~タイタニック=ジャッジ2号艦~
ツバメ「もうすぐ火の国上空につくわ。各員準備しなさい」
火の国についたツバメたちはタイタニック=ジャッジ2番艦から降りる
ツバメ「ここからはいつやつらが襲ってくるかわからない。飛行艇もここには置いておくことはできない。もう後戻りはできないわよ」
にろく「ここまできて引き返すような奴はいないさ」
ナル「当然!」
ボルケーノ「ラメイルも助けなきゃいけないしな」
十也「Nを倒しこの戦いを終わらせる。引く気はないぜ!」
アポロニウス「これが我々の想いというわけだ」
ウルズ「だとよ。俺たちはそれぐらいの覚悟をしてここまで来ている。Nを倒すまで誰1人あきらめるはずないさ。そういうメンツだろうしな」
ツバメ「ふっ。それもそうね。ではいくわよ、みんな!」
~地球連邦治安維持局本部・入口前~
ツバメ「やはりでてきたわね決闘獣!」
決闘獣「ガォォォ!」
決闘獣「グォォォ!」
ライトニング「すごい数ですよ!」
十也「ん?誰かいるぞ」
にろく「あいつは!」
ヴァーダンド「アポロニウス!ソナタと再び合間見えるこの時を待ちわびたぞ!今度こそ我がソナタを倒す!」
アポロニウス「いいだろう。ソナタとの因果の鎖はここで断ち切らせてもらう!」
ボルケーノ「だったらサポートは俺にまかせな」
にろく「おれたちも残る。これだけの決闘獣をお前一人では相手しきれないだろう」
ナル「みんなは先に進んでくれ!」
ウルズ「わかった!道案内はおれに任せな!」
十也、結利、ツバメ、ライトニング、ウルズの5人は内部へと進んでいくのであった。
~タイタニック=ジャッジ~
凌牙「まだ沸いてきやがる!」
ディック「最後の部屋は?」
ライトレイ「ディサイブが向かった!あいつがどうにかしてくれるはずだ!それまでなんとしても耐え抜くぞ」
ディサイブ「この部屋に奴が」
プシュー
部屋の扉が開かれる。そこにはイスに腰掛けて退屈そうにしている少年の姿があった
トリス「やっときたか。待ちくたびれたよ」
ディサイブ「ハイ・ヒューマン。そなたはここで余が倒す」
トリス「旧人類ごときが調子に乗るなよ!できるもんならやってみな」
ディサイブ&トリス「デュエル!」
ディサイブ「先攻はもらう。余のターン!余はモンスターをセット。カードを2枚セットしターンエンド」
トリス「僕のターン。僕はTGストライカーを特殊召喚。レベル4以下のモンスターが特殊召喚に成功した時TGワーウルフは特殊召喚できる。TGワーウルフにTGストライカーをチューニング。シンクロ召喚、TGハイパー・ライブラリアン!まだだ!僕はTGサイバーマジシャンを召喚。このモンスターは手札のTGを素材にシンクロ召喚を行なうことができる!手札のTGラッシュライノを素材にシンクロ召喚!現れろシンクロチューナーTGワンダーマジシャン!ワンダーマジシャンがシンクロ召喚に成功した時、相手のマジック・トラップカードを1枚破壊する」
ディサイブ「くっ!」
トリス「さらにTGハイパーライブラリアンの効果発動。シンクロ召喚が行なわれるたびカードを1枚ドローする。バトルだ!TGワンダー・マジシャンで伏せモンスターを攻撃!」
ディサイブ「罠カード発動神の桎梏グレイプニル。デッキから極星獣タングニョーストを手札に加える。そして極星獣タングリスニが破壊されたことで手札の極星獣タングニョーストを特殊召喚し2体の極星獣トークンを特殊召喚する」
トリス「TGハイパー・ライブラリアンで極星獣タングニョーストを攻撃。カードを1枚セットしターンエンドだ」
ディサイブ「余のターン。余はチューナーモンスター極星獣グルファクシを召喚」
トリス「これでお前の場のモンスターのレベルは10。神のカードか!」
ディサイブ「極星獣グルファクシを2体の極星獣トークンにチューニング。星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔鎚を振り上げん。大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ。シンクロ召喚!光臨せよ、極神皇トール!」
トリス「来たな神のカード。だがお前がシンクロ召喚を行なったことでTGハイパー・ライブラリアンの効果発動だ」
ディサイブ「いくぞ!」
トリス「いいや!トールの効果は使わせないね。アクセルシンクロ!TGブレード・ガンナー!さらにTGブレード・ガンナーの効果発動。墓地のTGモンスター一体を除外することで自身を除外する」
ディサイブ「自らを守るモンスターを消しただと!?ならばトリス・アレジェーネ!そなたにダイレクトアタックだ!」
トールの攻撃がトリスを襲う。だがトリスはダメージを受けない
ディサイブ「なんだ!どういうことだ」
トリス「残念だったね。僕はさっきこのカードを発動していたのさ!罠カードゼロ・フォース。僕のモンスターが除外された時フィールドのモンスターの攻撃力は0になる。つまり今のトールの攻撃力は0だ!」
ディサイブ「そのカードを発動するためにわざとモンスターを除外したというわけか。ターンエンド」
トリス「僕のターン。スタンバイフェイズにTGブレード・ガンナーは僕のフィールドに戻る。TGブレード・ガンナーでトールを攻撃。シュートブレード!」
TGブレード・ガンナーATK3300 VS 極神皇トールATK0
ディサイブLP4000→700
ディサイブ「ぐぅぅぅ!」
トリス「旧人類の力などこの程度だ。僕はカードを1枚セットしターンエンド」
