十也たち一行は今寄咲家で極秘裏に開発されていたタイタニック=ジャッジ二番艦に乗り込む。目的地はNがいるモゴラ大陸地球連邦治安維持局本部。Nを倒し決闘獣の暴走を止めるため彼らはその歩を進めるのであった
~タイタニック=ジャッジ二番艦内~
ツバメ「この調子ならあと数時間でモゴラ大陸にはつきそうね」
ライトニング「決闘獣は空を進んでいれば出会うこともないですからね」
ビービービー!!
艦内に警報が鳴り響く
ボルケーノ「なんだ!?」
オペレーター「前方に飛行物体を確認!これはタイタニック=ジャッジです!」
ツバメ「なんですって!?」
にろく「タイタニック=ジャッジは治安維持局本部の特殊飛行艇のはず……」
十也「それがここにいるってことは……」
ウルズ「わざわざ俺たちのお出迎えにきたってことか」
オペレーター「タイタニック=ジャッジから通信入ります!」
ツバメ「つないで!」
トリス・アレジェーネ「やぁ、久しぶりだね」
ディック「あいつは!」
ボルケーノ「確かアレジェーネ!」
ナル「じゃあこいつがハイ・ヒューマン」
結利「新人類ってやつだね」
トリス「わざわざおまえたちからやられにくるとはいい度胸だね。ここでその飛行艇ごと海の藻屑にしてあげるよ」
ドゴォン!!
激しく揺れるタイタニック=ジャッジ二番艦
凌牙「なんだ!」
オペレーター「タイタニック=ジャッジからの攻撃です!このままではこちらは狙い撃ちにされてしまいます」
トリス「せいぜいあがくんだね、おろかな旧人類」
オペレーター「通信切れました」
ツバメ「くっ。タイタニック=ジャッジの1番艦を改造して武装を取り付けていたなんて。うかつだったわ」
ウルズ「だがどうする。このままでは落ちるのを待つしかないぞ。こちらの2番艦には武装もない」
ディック「どうにか奴らの飛行艇に取り付けばいいんじゃないの?」
ツバメ「だめね全然だめ!こんな空中で飛行艇から飛行艇に取り付くことなんて……」
ディサイブ「その役目私にまかせてもらおう」
ツバメ「えっ!?」
十也「どうするつもりだ、ディサイブ?」
ディサイブ「私なら奴の飛行艇に乗り移ることができるかもしれない。このカードの力を使えば」
ディサイブは1枚のカードを取り出す。「虹の橋ビフレスト」
ディサイブ「この力があればどこへでも道をかけることが可能だ」
ツバメ「でもどちらの飛行艇もかなりの速度で動いているのよ。道を作ってもそれをわたりきることができない
わ」
凌牙「おい!バイクかD・ホイールはないのか?」
ツバメ「なによ急に?」
凌牙「いいから答えろ!」
ツバメ「2人乗りのバイクなら2台格納庫にあるわ……もしかしてあなた!」
凌牙「ああ」
ライトニング「まさかバイクで!?」
凌牙「ディック!」
ディック「ほ、本当にやるのかよ凌牙!?」
凌牙「このままじゃあいずれこちらの飛行艇は落ちる。だったらやるしかないだろう!」
ツバメ「本気のようね。あなたの性格じゃ止めても無駄でしょうし。いいわここはあなたたちに任せるわ」
ディサイブ「メンバーは私と凌牙、ディック。あと1人いけるな」
ライトニング「レイ!」
ライトレイ「心配するな!無事戻ってくるさ」
ツバメ「では艦長命令よ!あなたたち全員無事もどってくること!いいわね!」
凌牙「ああ」
ディック「おう」
ディサイブ「わかった」
ライトレイ「任せろ」
~タイタニック=ジャッジ二番艦・甲板~
ライトレイ「ぐっ。すごい風だな」
ディック「こ、こんな高さから落ちたら即死だよね」
凌牙「たのむぞディサイブ!」
ディサイブ「あぁ。虹の橋ビフレスト!」
凌牙「よし行くぞ!」
バイクに乗りタイタニック=ジャッジへかかる虹の橋を渡る4人
凌牙「このまま飛行艇の中に突っ込む!」
ディック「うぉぉぉ!」
窓ガラスを破りタイタニック=ジャッジ1番艦への突入することに成功した4人
ライトレイ「なんだ…なにかいるぞ!」
決闘獣「グォォォ!!」
ディサイブ「これは決闘獣!」
ディック「こいつらの相手をしながらあいつを探さなきゃいけないのか」
凌牙「どれだけ敵がいようと俺の前に立ちふさがる奴はこの牙で噛み砕くぜ!」
4人の様子をトリスは艦内モニターで見ていた
トリス「まさかこんあ方法でこちらに取り付いてくるとはね。おもしろい!相手をしてやるよ」
~タイタニック=ジャッジ二番艦~
アポロニウス「無事彼らは突入に成功したようだな」
ツバメ「たのだわよみんな……。タイタニック=ジャッジ二番艦はこれよりモゴラ大陸へと突貫するわ!いくわよ!」
to be continued
最終更新:2013年01月26日 09:31