日本は杜王町のイタリア料理店。
今このレストランの厨房で、熾烈な料理合戦が繰り広げられている。
1人は食の千年帝国の実現を目論む、野望の男・至郎田正影。
1人は人を癒す料理を作り、至郎田に反目するトニオ・トラサルディー。
1人は支配にも癒しにも興味を持たぬ、生粋の勝負師・秋山醤。
突然姿を現した、黒柳亮の言葉に従い、料理対決で決着をつけることになった3人組。
しかしそこへ、1つの不穏な影が忍び寄る。
「動かず、闘わず、ただ料理を作っているだけか? 殺し合いと関係ない余興にうつつを抜かしていられる程バトロワは甘くないのだよ」
ズガン! ズガン! ズガン!
【至郎田正影@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡】
【トニオ・トラサルディー@ジョジョの奇妙な冒険 死亡】
【秋山醤@鉄鍋のジャン! 死亡】
死因:ズガン
「な、何だ貴様は!?」
突如乗り込んできた金髪の男に、その正体を問いただす黒柳。
しかし、悪名高き
ルーファウスが、獲物の問いに答えるはずもない。
「これがバトルロワイアルというものだ」
ただそれだけを口にして、己の武器をターゲットに向けた。
「――何だ、さっきから妙に騒がしいな」
その時、そこに割って入る声がある。
見れば店内のトイレから、新たに現れる1人の男の姿があった。
精悍な顔立ちに逞しい肉体。一目で強者だと分かる佇まいだ。
「お前にもバトルロワイアルというものを教えてやろう」
しかし、そんなことはルーファウスには関係ない。
たとえどんな相手であろうと、いつものようにズガンすれば全て終わりだ。
厨房へと足を踏み入れた新手へと、無慈悲に宣言し、放つ。
ズガン!
「生憎と、厨房では負けたことがないんだ」
「何だと!?」
果たしてそこには、無傷の男の姿があった。
代わりにひしゃげているのはフライパン。彼の手に握られていた黒い円形が、瞬時に必殺のズガンを防いだのだ。
尋常ではない反射神経に、軽く恐怖すら覚えるルーファウス。
「アンタを守りながら戦うのは面倒だ。一旦外に出よう」
「あ、ああ……だが、貴様は一体……?」
無用となった盾を投げ、窓ガラスを破壊する男へと、黒柳が尋ねた。
問われるまでもない。
男の答えは決まっている。
「俺かい? ただのコックさ」
【午前6時30分/日本・杜王町】
【スティーヴン・セガール@沈黙シリーズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:主催者を打倒する。
2:黒柳を適当な所に隠し、厨房に戻ってルーファウスと戦う。
【黒柳亮@焼きたて!ジャぱん】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:美味いものを食べる
2:この場をどうにか切り抜ける
【ルーファウス@FF7】
[状態]健康
[装備]
アウトサイダー
[道具] かいふくのマテリア うらミサイル ルビーの涙
[思考]基本:これがバトロワだ
1:愉しんで皆殺し。
2:セガールを警戒
最終更新:2009年06月01日 00:15