ディサイブ「だがこのエンドフェイズに墓地の極星獣グルファクシを除外することでトールは蘇る!そして相手に800ポイントのダメージを与える」
トリスLP4000→3200
トリス「ぐっ!旧人類風情が僕にダメージを!」
ディサイブ「余のターン(奴の伏せカード……あれはおそらくゼロフォース。あのコンボを打ち破らない限り余のモンスターの攻撃力は再び0に。ならば!)」
ディサイブ「余は極神皇トールの効果発動エフェクトアブソーバー!」
トリス「無駄だよ!TGブレードガンナーの効果だ。自身を除外する!さらに罠カードゼロフォースを発動。これで再びトールの攻撃力は0になる!」
ディサイブ「そうはさせん!速攻魔法禁じられた聖槍発動!トールの攻撃力を800ポイントダウンすることでエンドフェイズまで魔法・罠カードの効果を受け付けない!」
トリス「なんだと!こいつ!」
ディサイブ「極神皇トールでダイレクトアタック!サンダーパイル!」
極神皇トールATK2700
トリスLP3200→500
トリス「ぐはぁ!」
ディサイブ「余は速攻魔法異次元からの埋葬を発動。その効果で除外されている極星獣グルファクシとTGブレード・ガンナーを墓地に送る。これで次のターン貴様のモンスターは戻ってこない。ターンエンド」
トリス「この僕がここまで追い詰められるとは。だがこのターンでお前は終わりだ!僕の本気を見せてやるよ」
トリス「僕はフィールド魔法Sin Worldを発動!チューナーモンスターSinパラレルギアを召喚。Sinパラレルギアは手札のSinモンスターを素材にシンクロ召喚を行なうことができる。SinパラレルギアをSinスターダストドラゴンにチューニング!シンクロ召喚!Sinパラドクスドラゴン!」
ディサイブ「攻撃力4000!これが奴の切り札か!」
トリス「Sinパラドクス・ドラゴンはシンクロ召喚に成功した時墓地のシンクロモンスター一体を特殊召喚する。蘇れTGブレード・ガンナー!Sinパラドクスドラゴンで極神皇トールを攻撃!」
Sinパラドクス・ドラゴンATK4000 VS 極神皇トールATK3500
ディサイブLP700→200
ディサイブ「ぐぁぁぁ!」
トリス「あははは!これで終わりだぁ!TGブレード・ガンナーでダイレクトアタック!」
ディサイブ「まだだ!ここで倒れるわけには!トールが破壊された時手札の極星獣タングニョーストを守備表示で特殊召喚する!」
トリス「ちっ!攻撃だ!」
ディサイブ「くっ!だがこれで!」
トリス「トールの効果か?」
ディサイブ「なっ!」
トリス「旧人類ごときがいい気になるなよ!そんなの僕が読んでいないとでも思ったか!魔法カード魂の開放を発動。お前の墓地のモンスターを5体除外する!」
ディサイブ「トールが!」
トリス「あははは!絶望しろ!これでお前の策は尽きたな。終わりだよ旧人類!」
ディサイブ「余は……民のためそして共に戦う仲間のためここで負けるわけにはいかない!」
トリス「カードを引いてもお前の手札はたった2枚。どうするつもりだい?」
ディサイブ「余は信じているのだ」
トリス「なに?」
ディサイブ「民を護るためのこの力を!我が真実のルーンよ!余に悪しき者を退ける力を!」
ディサイブ「ドロー!極星獣グルファクシは相手のフィールドにシンクロモンスターがいる時手札から特殊召喚することができる。極星将テュールを召喚」
トリス「なんだ!それじゃあ神のシンクロ召喚も行なえない。こけおどしか」
ディサイブ「余の新たな力しかとその身に刻め!」
ディサイブのエクストラデッキが輝きを放つ
トリス「なんだ!?」
ディサイブ「余は極星獣グルファクシと極星将テュールでオーバーレイネットワークを構築!」
トリス「エクシーズ召喚だと!?」
ディサイブ「聖輝士(せいきし)の輝きが悪しき力を断罪せん!エクシーズ召喚、輝光子パラディオス!」
トリス「攻撃力2000?そんなモンスターじゃ僕を倒すことなど……」
ディサイブ「輝光子パラディオスの効果発動!オーバーレイユニットを2つ取り除くことで相手モンスター1体の効果を無効にし攻撃力を0にする!」
Sinパラドクス・ドラゴンATK4000→0
トリス「なんだと!?攻撃力が0に!」
ディサイブ「決着をつけるぞ!パラディオスでSinパラドクス・ドラゴンに攻撃!フォトン・ディバイディング!」
Sinパラドクス・ドラゴンATK0 VS 輝光子パラディオスATK2000
トリスLP500→0
トリス「そ、そんなばかなぁぁ!!この僕がぁぁ!」
衝撃で吹き飛ばされるトリス。体が壁に打ち付けられ倒れる
トリス「くっ……くそ。だがこれで終わりだと思うなよ!」ポチッ!
トリスが何かのスイッチを押す
ビービービー!
艦内に警報が鳴り響く
「緊急警報!緊急警報!自爆機能作動確認。これより1分後に本艦は爆発します。各員は速やかに退避してください」
ディサイブ「なに!貴様なにを!」
トリス「くっくっくっ!どうせD・Eで構成された僕の体はもう持たない。お前らも道連れにしてやるよ!」
トリスの体から黒い煙が吹き出る
トリス「あははは!地獄で先に待ってるよ!」
トリスの体からあふれる黒い煙。やがてトリスは霧散し消滅した
ディサイブ「くっ!急がなくては時間がない」
~1分後~
ドゴォォォンン!!
ものすごい爆音と共にタイタニック=ジャッジは爆発し海の藻屑となるのであった。果たして4人は無事脱出できたのだろうか。
to be continued
最終更新:2013年01月27日 10:41