アットウィキロゴ
秋葉原南側。セイバー・ライターとイーターが戦闘をしている場所からはそうは離れていない路上。
「うーん、やっぱり探すとなるとなかなか見つからないものね」
やや疲れたような様子で呟く峰岸あやの。ここまでずっとスクール水着姿だったせいで体中蚊に刺されまくっている。
「ま、気持ちはわかるが……あんま焦るな。俺の考えでは、近いうちに誰か重要人物と遭遇するはずだ」
他方、涼しげな顔で◆ZZlReeJbgc氏が答える。彼はあやのに関する記憶は全く覚えていないが、その他のことは覚えていた。
つまり、何の問題も無いということである。
「なんでそんなことがわかるの?」
つかさのその問いには勘とかなんとか曖昧に答えたが、実際のところはかなり強い確信があるのだ。
『書き手』の視点で考えれば、これだけの集団がいればややご都合主義的にでも誰かに遭遇させようとするのが常道というものだろう。
というより、そうでなければ自分達は『書き手』に放置されたことになる。
ヘタしたら最終回までこのまま、女子高生たちの真っ赤なお尻だけを見て過ごす羽目になるだろう。

と、その時こなたが◆ZZlReeJbgc氏の側に寄ってきて袖を引いた。
「ねえ、さっきつかさには『ただの勘』とか言ってたけど、本当はどうなのかな、◆ZzlReeJbgcさん?」
真っ赤なお尻を痛そうに摩りながら、小声で尋ねる。
「どういう意味だい?」
「最初に会ってからっていうもの、なんか◆ZzlReeJbgcさんからは独特の雰囲気を感じるんだよね。そうだねえ、例えて言えば、
『まるで他の世界から来たみたい』かな?」
「漫画やアニメの見すぎじゃねえのか?」
「あながち的を外してるとも思わないんだよね。
まず、まるで◆ZzlReeJbgcさんが私達と会ったときすでに私達のことを知っていたように見えること。
そして、あまりにも◆ZzlReeJbgcさんの予想は的確に当たり過ぎる気がする。
そして今さっきも。なんで私が漫画やアニメが好きだってことを知ってたのかな?」
からかうような視線で見上げながら、彼の素性を探ろうとするこなた。
◆ZZlReeJbgc氏がそれに答えようと足を止めた、その時――

「ああもう、全然サーヴァントが見つからなくてイライラするわ!! ちょっと、誰でもいいからこっちへ来てお尻を出しなさい!!」

あやのが竹刀を振り上げて、目立たせる同盟のメンバーたちに向かって言った。
「そ、そんな、何もして無いのにお尻を叩かれるなんて……」
泣きそうな声で呟くゆたか。だが、あやのは臆さず
「私が目立つため。あなた達のお尻を叩く理由なんかそれで十分よ」
「あやのさん、では私のお尻を!!」
そう言って、どこか嬉しそうな表情であやのの前に四つんばいになったのはスバルである。
あやのは早速スバルのお尻を竹刀で叩き始めるが、さっき叩かれたばかりのお尻は十発も叩くとすぐに限界に達してしまった。
アスファルトの上に這い蹲るスバルを見て
「っち、軟弱ねえ」
と舌打ちするあやの。
「よーし、じゃあ次は……そこのピンク眼鏡、あなたの番よ」
「ええっ!! わ、私ですか!?」
名指しされて戸惑うみゆきだったが、
「あなたみたいなスタイルのいい人のほうが叩いてて面白いわ。それに、みさちゃんやこなたちゃんみたいないつも叩かれてそうな人より、
品行方正な優等生のあなたをお仕置きしたほうが目立てそうじゃない? だから早くこっちに来て」
あやのは縋るような目で周囲を見渡すが、みんな下を向いて自分のお尻を手で隠すばかり。
仕方ないと覚悟を決めて、あやのの前に歩み出る。
「そう、そうよ。地面に手をついて、お尻を突き出しなさい」
言われるがままに屈辱的な姿勢をとらされ、そしてすぐに襲ってくるであろう激痛を予想しながら目を閉じて歯を食いしばり―――


