機動戦士ガンダムF91 -1991年-映画- 原作・監督:富野由悠季
●7点
逆襲のシャアから30年後、つまりアムロもシャアもブライトも登場しない
新たな時代のガンダム
コスモ貴族主義を唱える新興国家クロスボーン・バンガードの侵攻とそれに対する
レジスタンスおよび避難民の戦いを描くヒロインが敵の王女だったり、ラスボスを
倒すのが主人公だったりとアニメ的なお約束は多少見られるが、監督、キャラ、メ
カと1stガンダムのスタッフが再結集したこともあり、作品の空気はかなり1st
に近いといえる。それまでのモノアイを廃したC・VのMSの描写も格好良く、キャ
ラの思考も納得できるものであり、総じて作品のレベルは高水準。
しかし、Zのカミーユ等に共感出来る世代には優等生的で物足りなかったのか、
観客動員も伸びず、本来TVシリーズにつながると思われる部分で映画は終了
しているにもかかわらず、この戦争の結末が映像で描かれることはなかった。
時代と乖離してしまった悲しい秀作といえるかもしれない。
個人的には8点つけたいが、物語が完結してない事もあり-1点とした。
逆襲のシャアから30年後、つまりアムロもシャアもブライトも登場しない
新たな時代のガンダム
コスモ貴族主義を唱える新興国家クロスボーン・バンガードの侵攻とそれに対する
レジスタンスおよび避難民の戦いを描くヒロインが敵の王女だったり、ラスボスを
倒すのが主人公だったりとアニメ的なお約束は多少見られるが、監督、キャラ、メ
カと1stガンダムのスタッフが再結集したこともあり、作品の空気はかなり1st
に近いといえる。それまでのモノアイを廃したC・VのMSの描写も格好良く、キャ
ラの思考も納得できるものであり、総じて作品のレベルは高水準。
しかし、Zのカミーユ等に共感出来る世代には優等生的で物足りなかったのか、
観客動員も伸びず、本来TVシリーズにつながると思われる部分で映画は終了
しているにもかかわらず、この戦争の結末が映像で描かれることはなかった。
時代と乖離してしまった悲しい秀作といえるかもしれない。
個人的には8点つけたいが、物語が完結してない事もあり-1点とした。