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手野国際映画祭

手野国際映画祭

手野国際映画祭は、1935年に手野極東国際映画祭として開催された。
1941年の大東亜戦争開始以降、一時規模を縮小しながらも、中断せずに開催され続けている。
1946年以降、手野国際映画祭と改称し、現在に至る。
現在は手野財団の一分科会として実施されている。
主催は手野財団、後援は手野グループ各社、後援主幹事として手野映画となっている。
映画のコピーを保存することになっており、第1回から賞を受けた全ての映画の原本あるいはコピーが残されている。
一部はコピーのコピーとなっているが、映像と音声については特に問題なく鑑賞することができる。
なお、各授与対象は、全て審査委員会によって選定され、場合によっては一定の権限を持つ者の投票による。
その決定方法は、審査委員会による決定とされているが、一部の賞については一定の権限を持つ者の投票となっている。
全ての対象の映画は全年齢対象のものであり、R指定がつくものはすべて除外される。

例年、11月第2土曜日を初日として次の次の日曜日まで行われる。
なお、次の水曜日において最高賞並びに名誉賞以外の賞の発表を、最終日に最高賞並びに名誉賞の発表を行う。
この映画祭の最終日の翌日から次の日曜日までは手野国際映画見本市として、手野国際映画祭で扱われた映画のプロモーションが引き続き行われる。

目次



初回時の賞

1935年時点の賞は以下のようになっていた。
大区分 区分 賞名 授与対象
最高賞 最高賞 文部大臣賞 委員会において文部大臣賞にあたるとされた映画
個人賞 監督賞 新人監督賞 去年1年間に初めてメガホンを握った者
監督賞 新人監督に該当しない監督である者
審査委員会賞 最高男優賞 去年1年間に公開された映画の主演男優である者
最高女優賞 去年1年間に公開された映画の主演女優である者
審査委員会賞 去年1年間に公開された映画に出演した者のうち、
最高男優賞並びに最高女優賞を受けた者以外の者
作品賞 作品賞 最高作品賞 去年1年間に公開された映画
優秀作品賞 去年1年間に公開された映画
なお、3作選ばれる
投票作品賞 投票作品賞 去年1年間に公開された映画
なお、上映時の投票による
ここでいう1年は1934年4月1日から1935年10月30日までに公開されたものであり、以後は11月1日を始まりとする1年間とされる。
文部大臣賞は特別賞という枠組みでおこなわれていたものであったが、手野極東国際映画祭を開催するのにあたり、それを最高賞とせよという意向があり、このような形にされた。


1941年時点の賞

1941年時点の賞は以下のようになっていた。
大区分 区分 賞名 授与対象
特別賞 特別賞 文部大臣賞 委員会によって文部大臣賞を与えるとした作品
個人賞 監督賞 新人監督賞 去年1年間に初めて監督を行った者
監督賞 新人監督に該当しない監督である者
審査委員会賞 最優秀男優賞 去年1年間に公開された映画の主演男優である者
最優秀女優賞 去年1年間に公開された映画の主演女優である者
審査委員会推薦賞 去年1年間に公開された映画に出演した者のうち、
最優秀男優賞並びに最優秀女優賞を受けた者以外の者
作品賞 外国映画賞 外国映画賞 日本国外で初めて劇場公開された映画
作品賞 最優秀作品賞 去年1年間に公開された映画
優秀作品賞 去年1年間に公開された映画
なお、3作選ばれる
上映時の投票がなくなり、外国映画賞が作品賞区分で独立したものとされた。
最高男優賞、最高女優賞といった最高賞ではなく、最優秀賞として改称された。
最優秀作品賞は、極東賞と称することになっていた。
文部大臣賞はこの時点から特別賞という形となった。一方で統制世界となったため、映画の作品数は減少し続けた。


1946年時点の賞

1946年時点の賞は以下のようになっていた。
大区分 区分 賞名 授与対象
特別賞 特別賞 委員会特別賞 選定委員会が授与すべきと決した映画
個人対象 監督関連 新人監督賞 去年1年間に初めて監督を行った者
監督賞 新人監督に該当しない監督である者
俳優関連 最優秀男優賞 優秀男優賞を与えられた者
優秀男優賞 去年1年間に公開された映画の主演男優である者
なお、5名選ばれる
最優秀女優賞 優秀女優賞を与えられた者
優秀女優賞 去年1年間に公開された映画の主演女優である者
なお、5名選ばれる
最優秀子役賞 去年1年間に公開された映画の子役である者
作品対象 外国映画賞 外国映画賞 日本国外で初めて劇場公開された映画
作品賞 最優秀作品賞 優秀作品賞に選ばれた映画
優秀作品賞 去年1年間に公開された映画
なお、3作選ばれる
文部大臣賞については、委員会特別賞と名を変え、政府の関与が排除されるようになった。
戦後初の国際映画祭であったが、外国からの映画は、わずか4本であった。
委員会特別賞では、鉄砂家と呼ばれる刀剣や鉄小物(くろがねこもの)製造業一族から副賞として一振りの日本刀が与えられることとなっていた。


