対竜編 第三弾 並圧(ダウト・バイ・マインド)

 最前線の戦火は収まるどころか、飛来したダウト・ペアの真の統治者〈優麗姫帝ビフレストシェリー〉と、過去の戦乱をその身に封じ込めた凶悪なるドラゴンの剣士〈龍君オオアマノ・NEX〉の一騎打ちを中心に開戦時よりも激化すらしていた。
 しかし、その中で遂に大きな情報が流れ込んだ。潜入者スルルテルが命を賭して本国へ送ったレポートがダウト・ペアの全貌を明らかにしたのだった。未確認種族達はサポート種族同様、並行世界で不当な扱いを受け革命を起こし、そして成功した存在。そして、その強さ以外謎に包まれていた対竜の実態。敵の内部を知ることが出来たことに安堵しつつも、彼らの過去の功績も恐れもした。しかしその後、とある古文書からかつて彼等がいた並行世界と現世界の関わりを示した記述が発見された。その文書をもとに、五文明軍は当時の二つの世界の架け橋となっていた一対のフェニックスを降臨させることに成功する。彼らは現世界の有り様に呆れつつも戦う手段を提供し、更にあくまで秩序の回帰を目的として自らも加勢することを約束した。その上、世界のバランスの崩壊に遂にワールド・ドラゴンが動き、戦局は五文明側に大きく傾いたと思われた。
 2体の不死鳥を背後に構えた増援部隊は戦地に辿り着いた時、背筋が凍りついた。与えられた情報で敵の戦いの全てが分かっている筈なのに、戦場にいた敵は聞いていたよりも強力な兵器を多数所持していた。複数の女王、広域殲滅兵器を担ぐ怪鳥、ダウト・ペアは〈疑進化〉を完成させていたのだった。


このエキスパンションでの新要素
新能力:疑進化V


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最終更新:2011年09月20日 22:03
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