プリンセスチュチュ
●9点
一話一話謎や展開を用意してあり作品内さまざまな場所に配置された謎や伏線も見事だった
バレエものを意識してか作品全体に情緒と風情を感じクラシカルな印象
絵柄の可愛らしさから内容の怖さまでダークメルヘンというジャンルに適しており
お人形のような可愛さと怖さを持った作品
とりわけ悲劇を求める死人ドロッセルマイヤーのキャラクターが際立ち
可愛らしくメルヘンチックな作品をダークに締めドキドキさせられる
猫先生やエデルさんといった脇役達のセリフや立ち回りも作品に深みを持たせている
バレエものを意識してか作品全体に情緒と風情を感じクラシカルな印象
絵柄の可愛らしさから内容の怖さまでダークメルヘンというジャンルに適しており
お人形のような可愛さと怖さを持った作品
とりわけ悲劇を求める死人ドロッセルマイヤーのキャラクターが際立ち
可愛らしくメルヘンチックな作品をダークに締めドキドキさせられる
猫先生やエデルさんといった脇役達のセリフや立ち回りも作品に深みを持たせている
●0点
クラシック&バレエを軸にした構成に沿って進むストーリーは目新しいが、その場しのぎの演出が鼻に付く。甥っ子に見せたら、チュチュと相手との戦闘?シーンで花が出てきて大笑い。ギャグアニメとしての受けはいいようだ。バレエシーンなどは、本物を知ってる人間にとって、あれはあくまでアニメ演出でのバレエであって、アイディアの借用以外誉められた物ではないが それを評価されても困ってしまう。明らかに構成も設定も別物に成ってる1部・2部を較べてテーマが違うからとほざく糞信者も問題有り。結局の所、インテリぶったヲタ向け電波アニメであり、セールスの悪さや知名度の低さが全てを物語っている。本当に良作なら、何かの機会に再評価される場合も多いのだが チュチュの場合、まずありえないだろう。
クラシック&バレエを軸にした構成に沿って進むストーリーは目新しいが、その場しのぎの演出が鼻に付く。甥っ子に見せたら、チュチュと相手との戦闘?シーンで花が出てきて大笑い。ギャグアニメとしての受けはいいようだ。バレエシーンなどは、本物を知ってる人間にとって、あれはあくまでアニメ演出でのバレエであって、アイディアの借用以外誉められた物ではないが それを評価されても困ってしまう。明らかに構成も設定も別物に成ってる1部・2部を較べてテーマが違うからとほざく糞信者も問題有り。結局の所、インテリぶったヲタ向け電波アニメであり、セールスの悪さや知名度の低さが全てを物語っている。本当に良作なら、何かの機会に再評価される場合も多いのだが チュチュの場合、まずありえないだろう。
●10点
構成は第2話の卵の章1クール「運命を受け入れる者に幸いあれ。」雛の章2クール「運命に逆らう者に栄光あれ。」バレエ・童話の世界観をモチーフにし、 それらをメタ構造にして、物語の中で物語を語りながら進むストーリーはわざと視聴者を主人公に感情移入させづらくしている。 2クールでちょっと中盤グタグタになるのは物語の 登場人物の役割が反転して1クール自体が伏線に なってしまっているからだろう… いろんな物の見方が出来るアニメがチュチュなので評価しづらいが それでも、チュチュの世界観は一貫しているので10点。 主人公よりも謎の老人の視点で見ていたので、チュチュは楽しかった。チュチュの世界観はロングセラーになった「ソフィーの世界」の 哲学の変わりにバレエ・童話をモチーフにしている感じが近いかな。 お見事。
構成は第2話の卵の章1クール「運命を受け入れる者に幸いあれ。」雛の章2クール「運命に逆らう者に栄光あれ。」バレエ・童話の世界観をモチーフにし、 それらをメタ構造にして、物語の中で物語を語りながら進むストーリーはわざと視聴者を主人公に感情移入させづらくしている。 2クールでちょっと中盤グタグタになるのは物語の 登場人物の役割が反転して1クール自体が伏線に なってしまっているからだろう… いろんな物の見方が出来るアニメがチュチュなので評価しづらいが それでも、チュチュの世界観は一貫しているので10点。 主人公よりも謎の老人の視点で見ていたので、チュチュは楽しかった。チュチュの世界観はロングセラーになった「ソフィーの世界」の 哲学の変わりにバレエ・童話をモチーフにしている感じが近いかな。 お見事。
●9点
