「さて、お仕置きも終わりましたし、用があるので二人ともちょっと来てくれませんか?」
少女の尻を叩き終えると、ピンクさんは俺とスバルを少女達から多少離れたところまで呼び寄せる。
少女は尻を叩かれ続けて完全にダウン、こなた達はそんな少女を看病しているため、こちらには特に気を配っていない。
しかし、何の用だろうか。情報交換ならば少女の尻を叩きながら、とっくに済ませたはずだけれど。
そんなことを考えていた俺達に、ピンクさんは一つの頼み事を切り出した。
「どうか、彼女とその友人を、私の代わりに守ってあげてください」
彼女……とは、みゆきさんのことだろうか?
さて、どういうことだろう。
「守るって……貴方が直接守ることはできないんですか?」
俺の疑問に、ピンクさんはゆっくりと首を振る。
「私としてもその方がいいんですが、あいにくながら今のこの身はアサシンのサーヴァント。
彼女の側にいては、逆に危険に巻き込んでしまいます。
だから、スバルさん、
◆ZZlReeJbgcさん。勝手は重々承知していますが、私の代わりに彼女達を守ってくれませんか?」
そう言って、ピンクさんは俺達に頭を下げる。
……言った方がいいのだろうか。
……俺が、テラカオスバトルロワイアル七期に聖杯戦争を持ち込んだ張本人だと。
……
初音ミクにセイバーのクラスを与え、◆6/WWxs9O1s氏をそのマスターとした話を書いた書き手だと。
「あの――」
「別に構わないよ」
しかし、俺の言葉は隣のスバルに遮られる。
「まあ、優先順位のトップは勿論ネウロ様だけど、これでも私は管理局の一員だしね。
こんな危険な場所に一般人を放っておいたら、なのはさんに怒られちゃうし。
それに、人間を守るってことはイコールでネウロ様の食糧を守るってことだし。
私が守った食糧を美味しそうに食べるネウロ様……その後で私も美味しく食べてくださいネウロ様……」
途中から自分の世界に入って、悶えはじめるスバル。
しかし、後半はアレとはいえ、何だか初めてこのスバルからスバルらしい台詞を聞いた気がする。
まあ、俺としても断る理由は無いか。
「とりあえず、俺も彼女と同じです。
みゆきさんとあやの達は……俺達が、命までかけるかどうかは未定ですが、出来る限り守ります」
それが、書き手としての俺の責任だから。
口には出さないが、心の中でだけそう続ける。
「お二人とも、ありがとうございます。
というか貴方、さっきあの女の子の名前を――?」
「何のことですか? 俺は記憶喪失なのでナンノコトヤラサッパリ」
わざとらしすぎるね、うん。
いや、別に記憶喪失自体が嘘なんじゃないよ?
実際に記憶喪失になった後、みさおが少女の名前を呼ぶのを聞いて、改めて知っただけだから。
まあ、名前を知らないフリをしているのは、ただの意地だ。
「意地?」
「あやのは他人が自分の名前を知らないと怒るくせに、自分から自分の名前を名乗ろうとしない。
プライドの問題か……他の皆は名乗らなくても済むほどに有名なのに、自分だけいちいち名乗らないといけないって事実が、情けないんだろうな。
でも俺は、それが気にくわない。名前を呼んでほしいなら、そんなプライドなんて捨ててしまえばいいんだ」
「だから、あの子が自分から名乗るまでは名前を呼ばないと?
おやおや、貴方も中々子供ですねえ」
ほっとけ。
望み通り、みゆきさんと他の皆は俺達が絶対に守るから、あんたはとっととどこにでも行けばいい。
「はいはい。では……この聖杯戦争と、テラカオスバトルロワイアルが終わったとき、また皆で会いましょう」
「ピンクさんーそれ死亡フラグー」
俺の突っ込みに笑いながら、ピンクさん達は去っていった。
聖杯戦争で生き残れるのは一組のみ……その事実を認識して、それでもなお彼は笑っていた。
「行っちゃったね……」
どこか哀愁を含んだ顔付きで、隣に立ってピンクさんを見送っていたスバルが小さく呟く。
「心配だね………………………………………………………………………ネウロ様」
「そっちかよ」
「だってさっきから女狐……いや、女狐に見せかけて実は男狐がネウロ様を誘惑しているような気配がするんだもの」
「どんな気配だ……」
「あと、すぐ後ろから『さっきの恨みを晴らそうとしたら既に犯人は消えていた。
しかたがないからそこに立っている二人の尻でも叩いてストレス解消と行こう』
みたいな気配もする」
「……マジで?」
「……マジで」
【一日目・午前8時00分/日本・秋葉原】
【
峰岸あやの@らき☆すた】
【状態】スクール水着+ツインテール+のぼり+オウム+電飾
【装備】竹刀@バンブレ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:自分が目立つため、聖杯戦争に介入する
1:とりあえず二人を叩くか
2:気に入らない奴は尻叩きの刑
3:殺し合い?知らないわそんなの
※6期までのあやのとは別人です
【峰岸あやのを目立たせる同盟@らき☆すた、他にも入るかも】
【状態】健康 全員尻丸出し
【装備】色々
【道具】支給品一式×人数分
【思考】
1:あやのを目立たせる
2:殺し合い?どうでもいいや
※内訳は今のところこなた・つかさ・みゆき・ゆたか・みなみ・他一名です
※つかさはDS・ドラマCD版のつかさとは別人です
【◆ZZlReeJbgc@書き手】
【状態】尻が痛い
【装備】なし
【道具】ノートPC
【思考】
基本:ピンクとの約束通り、みゆきやあやのを守る
1:こなたたちと行動を共にする
【
スバル・ナカジマ@リリカルなのはシリーズ】
【状態】ヘヴン状態
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ネウロ様は探す……皆は守る……両方やらなくちゃならないのが(ry
1:もう一度、ネウロ様に会いたい。
2:スパンキング……イイ! ネウロ様に会ったらしてもらおう!
【笑点のピンク@現実】
【状態】健康、アサシンのサーヴァント
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】落語家の言霊
【思考】
基本:活躍し空気脱却
1:さて、どこに向かいましょうか
※元々の影の薄さとアサシンの技能が合わさって、大抵の者は存在に気付きません。
【
空気王@テイルズオブデスティニー】
【状態】健康、アサシンのマスター
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:笑点のピンクを従え活躍し、空気脱却
1:しばらく戦わずに情報収集
2:何、気にすることはない
最終更新:2009年06月06日 00:16