1968年時点の賞

大区分 区分 賞名 授与対象
コンペティション部門 個人関連 最優秀監督賞 コンペティション部門に出品した映画の監督
最優秀主演男優賞 コンペティション部門に出品した映画の主演男優
最優秀主演女優賞 コンペティション部門に出品した映画の主演女優
作品関連 最優秀作品賞 コンペティション部門に出品した映画
審査委員会特別賞 コンペティション部門に出品した映画のうち、最優秀作品賞を受賞しなかった映画
観客特別賞 コンペティション部門に出品した映画のうち、観客からの投票が最も多かった映画
個人部門 監督関連 優秀監督賞 コンペ部門以外の映画の監督
優秀新人監督賞 去年1年間に初めて監督を行った者
俳優関連 優秀主演男優賞 コンペ部門以外の映画の主演男優
優秀主演女優賞 コンペ部門以外の映画の主演女優
優秀男優賞 コンペ部門以外の映画の男優
優秀女優賞 コンペ部門以外の映画の女優
優秀スタッフ賞 コンペ部門以外の映画のスタッフ
映画作成会社の社員の投票による
優秀新人男優賞 去年1年間に初めて映画に出演した男優
少なくとも30秒のセリフがあり、名前がついている役柄を演じ、ストーリーと関連すること
優秀新人女優賞 去年1年間に初めて映画に出演した女優
少なくとも30秒のセリフがあり、名前がついている役柄を演じ、ストーリーと関連すること
作品部門 外国映画賞 外国語映画賞 国内で放映された日本語以外の映画
外国映画賞 国外で初めて放映された映画
作品賞 優秀作品賞 去年1年間に公開された映画
手野映画特別賞 手野映画会員の投票により選定された映画
短編作品賞 去年1年間に公開された60分未満の映画
効果賞 去年1年間に公開された映画
脚本賞 去年1年間に公開された映画
観客からの投票以外については、審査委員会において決定することとされている。
コンペティション部門については、90分以上の映画に限り、さらに審査委員会による予備審査がある。


1980年時点の賞

大区分 区分 賞名 授与対象
コンペティション部門 個人賞 最優秀監督賞 コンペ部門に出品した映画の監督
最優秀男優賞 コンペ部門に出品した映画の男優
最優秀女優賞 コンペ部門に出品した映画の女優
作品賞 最優秀作品賞 コンペ部門に出品した映画
審査委員会特別賞 コンペ部門に出品した映画のうち、最優秀作品賞を受賞しなかった映画
観客賞 コンペ部門に出品した映画のうち、観客からの投票が最も多かった映画
個人部門 監督賞 優秀監督賞 コンペ部門以外の映画の監督
優秀新人監督賞 去年1年間に初めて監督を行った者
俳優賞 優秀主演男優賞 コンペ部門以外の映画の主演男優
優秀主演女優賞 コンペ部門以外の映画の主演女優
優秀助演男優賞 コンペ部門以外の映画の助演男優
優秀助演女優賞 コンペ部門以外の映画の助演女優
優秀新人男優賞 去年1年間に初めて映画に出演した男優
少なくとも30秒のセリフがあり、名前がついている役柄を演じ、ストーリーと関連すること
優秀新人女優賞 去年1年間に初めて映画に出演した女優
少なくとも30秒のセリフがあり、名前がついている役柄を演じ、ストーリーと関連すること
優秀スタッフ賞 映画製作スタッフ
映画製作会社の社員の投票による
優秀動物賞 映画に出演した動物
主演あるいは助演、もしくは主演俳優、助演俳優に付随する動物
作品部門 外国映画賞 外国語映画賞 国内で放映された日本語以外の映画
外国映画賞 国外で初めて放映された映画
作品賞 手野映画特別賞 手野映画会員の投票により選定された映画
優秀作品賞 去年1年間に公開された映画
短編作品賞
アニメ賞
歌曲賞
脚本賞
効果賞
ドキュメンタリー賞
ドキュメンタリー作品が多くなっていたため、優秀作品賞から独立する形で新設された。