原案の伊藤郁子が構想に10年をかけた、クラシックとバレエを中心としたメタアニメ。 話は卵の章と雛の章の2部構成となっており、話の進め方は正に現代の童話といった感じ。 しかし、体裁としては子供向けなのだが、実際はその子供と一緒に観ている親を対象としてる感じがする。まぁ、一時期流行った「本当は怖いグリム童話」みたいな雰囲気を感じる。 傾向として、卵の章の評価は高く、後半の雛の章の評価が低いというものがある。 この理由は前半と後半のテーマを見れば分かると思う。 前半は無難な展開でいいが、設定上、後半はそれをことごとく避けなくてはならないのである。結果、後半部の結末はドロッセルマイヤー&視聴者の裏をかいたものになる必要があり、 それ故に視聴者の支持をあまり集めることができなくなってしまったのだと思う。 漏れは後半の停滞気味の所も含め、1つのクラシック音楽&劇となっているように感じた。 唯一気になったのは、バレエシーンで登場人物がすぐにチュチュに靡いてしまう点。 一種の催眠術みたいなのにかかっているし、人の心の弱さを描いていると言えばそうなのかも知れんが…。クラシック&バレエを知らなくても楽しめるが、知っていると更に、巧い作りであることを実感できるかも。ぶっちゃけ、爺さんが書いたお話しだからってことで、ちょっとした違和感は誤魔化せるところが一番凄いw 長文失礼した。
原案の伊藤郁子が構想に10年をかけた、クラシックとバレエを中心としたメタアニメ。 話は卵の章と雛の章の2部構成となっており、話の進め方は正に現代の童話といった感じ。 しかし、体裁としては子供向けなのだが、実際はその子供と一緒に観ている親を対象としてる感じがする。まぁ、一時期流行った「本当は怖いグリム童話」みたいな雰囲気を感じる。 傾向として、卵の章の評価は高く、後半の雛の章の評価が低いというものがある。 この理由は前半と後半のテーマを見れば分かると思う。 前半は無難な展開でいいが、設定上、後半はそれをことごとく避けなくてはならないのである。結果、後半部の結末はドロッセルマイヤー&視聴者の裏をかいたものになる必要があり、 それ故に視聴者の支持をあまり集めることができなくなってしまったのだと思う。 漏れは後半の停滞気味の所も含め、1つのクラシック音楽&劇となっているように感じた。 唯一気になったのは、バレエシーンで登場人物がすぐにチュチュに靡いてしまう点。 一種の催眠術みたいなのにかかっているし、人の心の弱さを描いていると言えばそうなのかも知れんが…。クラシック&バレエを知らなくても楽しめるが、知っていると更に、巧い作りであることを実感できるかも。ぶっちゃけ、爺さんが書いたお話しだからってことで、ちょっとした違和感は誤魔化せるところが一番凄いw 長文失礼した。
●10点
あらゆる要素において秀逸な壱品。 印象的なOPから次回予告まで全く無駄がない作り。 ヒットメーカー佐藤順一監督の現時点における最高傑作だと思う。 良さはそれこそ書き切れないほどあるのだが、まとめると「こだわり」の一言に尽きると思う。丁寧だと思える作品は数多く観て来たが、この作品はそれらを軽く凌駕している。バレエを巧みに使った演出に加え、バレエシーンの動きの美しさやマイムの活用は綿密な取材によるものだし、クラシックはそれぞれのキャラクターのモチーフとなり、物語のモチーフともなっている。 単なるBGMとしてではなく、設定に演出に脚本にと全てに有効に活用されているわけ。 また、舞台となる金冠町はドイツにモデルを求め、原案の伊藤郁子が度重なる取材旅行をしている。人があまり気にしないような細部まで作りこんである所にスタッフの研究心が見てとれる。唯一、減点対象をあげるとすれば、後半が15分×2の放送になってしまったことだろうが、だからといって、作品の内容が変わるわけでもないので満点とした。 また、一部最終回の終わり方が気に入らない人がいるようなのだが、 個人的には、これは誰かに感情移入して観る作品ではないのかもしれないなぁと思っている。だって童話って感情移入して読むものじゃないだろ? そういうわけで、予定調和の破壊とハッピーエンドの両立を考えたら、あれしかないと個人的には思う。
