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 夜の蒲田の町を駆ける男が一人。
 背中にはツインテールの少女を背負っている。
 男の名は◆02GOODMe2.(以下02)。
 少女の名は柊かがみ

「浦島さんが死んだのか……赤鬼さんは一体どうなるんだろ?」

 走りながら放送を聞き、そう呟く02。
 協力してくれそうな戦力が1人死んだ。
 そして、彼のサーヴァントの赤鬼の行方も心配したが、
 それよりも気になることがあった。

イナバ物置が破壊されただと……しかも五個も……」

 02は浦島が死んだことよりもイナバ物置が破壊されたことのほうが、
 彼にとってはそっちの方が衝撃的だったようである。

「一体、誰がどのように壊したのか気になるぜ……」

 あの無敵の防御力を誇るイナバ物置を破壊するほどの参加者だ。
 きっととんでもないフリークスな参加者に違いないと思う02であった。
(まあ、惜しいんだけどね)


「それにしても走りにくいな」

 そんな台詞を吐きつつも猛スピードで蒲田の町を駆ける02。
 ビルの瓦礫だらけの道は走りにくいのだが、
 02の速さはどう考えても人の速さを超えている。

「ああ、もう面倒くせぇ!」

 そう02が言うと近くにあったビルをかがみを抱えて駆け上がった。
 否、近くにあったビルの 壁を垂直 に駆け上がった。
 どう考えても、人間技ではない。
 危険なので、良い子はマネしないでね♪

「到着ッ!!」

 02がビルの屋上に到着し、辺りを索敵しようとしたのだが。
 いきなりビルが倒壊した。
 それはそうだ、猛スピードで壁を蹴り上げながら進んだら。
 壁に掛かる圧力もそれなりである。
 その圧力に耐え切れなくなりビルが倒壊した。
 物理法則に従い、落下する02。
 音を立てて崩れていくビル。

「うおおぉぉぉぉお!!」

 崩れ落ちるビルの瓦礫の上をかがみを抱えて駆けていく02。
 どう考えても、人間(ry

「おまえ、人間じゃねぇ!!」

二日目・0時10分/新惑星・蒲田】
【タケシ@ポケットモンスター】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
1:人間じゃないものに突っ込む


「タケシが生存確認しているとこ始めて見た……」

 瓦礫の上を乗り継ぎつつ、そんなことを呟きながら隣のビルの屋上に着地しようとする02。

「うおっ!」

 不意に何かが02にぶつかった。
 何にぶつかったって?決まってるじゃないですか!

 初 音 ミ ク

 ですよ。

「なんじゃそりゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
「あなたはさっきの!!」

 そう、戦いの最中に相手にふっ飛ばされ空中を飛んでいたミクが02とぶつかった。
 勢いよく空中でぶつかり、もつれるように落下していく三人。
 落ちていくよ、地面に向かって。
 世界がゆっくり進んでいく。
(遂に俺も時の世界に入門したのか、いやそんなこと言ってる場合じゃねぇ!)
 とっさに02は右手にかがみも抱えて、ミクの体を左手に抱えるように引き寄せた。
 そして、素早く体勢を立て直し、

「どうにかなれッ!!」

 そして、地面に着地した(?)。

「大丈夫ですか?」
「これで大丈夫だったら体がイナバ物置で出来てますよ」
「意味が分かりません」

 どう考えても、無理がある喩えをした02に戸惑うミク。
 02の足からは夥しいほどの鮮血が流れている。

「何があったんだ?」
「実は……」

 ミクが事情を話そうとしたその時、

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 相羽シンヤが…
 否、テッカマンエビルが迫り来る。


「テ、テッカマンエビル!? 何故ここに!?」
「あいつに襲われてたんです!」
「よし分かった、三十六計逃げるに如かず、逃げるぜ!」
「ええぇー!!」

 すると、02はミクとかがみを抱えて駆け出した。
 おい!足の怪我はどうした!

