。 その時に「あと一週間は帰れない」って聞いてるんよ。 |
棗 |
は? そう言われても現に…。 |
ルーベル |
みんなで考えてたんだけどさ、 棗達が会った人ってもしかして…。 |
杏璃 |
あ、いたいた。 3人とも一緒にいたのね、 みんなで修行でもしてたの? |
杏珠 |
お姉ちゃん! |
妖夢 |
この方が杏璃さんですか。 |
棗 |
師匠、なんてタイミングで…! |
クレハ |
よう杏璃、瓏界に戻ってきてたんやね。 仕事とやらはもういいのん? |
杏璃 |
まだ途中だけど、少し時間ができたから (主人公名)達の様子を見にきたの。 それで棗の家に行ったら、ここに来てるって言うから。 |
棗 |
へ? |
ルーベル |
…あんたがこの二人に、 ここに来いって言ったんじゃないの? |
杏璃 |
いいえ、言ってないと思うけど…。 みんなに会うこと自体、かなり久しぶりよ? |
モニカ |
でも先生、この前…。 |
ルーベル |
さっきの続きだけどさ、二人に指示を出したのって この人の偽物だったんじゃない? |
棗 |
偽物…? |
モニカ |
そういえば、いつもとちょっと違う感じはしたけど…。 あれは杏璃先生だったと思うわよ? |
クレハ |
本人に聞けば早いやろ。 杏璃、千花祭の翌日辺りに瓏界に来た覚えある? |
杏璃 |
…何の話? 今日までの数ヶ月は、妖怪の山を一切離れてないわよ。 |
妖夢 |
本人のこの言葉が、一番の証拠だと思いますが。 |
棗 |
え、それならあの時の師匠は一体…? |
杏璃 |
ところで(主人公名)、千花祭の優勝おめでとう。 師匠の私も鼻が高いわ。 |
杏珠 |
何言ってるのよ、最近は大した指導もしてないのに。 |
杏璃 |
仕方ないじゃない、私も忙しいんだもの。 その分、基礎はみっちり教えてたでしょ? |
杏璃 |
モニカと棗は惜しかったわね。 次の機会にまた頑張りましょう。 そのためにも…。 |
モニカ |
そうですね、明日から頑張ります! |
棗 |
ええ、それでは今日はこの辺で! |
杏璃 |
あれ、3人で練習してたんじゃないの? |
クレハ |
いや、ウチらは通りがかっただけや。 そのついでにちょっと勝負をして、 (主人公名)が二人をコテンパンにしたところ。 |
棗 |
ちょ…クレハさん!? |
ルーベル |
ここのところ(主人公名)との差は広がる一方だしね。 二人もこのままじゃいけないと思って、 頑張って特訓してたんだってさ。 |
杏璃 |
そうなんだ…ごめんね、私がずっと放っておいたせいで。 安心して、今日はたっぷり指導をしてあげるから。 色々と面白い修行方法も仕入れてきてるわよ。 |
モニカ |
面白い修行方法って…嫌な予感しかしない…! |
杏璃 |
妹紅さんって人に聞いたんだけどね。 至近距離で弾幕を受け続けたら、 ダメージが気にならなくなるんですって! |
棗 |
ちょ…いやいや、無茶ですよ! それきっと不老不死の人限定の修行ですって! |
杏璃 |
コダマも不老不死みたいなものじゃない? これ続けたら、そのうち無敵になれるかも♪ |
杏珠 |
ちなみに、お姉ちゃんのコダマの火力は さっきの棗さんの数倍と思ってください。 |
ルーベル |
うわー痛そー。 痛みのフィードバックで何回気絶するか見物だね。 |
杏璃 |
他にも色々と考えてきたの♪ たまにしか相手をできない分、 内容を濃密にしないといけないし! |
棗 |
濃すぎるのも考え物だと思いますが!? |
杏璃 |
そんな遠慮しなくてもいいわよ。 それじゃ(主人公名)達も頑張ってね。 私達も頑張るから♪ |
モニカ |
ちょっと待ってください先生! (主人公名)、見てないで助けなさいよー! |
妖夢 |
…ご愁傷様です。 |
クレハ |
話を戻して…杏璃の偽物って、やっぱり赤那の仕業かな。 |
ルーベル |
美苑達も赤那の差し金だったし、そうじゃないの? 方法まではわからないけどさ。 |
妖夢 |
この際、さっさと突っ切って 直接話を聞いた方が一番早そうですね。 |
杏珠 |
それもそうですね。 それじゃ急ぎましょう、帰りに棗ちゃん達の骨も 拾ってあげないといけないですし。 |
杏珠 |
あれ、カコちゃんじゃない。 こんなところでどうしたの? 茉莉ちゃん達は一緒じゃないの? |
華坤 |
…。 |
妖夢 |
何か様子が変ですね…。 |
クレハ |
…違う、華坤じゃない! 他の誰かが入っとる! |
ルーベル |
は?何それ? |
杏珠 |
カコちゃんはすごく特異な霊媒体質で、 悪霊や妖怪に身体を乗っ取られることがあるんです! |
妖夢 |
以前、紫様が取り憑いたこともありました…。 |
華坤 |
…! |
クレハ |
来るみたいやぞ!? (主人公名)、警戒せえ! なんか嫌な予感がする! |
(戦闘終了) |
華坤 |
…あれ、(主人公名)? ここどこ?私、何してたの? |
杏珠 |
カコちゃん! よかった、抜けたみたい。 |
妖夢 |
しかしまぁ、とんでもないのが出てきましたね。 |
ルーベル |
なんだったんだろ、あのコダマ。 私達より大きかったんだけど。 どうしたら手に入るのかな。 |
クレハ |
わからん、ウチも初めて見たわ。 萃香さんから仕入れたのは間違いないと思うけど。 |
ルーベル |
は? 仕入れるって、コダマカードを? |
クレハ |
そっか、ルーベルは華坤のことを知らんのか。 色々とややこしいんで、後で詳しく教えるよ。 |
妖夢 |
(まだちょっと気にしている) |
ルーベル |
さっきの特殊な体質とやらのことかな。 まぁいいや、置いておこう。 誰が取り憑いてたかはわからないの? |
華坤 |
…? どうしたの、何かあったの? |
クレハ |
当の本人がこの調子やし、そっちもわからなそうやな。 ただ今の状況で考えたら…。 |
妖夢 |
やっぱり赤那ですかね。 よほど私達に来てほしくないのでは。 |
ルーベル |
さっきの偽物の件と言い…。 赤那の奴、色々と厄介な能力を持ってるみたいだなぁ。 |
妖夢 |
ところで、清瀧洞とやらの入口は…。 |
クレハ |
うん、そこにある大穴や。 とにかく赤那に会わないと始まらんし、中を探そう。 急がんと日が暮れてまう。 |
|
「清瀧洞」に移動可能になりました。 一度「ポータブルスキマ」などで脱出してから移動してください。 |
シナリオ#24終了 |