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一つ一つが芸術品のように立ち並ぶ建物に、それを彩るかのように太陽が街を照らして一つの美術品となっていた。
だがそれも昔の話。 今では街を飾る彫刻や住居が次々と破壊され、屍共が無造作に置き捨て去られている。
そして今でも人と人、種と種が殺しあって地獄絵図と化していた。
「なんということか・・・・・・」
かつて自分の部下達であった者もただの肉塊と化してハルマゲドンを飾る置物になっていた。
ゲームと称された殺し合いによって人はここまで変わってしまうものなのだろうか・・・・・・
彼らの屍を無造作に踏み潰して一つの影が歩いてくる。
「・・・・・・」
「陛下・・・・・・」
彼は紛れも泣く和が主であった。
白と黒の奇妙な仮面をつけてはいるが、特徴的な赤い帽子とコートは自分の知っている主そのものだ。
しかし主の得物である槌は槌にあらず金属性の巨大な鎚になっており、その鋼の頭部には美しく輝いていたであろ

うシルバーには似つかわぬ
どす黒い紅で染まっていた。
私はそれを見て全てを理解した。
我が主が美しき街を血の赤で染めつくしたことを。 自分の部下達を次々と砕いたということを。
「お命頂戴致します・・・・・・」
そう言い放って得物である剣を主へと向ける。
理由はどうでもいい、我が主は過ちを起こしてしまった。
もしこのまま殺し合いを続け、関係ない人々を殺害するのであれば本当に取り返しがつかなくなってしまう。
主が王ではなくただの修羅へと成り果ててしまうぐらいならいっそこの場で天に還ったほうが主のためだ。
そのためならこれから起こす我が罪は甘んじて受けよう。
「・・・・・・・」
陛下が鎚を振りかぶる。 そのまま勢いをつけて振り下ろすのだろうが、そうはいかない。
私は横に飛びずさって剣を彼のわき腹に向けて突き出した。

カッ

金属がぶつかる音がする。 彼は器用にハンマーの柄で刃を弾いたのだ。そのまま彼はハンマーを横殴りに払い出した。
咄嗟に私は後ろに飛びずさって体制を整え直す。 あれほど重量のあるハンマーなら触れてしまうだけでも致命傷だろう。
「ビームウィップ!」
剣を持ってないほうの手からエネルギーの鞭をしならせて陛下の手首に巻きつける。
いかにハンマーが強大な力を持っていようとそれを振り下ろせなければ意味が無い。
鞭から流れ出る電流に陛下は怯み、その隙をついて私は彼の左胸目掛けて再び突きを繰り出した。
その突きは確実に心臓をとらえ、彼の息の根をとめ・・・・・・



彼の意識はそこで途絶えた


ハンマーを振り下ろすことを封じたが彼は焼き尽くされた。
答えは簡単だ。 ハンマーに仕掛けられていたカラクリが起動して火炎放射を放ったのだ。
原型を止めぬほど焼き尽くされた死体を一瞥すると男は興味を失い、明後日の方向へと歩き出す。
つけられた仮面は冷酷な彼には似合わぬほど不気味に嘲笑い、次の標的を求め始める。
仮面をつけられた王の末路とは、それは栄光かはたまた絶望か・・・・・・


【一日目・午前8時/ローマ】
【デデデ大王@星のカービィシリーズ】
【状態】マスクドデデデ、洗脳中
【装備】カメーン@スーパーマリオUSA、マスクドデデデのハンマー
【道具】支給品一式
【思考】殺し合いを楽しむ
※カメーンに操られています

【ワドルドゥ@星のカービィシリーズ 死亡確認】
【ワドルディ達@星のカービィシリーズ 全滅】
最終更新:2008年11月10日 22:56