2008年時点での賞

大区分 区分 賞名 授与対象
名誉賞 名誉賞 春雷賞 最高賞を3回授与された者
名誉監督賞 長年映画監督として映画産業に貢献した者
名誉スタッフ賞 長年映画スタッフとして映画産業に貢献した者
名誉観客賞 観客会員から100万票を超えた作品
主催者賞 手野財団賞 手野財団によって授与すべきと決した者
砂賀賞 砂賀家当主によって授与すべきと決した、アジアもしくはオセアニア諸国出身の者
カバナー賞 テック・カバナー当主によって授与すべきと決した、南北アメリカ諸国出身の者
グッディ賞 グッディ当主によって授与すべきと決した、ヨーロッパもしくは北ユーラシア諸国出身の者
最高賞 個人部門 最優秀主演男優賞 優秀主演男優賞を受賞した者
最優秀主演女優賞 優秀主演女優賞を受賞した者
最優秀助演男優賞 優秀助演男優賞を受賞した者
最優秀助演女優賞 優秀助演女優賞を受賞した者
最優秀新人賞 優秀新人賞(男女)を受賞した者
最優秀監督賞 優秀監督賞を受賞した者
作品部門 最優秀作品賞 優秀作品賞を受賞した映画
最優秀外国語賞 優秀外国語賞を受賞した映画
最優秀アニメーション賞 優秀アニメーション賞を受賞した映画
審査委員会名誉賞 審査委員会特別賞を受賞した映画
最優秀観客賞 観客賞を受賞した映画
コンペティション賞 個人部門 優秀主演男優賞 コンペ部門に出品した映画の主演男優
優秀主演女優賞 コンペ部門に出品した映画の主演女優
優秀助演男優賞 コンペ部門に出品した映画の助演男優
優秀助演女優賞 コンペ部門に出品した映画の助演女優
優秀監督賞 コンペ部門に出品した映画の監督
作品部門 優秀作品賞 コンペ部門に出品した映画
審査委員会特別賞 コンペ部門に出品した映画のうち、優秀作品賞を受賞しなかった映画
観客会員賞 コンペ部門に出品した映画のうち、観客会員からの投票が最も多かった映画
個人部門 監督賞 優秀監督賞 コンペ部門以外の映画の監督
優秀新人監督賞 去年1年間に初めて監督を行った者
優秀学生監督賞 15歳から22歳又は大学院に所属しており、映画監督を行った者
俳優賞 優秀主演男優賞 コンペ部門以外の映画の主演男優
優秀主演女優賞 コンペ部門以外の映画の主演女優
優秀助演男優賞 コンペ部門以外の映画の助演男優
優秀助演女優賞 コンペ部門以外の映画の助演女優
優秀新人男優賞 去年1年間に初めて映画に出演した男優
優秀新人女優賞 去年1年間に初めて映画に出演した女優
優秀子役賞 コンペ部門以外の映画の主演級子役
優秀声優賞 アニメ作品の映画の声優
一般賞 優秀映画スタッフ賞 監督を除く映画製作スタッフ
優秀動物賞 映画に出演した主演級動物
長編作品部門 外国映画賞 外国語映画賞 日本語以外によって作成された映画
作品賞 観客賞 観客会員からの投票により選出された映画
優秀作品賞 去年1年間に公開された映画
優秀アニメーション賞
審査委員会特別賞
優秀ドキュメンタリー賞
歌曲賞
美術賞
脚本賞
編集賞
短編作品部門 外国映画賞 外国語映画賞 日本語以外によって作成された映画
作品賞 観客賞 観客会員からの投票により選出された映画
優秀作品賞 去年1年間に公開された映画
優秀アニメーション賞
審査委員会特別賞
優秀ドキュメンタリー賞
歌曲賞
美術賞
脚本賞
編集賞
一般部門 個人部門 衣装デザイン賞 映画における優れた衣装デザインを行った者
メイクアップ&ヘアスタイル賞 優れたメイクアップもしくはヘアスタイルを行った者
作品部門 独立作品賞 インディペンデント系作品である作品
特殊撮影賞 特殊な方式によって撮影された作品
連続ドラマ賞 連続したドラマ作品
ファンタジー賞 SFもしくはファンタジーによる作品
子供作品賞 子供向け作品
なお、2008年変更分が現行の賞の一覧となる。
正賞として盾が与えられる。
また、個人の最高賞については鉄小物(くろがねこもの)のメダルが副賞として与えられる。
名誉賞については、名誉観客賞を除き、鉄砂家当主が作刀した日本刀が副賞として与えられる。
なお、日本刀については国内居住者は大阪府教育委員会が登録審査を行ったうえで与えられる、国外居住者については大阪府教育委員会及び手野警察署との協議によって登録を行うかを決定する。
鉄小物については、表を国際映画祭の年数、各賞ごとの文様が、裏は春雷会の紋章が鋳物として作られ、与えられる。


