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いきなり仮面の戦士の片割れは「ゴキッ」という音とともに首が変な方向に曲がり、
地面に倒れ伏し、暫く痙攣したかと思うと動かなくなった。
「なっ…!!」
沖一也は仲間の死に驚く。そして一也の後頭部に衝撃が走る。
「がぁぁっ!!」
沖一也も地面に倒れ伏した。そして、何者かの声が響いた。
「ひっひひひひぃ…てめえらでも俺の姿が見えねえもんなぁ?楽勝だぜひひひひひぃ…」
声はすれど姿は見えない。一体これは何者なのだ?
「え…何者っ!?」
「ほぅ…声は聞こえるのか。流石は峰岸あやの…いや、らき☆すたのデコ。
姿は見えねえようだが、声は聞こえるようだなぁ?」
あやのは周りを警戒するが、声の主は見えない。
(声しか聞こえない…?そして私の存在を知ることができた。
こいつは相当な空気化能力を持っている…?)

「てめえに書き手の事情はわからねえと思うがよ…書き手も強制出場させられる時があるんだわ。
すると大抵他のキャラに殺されたり自滅させたりすんだろ?
プーチンの人だって強制出場された次のSSでこけて死んでるわけよ。
ちゃんと【死亡確認】って出てるもんなぁ?
でも俺は強制出場されたのにも関わらずよぉ放っとかれてんだよぉ!!
ちかくにガキと神父がいるのにはなしかけられねえ。
大量虐殺パーティの犠牲者の一覧にも俺はでねえ。
エンドテロップに名前すらのらねえ。
いやこれはもう何にも存在を認知されてないって思った方がいいね!!!」


「それだけ?貴方が相当な空気化能力を得ている理由。」
「よくぞ聞いてくれました!!!
俺はカナダの人みてえにすごいポストについてるわけでもねえ。
デコや喜緑さんみてえに隠れファンがいるわけでもねえ。
空気王や三沢みてえに秀才でネタされてるわけでもねえ。
同じ書き手である6/やFルートの人みてえに名作を残したわけでもねえ。
俺には何も無え…俺には何も無え…真の空気とは『無』だ!!!それは俺のことだぁ!!
おいデコ。空気ってのも悪くないぜ~何しろ全く存在が認知されないもんな!!
いろいろやりたい放題!!!」
あやのは不愉快そうな顔をする。

「貴方…バカ?」
「は?」
「放送聞いてなかったの?放送から4時間…殺害は禁止なのよ?」
「ひひひっ…ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひぃぃぃぃ!!!
分かってねえなあ…『何にも』認知されねえってことをよぉ~
『誰にも』じゃないぜ…?『何にも』なんだぜ…?ホテルの自動ドアの外に死体があんだろ?
あれなぁ俺がそこらへんにあった車で轢き殺したんだぜ。」
「あれは…空気王…?」

「確かよぉ車で轢き殺すことも禁止されてたよなぁ~
でも俺はこの通りピンピンだぜ?って俺の姿は見えねえか。
そうだ…俺の生きてるというのは首輪にも認知されてねえんだよ。」
そう言うとどこからの空間から首輪が飛んできた。

「これは俺の首輪だぜ~。首輪はな、ちょっとした機械の経験がありゃ取れるのよ。
『首輪を無理やり外そうとすると爆発』という条件が無い場合のはなしだけどな!!
でも俺はできた。俺こそが真の空気だからな。
見えねえってのはいいぜ。人が死ぬ瞬間をこの殺し合いというゲームの中にいながら
第3者の感覚で見ることが出来るんだぜ?最高だぁ…ひぃっひひひひひひぃっ!!
お前も『空気』ってのを楽しめよ。モブに生まれた以上しかたねえだろ?」
「それだけは嫌よ…私は空気のままじゃ終われないんだから…」
「ひぃっひひひ…だったらこういう趣向はどうよ…?固有結界発動!!!」
あやのは周りを見渡すが…固有結界を発動したわりには周りの風景は変わらない。
「6/や野比玉子の結界みてえに周りの風景は変わらないぜ?
ついでにこの固有結界の特殊能力。それはこの空間の中の全ては外の誰にも認知されねえという能力だぜぇ…
このホテルの中で起こることは誰にも認知されねえ。他の参加者にも…主催側にもなぁ。
効果範囲はこのホテル全てを包むほどだ…本気になりゃあ国一つ包む事だって可能だぜぇ。
お前はこれから俺にこの中でいたぶり殺されるんだぜ。誰にも認知されることなく…
死んだという事実すら誰にも認知されることはねぇ!!
てめえには相応しい死に方じゃねぇーのか?ひっひひひひひひひひぃ!!!」
笑い声が消えたと同時にあやのは突き飛ばされた。
「うっ・・・!!」
「さあ殺戮タイム開始だ…俺の一方的な暴力ゲームだぁっ!!!」
あやの身体にいくつもの衝撃が走る。
「うっぐっ…!!!」
「動けなくなるまで蹂躙し…動けなくなったら犯して…それを繰り返してやる…
692に蹂躙された時以上の苦痛は覚悟してもらうぜ…ほらあの時のような悲鳴を上げろよ?」
あやのは何者かに蹴られながらも…微笑を浮かべながら…
「この空間は…主催にも…認知されないのよね…?声も…姿も…」
「あぁ…?そうだけどよ…それがどうしたんだよ?」

