72 :4:2012/07/24(火) 04:36:08

1918年、第一次世界大戦は終結。1/3

ベルサイユ条約:日本政府は戦時中の教訓から工業力の整備が総力戦に必要不可欠という認識をもつようになり、
独逸から賠償金3億円に加え優秀な工作機械や基礎技術を分捕った。

日中資源条約:史実のような抜け駆けをせずに、列強に十分な根回しをした上で旧ドイツ権益を含んだ問題について議論した。
日本は山東省での旧ドイツ権益と引き換えに満州鉄道およびその付属地の租借期間の延長と満州資源の利用を目的としたの条約を締結。
30年の間、日本は鉄道の付属地以外でも満州(実際は南部)の資源を得ることができる。

満州:新設予定の国際連盟の監視の下で自治領化を行うことを提言して列強に警戒されないようにした。
日本は国際連盟の容認の下で、満州自治領の存在そのものを戦後体制に組み込んでいくようになる。

73 :4:2012/07/24(火) 04:36:53

2/3

血の対価:東南アジアの英領への進出を容認してもらった。
海外権益を拡大する一方、日本は金鉱や鉄鉱石、石炭が確認された
カムチャッカ半島の鉱物資源の採掘や樺太のオハ油田開発に力をいれていた。

アナスタシア皇女:日本の某皇族と結婚し、ロマノフ王朝の遺産を継承したアナスタシア皇女から資金を融通してもらい
開発資金を工面していた。

シベリア出兵:規模を縮小して、早めに切り上げたものの、白衛軍の人間や富裕層の脱出を支援した。樺太やカムチャッカ半島南端の
開発では、脱出してきたロシア人富裕層の投資を募り、開発資金の足しにしていた。
日露戦争での借金を返済できたことも相成って日本経済は大いに飛躍していた。

八八艦隊計画:規模を縮小。

諜報機関:明石元次郎、就任

倉崎重工:歴史には存在し得ない新興企業

統一規格制定:官民一体となって推進。

74 :4:2012/07/24(火) 04:42:02

3/3

嶋田さん:海軍少佐に昇進。1916年~1919年まで駐伊大使館付海軍武官となる。
東京の軍令部に転任すると政府、軍内部の人物について調査をはじめた。
調べていくうちに、何者かの日本への介入が予想以上に大きな事を知る。

1919~1921年の間 午後8時伏見宮博恭王軍令部長が嶋田さんを料亭に招待。夢幻会と初接触。

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最終更新:2012年07月25日 21:52