「『 軽 傷 』だッ!」
「ええぇー!!」

 足の傷はいつの間にか塞がっており、血なんて流れていなかった。
 そう02はマ力と吸血鬼の力を用いて、超スピードで足の怪我を回復させた。

「逃さない、PSY―――」

 テッカマンエビルの胸元から六つの光が輝きを放ち始めた。

「やべぇ、ボルテッカだ!」
「ボルテッカってなんですか?」
「今、説明している暇は無い!」

 02はテッカマンエビルのボルテッカの威力を知っていた。
(どうやって、避けるんだよ!ボルテッカを)
 両手に花…基、かがみとミクを抱えた状態でどう避ければいいのか考えた。
(イナバ物置は……どこにも見当たらない。
 回避運動は……駄目だ間に合わない。
 ここで俺は死ぬのか……絶対にノゥ!)
 02は急に立ち止まり、振り返った。

「ミクさん、死ぬ覚悟は出来てますか?出来てますよね!」
「ちょっと、何をするんですか?」
「こういう事だ、『ドナルド』!」

 02はペルソナ「愚者」ドナルド・マクドナルドを発現させる。
 そして、


「ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオルテッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
「らん・らん・るぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


 エビルのPSYボルテッカと02の投影した大量のハンバーガーがぶつかり合う。
 さて、前に似たような光景を私は見たことがある。
 二つの強大なエネルギーがぶつかり、その時は確か地球の核が破壊した。
 今度は何を破壊するのだろうか?

 その時である。

「―――――やれやれ、懐かしい気を感じて来てみれば、
 なんだかとんでもないことしているな。……まあいい」

 その男が現れたのは。
 そこにあったのは圧倒的な存在。
 そこにいるのではなくそこに存在していると喩えたほうがいい程の桁違いの存在であった。
 もしこの場に100人いたら100人中99人はこう言うだろう。
―――絶対に関わってはいけない存在だと。

「静観すると決め込んでいたのだが、まあいい、
 これ以上、会場が破壊されたら聖杯戦争どころではなくなる」

 男はボルテッカとハンバーガーがぶつかり合う中心部分に向かい。
 そして二つのエネルギーを消滅させた。
 それはあまりにも一瞬の出来事であった。
 唖然とするエビルと02。

「邪魔をするな、人間風情が!」

 そう叫んだのはテッカマンエビルである。
 テックランサーを握りしめ、エビルは男に向かって突進する。
 背部に装着されたバーニア部分が赤い軌跡を零れ落としながら、
 男に向かって凄まじい速度で向かっていくが…

「おおっと、危ない、危ない」

 簡単に避けられた。

「!?」

 そしてエビルは気付いた。
 自身が手に持っていたはずのテックランサーが消失していることに。

「探し物はコレか?」

 するとエビルの背後から男の声がした。
 エビルが後ろを振り返ると、そこには目の前にいたはずの男が立っていた。
 そして男の手にはエビルのテックランサーが握られている。
 男は何事も無かったように涼しい顔をしている。

「ありえない……」

 そう呟いたのは02であった。
 その男の動きには一部の無駄な動きがなかった。
 それなのにいつの間にエビルの背後に移動し得物を掴んだのか。
 物理法則を完全に無視した動き。
 この世にありえないことなんて何一つないと思っていたがそんなことはなかった。
 今、まさにそのありえないことが目の前で起こっている。

「貴様、本当に人間か?」
「おもしろい質問をするな、君も。……まあいい、一応、人間だ」

 エビルの問いかけに男はそう答えた。

(んな、わけねぇだろjk)
 戦いを見ていた02とミクは同じことを感じていた。
 はっきり言おう、私も同感である。

「じゃあ、コレは返しておく」

 男はテックランサーをエビルに向かって軽く投げつけた。
 しかしテックランサーの勢いはすさまじくエビルに直撃した。
 そしてエビルの装甲は砕け散り素体である相羽シンヤの姿に戻った。

「この程度も避け切れないのか……まあいい」

 圧倒的だった。
 その一言で済ませられる程の強さであった。
 テッカマンエビルを赤子の手をひねるように間単に倒した男。

 02は感じ取った。
(アーカードナルドも相当の化け物でだったけど、、
 目の前にいる男はその力を遥かに凌いでいるかもしれない)

「あ、あんたは一体?」

02は恐る恐るその男に問いかけた。

「“ただの”人間だ」

(んな、わけねぇだろjk)
そう彼が思った。刹那、
男の姿がこの場から姿が消えた。

「き、消えた!?」
「ぜ、絶対、あんな人間いませんよね?」

二人は目の前で起きた出来事が信じられなかった。
ミクにとっては自分を圧倒していたアヴェンジャーをあまりにもあっさり倒されたことが
02にとっては自分が化け物かと思っていたらそのことをあっさり越す存在が現れてたことが
なによりもその存在が自分のことを人間と称したことが一番の衝撃だった。