「寿限無寿限無五劫の擦り切れ!!」


その時、どこからともなく光の玉が飛んできてあやのの振りかざした竹刀にぶつかった。
竹刀は音を立てて折れる。
「な……何よ!! 誰なの!!」
ヒステリックに叫ぶあやのの前に、一人のピンクの着物姿の男が現れる。
「さっきのは私の宝具、『言霊』ですよ、お嬢さん」
その男の姿を見て、◆ZZlReeJbgc氏は思わず息を呑む。
(しょ、笑点のピンク!! アサシンのサーヴァントか!?)
そしてこなたたちも、
「えーと、誰だったっけ?」
「どこかで見たような気はするんだけど……」
などと話していた。
通常ならは最高峰の空気化能力を持つ笑点のピンクを視認することは常人にはもちろんサーヴァントでも難しいが、この場には彼よりさらに影の薄いあやのがいたため、
相対的に存在感がアップしているのだ。
ピンクはあやのには目もくれず、地面の上に跪くみゆきの手を取って立ち上がらせた。
「年頃の娘さんが、そんな格好をするもんじゃあないですよ。それも、あなたのような綺麗な方が」
「あの……なぜ私を助けて……」
「あなたは知らないでしょうが、私は以前あなたに助けられたことがあるんですよ。他の世界でね。
そして私はあなたを助けられなかった。だから今、この世界でもう一度あなたを守ります。
例えあなたに忘れ去られても」
戸惑ったような顔をするみゆきを下がらせると、アサシンのサーヴァントはあやのに向き直る。
「さて、お友達に見るに耐えない暴力を振るうような方は、少し痛い目に遭ってもらいましょうか?」
「なによ、やれるもんならやってみなさいよ!!」


(やれやれ、どうしてもと言うから許可してやったが、サーヴァント以外の……それも、あんな子供と戦闘するなんてな)
アサシンのマスター、空気王はその様子を見て嘆息していた。
気絶したアサシンを民家に運び込んで休ませていたら、いきなり「あの子が危ない!!」などと叫んで起きて、家から飛び出していってしまったのだ。
しかしサーヴァントと普通の女子高生などまともな戦闘になるわけもない。
実際スクール水着にツインテールその他という非常に奇怪な姿をした少女は、あっという間にアサシンの膝の上に乗せられて水着の上から尻を叩かれていた。
(しかし、これでしばらく様子を見るという計画が狂ってしまった……さて、どうする?)
まだ彼は自分達の置かれた状況を正しく認識していない。
彼のサーヴァントはあやのの尻を叩きながらも、ちゃんとこの近辺にサーヴァントがいること、それも一体や二体では無いことに気付いている。


ちなみに、呆気に取られてこの光景を見ているこなたたちは誰も空気王の存在に気付いていないが、何、気にすることは無い。

【一日目・午前7時30分/日本・秋葉原】

【峰岸あやの@らき☆すた】
【状態】スクール水着+ツインテール+のぼり+オウム+電飾
【装備】竹刀@バンブレ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】 基本:自分が目立つため、聖杯戦争に介入する
1:お尻が痛いよう……
2:気に入らない奴は尻叩きの刑
3:殺し合い?知らないわそんなの

※6期までのあやのとは別人です

【峰岸あやのを目立たせる同盟@らき☆すた、リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康 全員尻丸出し
【装備】色々
【道具】支給品一式×人数分
【思考】
1:あやのを目立たせる
2:殺し合い?どうでもいいや

※内訳は今のところこなた・つかさ・みゆき・ゆたか・みなみ・スバル・他一名です
※つかさはDS・ドラマCD版のつかさとは別人です

【◆ZZlReeJbgc@書き手】
【状態】呆然
【装備】なし
【道具】ノートPC
【思考】
1:この子だれだっけ?まあ誰でもいいや
2:こなたたちと行動を共にする

【笑点のピンク@現実】 (クラス・アサシン)
【状態】気絶、頭部にダメージ
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】落語家の言霊
【思考】 基本:カオスロワ、聖杯戦争で活躍して空気脱却
1:あやのの尻を叩く
2:みゆきを守る
※元々の影の薄さとアサシンの技能が合わさって、大抵のものは存在を感じることができないようです。


【空気王@テイルズオブデスティニー】 (マスター)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:笑点のピンクを従えカオスロワ、聖杯戦争で活躍して空気脱却
2:しばらく戦わずに情報を集める。
3:何、気にすることはない
最終更新:2009年05月31日 00:24