「だったらここで貴方を殺しても何の問題もないのよねぇ?」
何者かはその言葉にプッツンときた
「ほざきやがれデコがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
その瞬間あやのは後に飛び退き、デコからビームを放つ。
さっき男がいたと思われる空間を中心に無差別にビームを放つ。
「ひぃはははははぁ!!!無駄なんだよ。
俺は大量虐殺マーダーの攻撃を掻い潜りながら近くで参加者の死を見てたんだぜぇ?
その程度の無差別攻撃なんざ避けるのは朝飯前だぜ。
参加者が死ぬ瞬間は楽しいぜぇ~♪死ぬ瞬間の顔が見えるなんて本当最高だよっ!!
カオスロワ万歳!!!」
「なるほどそれで…空気のままで満足しているわけか…まるでクズのような男ね。」
「あ?」
「せいぜいそれで満足して地べたを虫けらのように這いずり回ってなさい。」
「んだとぉ…?この…調子にのりやがってぇぇ!!!」
男の怒号と同時にあやのは突き飛ばされる。恐らく何度も蹴っているのか
あやのの身体に衝撃が走る。
「ほらぁうまく防御しねえと腹の子が死んじまうぜぇ!?」
男は何度も蹴る…だがその楽しみは長く続かなかった。
「ようやく捕まえたわ…挑発に乗ってくれるなんて本当バカね…」
あやのはさっきまで自分を蹴っていたと思われる男の脚をつかんでいた。
そしてそのまま脚を掴んでいる手を思い切り上に上げる。
どこからか「うげぇっ!!」という声がした。恐らく男は地面に叩きつけられたのだろう。
そしてあやのは男がいると思われる空間を踏みつける。手ごたえあり。
固有結界内を男の悲鳴が響き渡る。


「ぎあぁぁぁっ!!!何すんだバカ野郎っ…そこは俺のムスコが…」
「へぇ…」
あやのは脚をグリグリする
「ぎゅああああああああぁぁぁぁぁ!!俺に足コキの趣味はねぇぇぇ!!!」
「じゃあもうここまでにしておくわ。
貴方の敗因は優れた能力を持っていてもそれを使う頭が弱かったこと。
場合によっては無敵を誇る能力なのにね。私だったらもっと有効的に使ったわ!!」
そしてあやののデコが光を放つ。
「誰にも認知されず死に絶える…貴方には最高の死に様ね。」
そして男は誰にも知られることなく死亡した。
あやのは一息つく。首輪が爆発しないことを察するに…本当にさっきの空間の出来事は主催側も知らないらしい。
(私が止めを刺す瞬間に結界を解けばあたしも道連れにできたのにね…本当にバカだわ…)
「私は決めたわ…かがみに復讐?そんなものはもはや通過点にすぎない。
私は全てのメインキャラを超えて…輝く一等星になってやるわ!!!」
あやのは次の放送までホテルに居座ることにした。

【一日目・午前9時10分/カナダ南部】
【らき☆すたのデコ@らき☆すた】
[状態]:健康、6/氏の子を妊娠
[装備]:不明
[道具]:支給品一式、6/氏の結婚指輪(かがみ探知機能付き)
[思考] 基本:メインキャラを超えて一等星になる
1:かがみに6/の不貞を突きつけた後残虐に殺す
2:無論メインキャラの復讐はやる
3:逃げたカナダのえらい人はどうでもいい
4: 次の放送までホテルに居座る
※普通の人には姿が見えません

【筑波洋@スカイライダー 死亡確認】
【沖一也@仮面ライダースーパー1 死亡確認】
【ウッドロウ・ケルヴィン@テイルズシリーズ 死亡確認】
死因:テラカオスの人
【テラカオスの人@カオスロワ書き手 死亡確認】
死因:デコビーム

~主催本部~
「っ…?」
アカギはカナダ南部のホテル内の映像を見て若干驚く。
いきなりホテル内に2人の男の死体。そしてホテルの外に1人の男の死体が急に現れたのだ。
そしてホテル内でくつろぐあやのの姿。
「…事故死か。そういうこともあるさ。」
シックスの言葉にキョンダムも納得。実際あやのが人を殺す映像などなかった。
何度巻き戻しと早送りを繰り返しても。だがアカギは不敵に笑っていた。
(ククク…何をやったか知らないが…面白いな…)

※さっきの出来事は主催側は全く把握できませんでした
最終更新:2008年11月10日 23:08