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王立宇宙軍 オネアミスの翼

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匿名ユーザー

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王立宇宙軍 オネアミスの翼

●5点

地球に似た架空の星のとある王国。
王国のお荷物である宇宙軍に所属する主人公は
いつしか夢をあきらめ、惰性で生きるようになって
いたが、街で出会った少女の言葉がきっかけで
人類初の宇宙パイロットを目指すことを決意する。

記念すべきガイナックスの初制作作品。
20代半ばの若いスタッフが8億の巨費をかけて作り上げた一大叙事詩。
当時としては超美麗な作画と坂本龍一の音楽。
そして詳細に設定された架空の王国の文化体系。
やっていることはすごいのだが、おそろしく娯楽性にかける作品。
クライマックスのロケットを巡る国軍同士の戦闘はなかなかの
迫力だが、全体としてはただひたすら地味。
ドラマもありきたりでとりたてて特筆する点がない。
今ではガイナックスの特徴とでもいうべき萌えは欠片すらもなし。
そして個人的に最大の問題点は神を一途に信じて布教活動を
続けるヒロインがイタすぎて受けつけないこと。
内容的には3点程度だが絵と音楽を加味して5点の評価。

●6点
 これといった目的も無いお荷物部署、王立宇宙軍が司令官の一念発起によって
 有人宇宙飛行を成功させようと四苦八苦する話。
 登場人物達の感情の動きや政治的背景など、全体的に良くまとまってる作品だが、
 終盤のロケット発射シーンを除くとストーリー的な盛り上がりには欠けるかもしれない。
 森本レオが担当する主人公のマターリ声と相俟って、序盤は眠気を催す可能性も。
 それでも総合力の高い良作には違いないとは思うが。
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