「とりあえず、ここにいたらまだ危険ですよね」
「そうだな」

02は気絶したシンヤを横目に駆け出した。

【二日目・0時35分/新惑星・蒲田】
【相羽シンヤ@宇宙の騎士テッカマンブレード】 (クラス・アヴェンジャー)
【状態】ピンクによる操られ状態、尻丸出し、白濁液まみれ、気絶中
【装備】不明
【道具】支給品一式、テッククリスタル
【宝具】不明
【思考】 基本:聖杯戦争の優勝?マスターに服従?
0:気絶中
1:笑天のピンクに従い、セイバーを殺す
2:兄への復讐
3:あの男はいつか殺す
4:アサシン組には手を出さない

「あのう?」
「どうかしましたか?」
「そろそろ、降ろしてくれませんか」
「……悪い」

02は抱えていたミクを地面にやっと降ろした。
そして……

「えい!」
「うおっ!」

いきなり、ミクは02に向かってネギを振り下ろした。
ギリギリのところで回避する02。

「何をするんだ!」
「さっき助けてくれたことは感謝してますけど、
 元はと言えば、あなたが漫画喫茶に来たせいで、みんながバラバラになったんじゃないんですか!
 最初からそういう作戦だったんですね!」
「なっ!?」

―――その時、02、また誤解されるッ!

(畜生、俺が一体、何をしたっていうんだよ!
 理不尽すぎる、流石にこれは理不尽すぎる。
 どうする?一体俺はどうすればいいんだ?)

既にミクは戦闘態勢に入っている。

「いきますよ!」
「戦うしかないのか?」

そして、気絶していたかがみが目を覚ましこう言った。

「あんた、まだ誤解されていたのね」

02の受難も続くよどこまでも。


【二日目・0時40分/新惑星・蒲田】
◆02GOODMe2.@書き手】 (マスター)
【状態】健康、 マ力消費(中)柊かがみ(イーター)と契約、令呪残り三画
    悲しみの王子◆02GOODMe2.、怒りの王子◆02GOODMe2.に変身可
    英霊化? ペルソナ「愚者」ドナルド・マクドナルド解放  首輪なし
【装備】マクドナルドの制服(シャツのみ)、イナバ製作所の作業着(ズボン部分のみ)
【道具】なし
【思考】 基本:柊かがみを救う
1:ミクに対処
2:6/、赤鬼、10/を探しに行く
3:10/が心配
4:さっきの記憶はいったい?
5:全てが終わったら………
6:さっきの男はいったい何者だ?
※平行世界の◆02GOODMe2.と会話しました。
※固有結界“無限の物置(アンリミテッド・イナバ・ワークス)”使用不可。
※「ドナルド」の記憶の一部を見ました。 (一部欠損あり)
※「ドナルド・マクドナルド」の解放に伴いマクドナルド力適性が生じました。
※ここが地球ではないことを知りました。
※永琳と情報交換をしました。

【柊かがみ@らき☆すた】 (クラス・イーター)
【状態】肥満の呪い解除、◆02GOODMe2.と契約、魔力全快、
    02に抱えられている 首輪なし
【装備】無し
【道具】無し
【宝具】変態的性欲
【思考】基本:いつも通り、本能に従う。
1:◆02GOODMe2.、素敵!
2:◆02GOODMe2.との約束を守る

初音ミク@ボーカロイド】(マスター、クラス・セイバー)
【状態】お尻が大惨事(治療済) SOS団臨時団員 称号『人間失格』
【装備】伝説の首領パッチソード@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【宝具】電子の歌声
【思考】
1:02とかがみを倒す
2:マスターに従う
3:魔力を回復する。
4;赤鬼のことは……
※6/のマスターであり、同時に6/のサーヴァントです
※人間失格です。もうほとんどボカロとしても失格です

何故、私があそこにいたかって?

言っただろ、懐かしい気を感じただけだ。

なぜ、あの青年達を助けたかって?

別に助けたわけじゃない。

あの男がいきなり襲ってきただけだからな。

正当防衛だ……と言いたいところだが、まあいい。

なぜ、私が聖杯戦争の監督役をやってるかって?

叶えたい願いがある、ただそれだけだ。

なに、聖杯が完成したら横取りする気かって?

さぁな、それはどうするかな。

なに、人間の定義とはなにかって?

生憎、私は哲学者じゃない"ただの”人間だ。

そういうことは学校の先生にでも聞いてくるんだな。

あんたは一体なんなんだって?

気が向いたら教えてやるさ。

【二日目・???/???】
イナバ製作所社長@現実】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!
2:聖杯戦争を静観するつもりだったが……まあいい
3:朝になったら出勤する


※実はこの聖杯戦争の監督役です。
※聖杯がどこにあるか知っています。
※聖杯の完成を望んでいます。
最終更新:2009年08月18日 09:00