ヘッドフォンアンプ用音声信号引き込み工事実施に際して
①工事目的
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- ヘッドフォンアンプ、ヘッドフォンを用いてブース内で現在収録されている音声をモニタリングできるようにするため工事を行った。またモニタリングする際にブース内を密閉する為、壁部にコネクタを取り付け壁内部をケーブルで通す方式を採用した。
②工事実施日
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- 2007/1/10~2007/1/11の放課後
③使用したケーブル、コネクタ、工具
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- Canare社製 75Ω MR202-2AT(4m)
- Canare社製 75Ω L-2T2S(40cm)
- ピンプラグコネクター(赤白2つずつ)
- キャノンコネクター オス XLR3-12(2つ)
- キャノンコネクター壁配線用 メス XLR3-31(2つ)
- 半田ごて(40W→120W可変タイプ1つ)
- ハンダ(KESTER44適量)
- フラックス(適量)
- 電工ナイフ(1つ)
- 電工ペンチ(1つ)
- 電工ドライバー(小1つ)
- ピンセット(1つ)
- ドライバーセット(1つ)
- ハンズヘルパー(1つ)
- 万力(1つ)
④結線要領
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- [MixerのRecOut]→[ケーブル]→[壁内]→[ケーブル]→[ヘッドフォンアンプ]→[ヘッドフォン]
- また、キャノンコネクター(XLR3-12、XLR3-31)を使用して壁内を通しましたが、そのときのピン番号の属性は以下の通りです。
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Pin番号 |
属性 |
1番 |
GND(アース) |
2番 |
左側音声信号 |
3番 |
右側音声信号 |
⑤施工仕様
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- 今回はマイクロフォンを引き込むコネクタを取り付けてある板にひとつ空いていた穴を利用して配線しました。
- ディレクターズボイスを利用するのであればもうひとつコネクタを用意しなければなりません。
- キャノン関係に関してはハンダクラックが起きて異常接触を起こさないようにホットボンドで接点部分を固めました。
- MR202-2ATというアルミラップケーブル、KESTER44という専用ハンダを使ったので音の通りが良くなっています。
最終更新:2007年01月11日 21:56