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茄子 アンダルシアの夏

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茄子 アンダルシアの夏

●7点
ジブリ製作にしてはめずらしい47分の短編映画。スペイン南部のアンダルシア地方の自転車レースの様子を描く。
アニの嫁への恋愛心と故郷へのなつかしさをうまくからめて描いているが、個人的にはややあっさりとまとまりすぎている印象。
やはり1時間半ぐらいかけてもうちょっと主人公の心理模様を深く描いて欲しかったと思うのは贅沢だろうか。


●10点
 スタジオジブリでは多分異色のノンファンタジー。監督・脚本は高坂希太郎。
 鬼才・黒田硫黄の原作漫画の一部を映画化。スペインの自転車レースを舞台に、主人公の
 ペペ・ベネンヘリが疾走する。ペペは自転車レースでは勝ち星の少ない選手で、今日も他
 の選手のサポート役。しかもレース中にスポンサーからはクビだと言われる。
 さらにその日に通るコースには彼の地元の村があり、皮肉にも、好きだった女性・カルメ
 ンと兄・アンヘルの結婚式が行われていた。投げやりなってもおかしくない状況で、彼は
 一人孤独に単独トップでの逃げ切りを図る。
 何が凄いって、原作のイメージがそのままにジブリアニメになっていて、自転車レースで
 の各選手の個々の動きとかの細かい描写があり、さらにはクライマックスのゴール直前の
 躍動感を気持ちよく感じさせてくれてる事。レースでの駆け引き、暖かく見守る家族、ペ
 ペの過去からの脱却がうまく表現されてる。原作ファンとして10点つけます。
 あとヒロイン役の小池栄子は変にアニメ声してなくて逆に○です。
 EDが忌野清志郎で気持ちよくサッパリ終わるのもサイコーっす。
 おまけ
 ジブリはスレ的に良いのか知らないですが、ナウシカ位しか見た事ないんで許してね。

●8点
 何かの映画賞を取ったらしく視聴。経歴を読むと監督はなかなか凄い人らしい。
 で、内容は。。。おもろい。でもなんか惜しい。主人公のレースにかける情熱(?)
 に関わる話をもっと欲しかった。「遠くへ行きたい」というコピーがイマイチ作品から
 伝わって来ない、3人の恋愛劇(←作品紹介にあり。ネタバレちゃう)の話とかももっと
 欲しかったかな、という感じ。しかし47分という時間に凝縮させることでグダグダに
 ならずに完結させたことの良さもあるので、根っから批判はできない。レース終盤の
 展開は手に汗。そしてほろ苦さもあり。ただ芸能人・著名人が声優なのは。。。
 エンドロール見るとやや萎える。

●7点
 スペイン南部の故郷アンダルシアで行なわれる自転車レースでのドラマ。
 47分と短めの映画で暑い夏に汗をだらだらと流しながら見て欲しい。
 カメラワークや空の見せ方、自転車の疾走感はすばらしい。
 脚本はレースを基本に主人公の気持ちをドラマとしてあるが非常にあっさりとしている。
 このアニメは誰もが心の深くに故郷への思いがある事を教えてくれるだろう。
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