各賞の定義

各賞の定義または出品基準については、2008年以降以下の通りとなっている。なお、いかなる部門においてもR指定作品は上映、受付を行わない。
賞名 基準
コンペティション 必須事項 手野国際映画祭より1年以内に公開された
映画館公開以前にテレビ、ネット、DVD等の販売などで公開されていない
手野国際映画祭規定の様式の書類をあらかじめ期日までに提出した
オープニングは2分以内、クロージングはエンドロールを含めて15分以内にすること
選択必須事項
いずれか1つに該当すること
短編作品の場合はオープニング・クロージングを除き25分以下あること
長編作品の場合はオープニング・クロージングを除き26分以上あること
アニメーション作品の場合は全編のうち8割以上がアニメーションとなっていること
個人 監督 主としてその作品の監督を行い、クレジットされていること
俳優 主として作品の主演、助演として演技を行い、主演、助演としてクレジットされていること
新人 非営利を除き業として行ったことがない者
かつ少なくとも30分以上作中に登場し、かつ15分以上主演と行動を共にし、かつ10分以上台詞がある者
子役 16歳未満で主役級として作品に深く関与している者
かつ少なくとも20分以上作中に登場し、かつ10分以上主演と行動を共にし、かつ5分以上台詞がある者
映画スタッフ 一般部門において別に賞が設定されていない、技師、助手その他映画の撮影に関与した者で、クレジットされている者
作品 連続ドラマ おおよそ10話以上15話以下で1クールとした連続した、あるいは単独の話によって構成された作品群
独立映画 インディペンデント系映画、あるいは自主映画とされ、1億円または相当の外貨による資本金を有さない会社またはサークル、同好会などによって作成された映画
子供作品 おおよそ12歳以下の子供を対象とした作品
その他 去年1年間 手野国際映画祭においては、前年11月1日開始とし映画祭の年10月31日〆とする
なお、映画公開が取りやめられた場合は提出されていても選外扱いとなる


手野国際映画見本市

手野国際映画見本市は、すべての映画祭の賞の発表が終了した翌日から1週間行われる映画の見本市である。
各部門に出品された映画の商談を行うことができ、そのための目録が見本市初日から最終日まで頒布される。
なお、目録についてはすべての映画が掲載された見本市一覧、各部門ごとに発刊される部門別目録の2つがある。
ただし、観客会員を除く投票会員の資格を有する者、並びに映画スタッフについては、各作品のノミネート発表の翌々日から目録を購入することができる。


投票会員資格

投票を行う会員は、観客会員、投票会員、主催者会員の3つ、および選考委員、特別委員がある。
観客会員
手野国際映画祭開催の前年(1月~12月)までに手野映画の会員となった
かつ年5作以上の映画をみた
かつ手野国際映画祭の上映作品のうち20作品以上を観覧することが可能
かつ手野国際映画祭において観客会員として登録を行った者
投票会員
各賞を受賞した者
ただし、子役については18歳を超えた時点で投票会員となる
主催者会員
主催者賞を授与する砂賀当主、カバナー当主、グッディ当主
及び春雷賞授与のため春雷会の代表者
選考委員
投票可能の観客会員、投票会員、主催者会員以外で投票を行うことができる者
選考委員会を構成する
特別委員
単年度のみの嘱託契約となっている投票可能な会員
主に上記各会員以外に属さない俳優、監督、映画スタッフなどがなる
投票可能な部門があらかじめ決められており、コンペティション部門及び最高賞となる


選考委員会

手野国際映画祭の選考委員会は手野財団から嘱託を受けたという形式的なものを受けた者で構成される。
選考委員はいずれかの委員支会に属する。
委員支会の所属の正委員によって委員支会長が互選される。
観客支会以外の委員支会長は選考委員会の幹部となり、コンペティション部門の投票を特別委員と行う。

選考支会は以下のものがある。
  • コンペティション個人部門支会
  • コンペティション作品部門支会
  • 個人部門監督支会
  • 個人部門男優支会
  • 個人部門女優支会
  • 個人部門子役・声優支会
  • 個人部門一般支会
  • 外国語映画支会
  • 観客支会
  • 作品部門支会
  • ドキュメンタリー支会
  • 歌曲支会
  • 美術支会
  • 脚本支会
  • 編集支会
  • アニメーション支会
  • 衣装デザイン支会
  • メイクアップ&ヘアスタイル支会
  • インディペンデント支会
  • 特殊撮影支会
  • 連続ドラマ支会
  • ファンタジー支会
  • 子供作品支会
コンペティション部門の2支会以外については各支会に属する会員によって投票される。


日程

手野国際映画祭は、2008年変更分に合わせて、以下のように日程が組まれることとなった。
内容
8 31 コンペティション部門作品申請締め切り
9 15 長編部門、短編部門の第1次ノミネート発表
10 1 今年度特別会員発表
10 8 今年度選考委員、投票会員発表
11 1 今年度観客会員(ペンネーム)発表
11 第1土曜日
1日の場合は同日
コンペティション部門ノミネート発表
長編部門、短編部門第2次ノミネート発表

最終更新:2021年04月19日 22:32