あらゆる要素において秀逸な壱品。 印象的なOPから次回予告まで全く無駄がない作り。 ヒットメーカー佐藤順一監督の現時点における最高傑作だと思う。 良さはそれこそ書き切れないほどあるのだが、まとめると「こだわり」の一言に尽きると思う。丁寧だと思える作品は数多く観て来たが、この作品はそれらを軽く凌駕している。バレエを巧みに使った演出に加え、バレエシーンの動きの美しさやマイムの活用は綿密な取材によるものだし、クラシックはそれぞれのキャラクターのモチーフとなり、物語のモチーフともなっている。 単なるBGMとしてではなく、設定に演出に脚本にと全てに有効に活用されているわけ。 また、舞台となる金冠町はドイツにモデルを求め、原案の伊藤郁子が度重なる取材旅行をしている。人があまり気にしないような細部まで作りこんである所にスタッフの研究心が見てとれる。唯一、減点対象をあげるとすれば、後半が15分×2の放送になってしまったことだろうが、だからといって、作品の内容が変わるわけでもないので満点とした。 また、一部最終回の終わり方が気に入らない人がいるようなのだが、 個人的には、これは誰かに感情移入して観る作品ではないのかもしれないなぁと思っている。だって童話って感情移入して読むものじゃないだろ? そういうわけで、予定調和の破壊とハッピーエンドの両立を考えたら、あれしかないと個人的には思う。
●8点
基本ラインは、取り柄のない女の子が可憐なヒロインに変身する魔法少女モノだが、真のボスキャラが物語の作者であるという設定が斬新なメタアニメの傑作。作画や演出は非常に丁寧で、生徒の中にアリクイやワニが混じっているなどの不条理ギャグも楽しい。そしてバレエの名曲をバックに繰り広げられる第1部と第2部のクライマックスは共に感動的。
基本ラインは、取り柄のない女の子が可憐なヒロインに変身する魔法少女モノだが、真のボスキャラが物語の作者であるという設定が斬新なメタアニメの傑作。作画や演出は非常に丁寧で、生徒の中にアリクイやワニが混じっているなどの不条理ギャグも楽しい。そしてバレエの名曲をバックに繰り広げられる第1部と第2部のクライマックスは共に感動的。
●9点
バレエと物語(作品の中での)を組み合わせた作品当初ただの変身ものかと思われたが、設定等かなり深く丁寧に作られている特に1部の最終回は話の収拾をつけずに終えても文句でないんじゃないかと思われるレベルの高さまた1部と2部でキャラの位置づけが変わっていくのもおもしろく、途中パパイヤ鈴木も出演する回もあるw一見ギャグの回だが、最後にるぅにトドメをさしたのは実はコイツだったりする声優もキャラにはまっていて、とにかく完成度はズバ抜けて高いネコ先生のAAをニュー速や芸スポ等の板でみかけることもある 2部が毎週15分ずつの放送で、各パートをまとめてキレが少し悪かったので -1
バレエと物語(作品の中での)を組み合わせた作品当初ただの変身ものかと思われたが、設定等かなり深く丁寧に作られている特に1部の最終回は話の収拾をつけずに終えても文句でないんじゃないかと思われるレベルの高さまた1部と2部でキャラの位置づけが変わっていくのもおもしろく、途中パパイヤ鈴木も出演する回もあるw一見ギャグの回だが、最後にるぅにトドメをさしたのは実はコイツだったりする声優もキャラにはまっていて、とにかく完成度はズバ抜けて高いネコ先生のAAをニュー速や芸スポ等の板でみかけることもある 2部が毎週15分ずつの放送で、各パートをまとめてキレが少し悪かったので -1
●9点
ディズニーアニメのようなストーリー、キャラクターデザインなどから子供向けに見えるが、実は以外と大人向けな作品。登場人物たちがそれぞれ抱えている葛藤やメインテーマのひとつある「バレエ」を非常に丁寧に描いている。特に12~13話や24話~最終話の一連の展開は涙なしで見られない。後半がちょっと中だるみしているような感じがするのでマイナス1点。
ディズニーアニメのようなストーリー、キャラクターデザインなどから子供向けに見えるが、実は以外と大人向けな作品。登場人物たちがそれぞれ抱えている葛藤やメインテーマのひとつある「バレエ」を非常に丁寧に描いている。特に12~13話や24話~最終話の一連の展開は涙なしで見られない。後半がちょっと中だるみしているような感じがするのでマイナス1点。
● 5点
やはりお子茶アニメ
やはりお子茶アニメ
●6点
話はやや単調だが、全体的に丁寧に作られてると感じさせられる。小学生の子供にも安心して見せられる作品。
話はやや単調だが、全体的に丁寧に作られてると感じさせられる。小学生の子供にも安心して見せられる作品。