頭に来たグルドは、超能力でヴェル爺を縛り上げた。金縛りの術だ。
他の特戦隊のメンバーによれば、グルドが金縛りを使うのは本気の証らしい。
しかし、今の彼の状態は、本気と言うよりは激高だった。怒りで我を忘れている!
さらにグルドは、縛り上げたヴェル爺の手を無理やり上げさせた。無防備にするためだ。
「ふっふっふ。これでもう貴様の命は風前の灯だぞ」
グルドはどこからともなく取り出した鋭い鉄の槍を超能力で浮かばせ、ヴェル爺に突きつけた。
こんなものが突き刺さったら、ヴェル爺がいかに魔王でもひとたまりもない。
「もうすぐこいつが貴様の心臓を貫く。逃げることは不可能だ。
じじいを殺しても何の得にもなりゃしねえが、すぐにでも死んでもらうぜ。
わっはっはっはっは!!」
確実に仕留めることが出来るであろう獲物を前に、高笑いを浮かべるグルド。
「言い残すことはないか? せっかくだから聞いてやるぜ?」
「超能力で相手の動きを止め、そのまま死を送るスナイパー。
その哲学は、何者を前にしても揺るぐ事はない。そう、魔王を前にしても。
自身の流儀を貫けるその男は、きっと特別な存在なのでしょう」
ヴェル爺は死を前にしても、全く動じずにつぶやき続けていた。
「ほう…まだ減らず口が聞けるみたいだな。
でも、死んじまったらもうその口も聞けなくなるぜ?
ではとっとと死ねい!!」
グルドは鉄の槍を彼に向け、一直線に振り下ろす。
だが、その時・・・
ドゴッ!!
笑みを浮かべていたグルドを、横っ面から蹴っ飛ばす者がいた。
そしてその瞬間、グルドの首と胴体が離れ離れになった。
「ぐ………これ…………では………………原作の……二の…………舞……………………」
グルドの首が飛ばされたのは、これが初めてではない。
原作でもあと少しでカカロットの息子と鼻無しハゲ頭を仕留めるというところで、
ベジータに首を千切られているのだ。
それに続いて二度目。まさに、歴史は繰り返されたのだ。
「ドナルドは味方がピンチになると、つい、乱入しちゃうんだ♪」
「き…………き……さ………………ま……………………
ひ………………卑怯…………だ……ぞ……………………」
「超能力で相手の動きを止め、私に死を送ろうとした男。
しかしその男は、突如乱入してきた男に蹴られ、そのショックで哀れ首が千切れて返り討ち。
結局弱い存在でしかなかったその男は、特別な存在では無かったようだ。
残念なことです……。なあんちゃって♪」
ドナルドはウェル爺のマネをしたかと思うと、別のところへ向けて走り出した。
物言わぬグルドの死体の脇で、心臓を貫かれていた味方まで放り捨てて。
【
二日目・5時/幕張メッセ近く】
【
らき☆すたはウザイ同盟過激派】
【ドナルド・マクドナルド@CM】
[状態]教祖様
[装備]不明
[道具]不明
[思考]基本:らき☆すたをはじめ目立つ参加者を殺す。
1:
涼宮ハルヒをいち早く倒す。その為にギニュー特戦隊に対処。
【ヴェル爺さん@CM 死亡確認】
※最早手遅れでした。
【グルド@ドラゴンボール 死亡確認】
最終更新:2008年09月15日 14:41