―――――――I am the bone of my fountain pen.(体は万年筆で出来ている。)
いや、比喩表現とかそういう事じゃなくて本当に万年筆になっていた。
確か私は02さんを助けた。なのに02さんは精神崩壊を起こして、バラバラになった。
で、その後私は…あれ、
どうしてこうなった?まさか、今、流行のファイナルフォームライドってやつですかね?
ファイナルフォームライドゥ ジュジュジュジュウスラッシュ!……おのれディケイドめ‥‥私の体まで破壊していきやがった。
まあ、それは置いといてとりあえず‥‥
『9/さん?』
「?たしうど」
『普通に喋ってもらえませんか?』
「わかった」
あっ、わざとそういう喋り方にしてたんだ。ですよね。いくら一番最初に出たからって文字反転とミルクの固有結界だけじゃキャラが弱いですよね。
だから、空k(ryおっと、誰か来たようだ。というのは冗談で……あれ、私のキャラが変わってるような気がしてならない。
まっ、こまけぇこたぁいいのかな?さて、情報整理だ。
『どうしてこうなったんでしょうかね?』
「そんなこと、俺が知るか!」
『ストロンガー乙‥‥じゃなくて02さんを殺したのは貴方ですか?』
「いや、俺じゃない、殺したのは‥‥化物
みたいな人間だ」
『人間‥‥?』
まず、私が聞いたのは02さんの死体について、死体はバラバラになっていたはず、なのに今の02さんの体は頭部以外が元通りになっている。
だけど、頭部はグチャグチャになっている。つまり、02さんの体を一度治して破壊したのか……何のために?
02さんの体には一体、何があったんだっけ?……あれ、思い出せない?どうしてだろう?まさか、ディケイド……ではないな。
だって、もやしも記憶喪失だろ、たしかその正体は…
【検問によって削除されました。気になる方は劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカーを見ようぜ!】
ですよ。あれ今CMが入ったような気がするけど……まあいいか。
『どんな人間だったんですか?』
「ヤバイ。人間ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
人間ヤバイ。
まず怖い。もう怖いなんてもんじゃない。超怖い。
怖いとかっても
「暴○団20団体ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
(中略)
とにかく貴様、人間のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ人間が着ていたイナバのスーツ超カッコイイ」
『そ、そうですか……』
何故、宇宙ヤバイのコピペテンプレート風だったんだろう?とにかく情報を整理する02さんを殺したのは二十代後半ぐらいで、
片手で頭部を握りつぶして、瞬間移動が出来て、イナバ製作所の社章が入ったスーツを着た男らしい。
イナバ製作所か……確か私が02さんに着せたのはそこの作業着だったな。イナバ製作所に行けば、何かわかるかもしれないな。
『イナバ製作所に行きましょう、9/さん!』
「断る」
『よし、じゃあ早速……ってあれ?』
「俺はまだ死にたくない」
『いや、私は行きたいんですが…』
「一人で行けよ」
『いや、動けませんから』
さて、どうしよう?私は万年筆になってしまったから、動けないし。9/さんはどうしても行きたくないって言うし。
「話は聞かせてもらったよ。だったら、私が連れて行ってあげるよ」
『妹紅さん?』
「久しぶりだね、10/。見ないうちに随分と変わったね」
『そりゃどうも』
「誰だ、お前は?」
「私かい?私は藤原妹紅。そういうあなたは10/の兄弟か何か?なんだか似ているけど?」
「俺は9/だ」
妹紅さんが起きたようだ。あのボールみたいな人はまだ起きていないようだ。相当疲れているのかな?
いや、ただの魔力切れか……あれ、どうしてこんなことが分かるんだろう?そんな機能がついた万年筆になったのか?
まあ、こまけぇこたぁいいのかな?
『ところで妹紅さん、みなみとゆたかは?』
「なに、みなみだと!?」
……9/さん、やっぱりあなたも6/のレプリカの一人のようですね。みなみという固有名詞に反応するところをみれば一発で分かりました。
まてよ、ってことはつまり女性である7/さんの嫁もみなみになるのか?それって一体、どういうことなの?今度、7/さんに会ったら聞いてみよう。
「ああ、二人は今、修造と一緒にいるはずだと思う……」
「よし、ちょっと行ってくる!」
『ええぇ~』
「じゃあ、情報料として地図を頂戴」
「わかった、ほらよ、じゃあな」
そういうと9/さんはデイバッグごと妹紅さんに渡して駆け出していった。
「う~みなみみなみ」
【
二日目・3時55分/新惑星・蒲田】
【9/@クロススレ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
1:う~みなみみなみ
※ミルクの固有結界が使えます
※実は普通に喋れます。
『なんか、いきなりあの人、頭が弱い人みたいになりましたね』
「多分、9だからじゃない?」
『?』
妹紅さんの言った意味はよく分からなかった、今度、7/さんに会ったら聞いてみよう。
『そういえば妹紅さん、どうして地図が必要なんですか?』
「ああ、私の地図がないからな……ああ、思い出しただけでムカムカする」
相当、嫌なことがあったんだろう。触れないでおこう。
「じゃあ、地図でイナバ製作所の場所を確認しようか」
『そうですね』
「10/、ここは何処なの?」
『ここは蒲田ですね』
「蒲田っていうのは雛見沢村の近くかい?」
『・・・はい?』
今なんて言った。雛見沢村の近くに蒲田があるかって?ないですよ、妹紅さん。
もし地球の地理がそうだったら、私の今までは一体何なんだってことになりますから。
「だってほら、地図にちゃんと書いてあるし」
『そんなわけな‥‥‥本当だ』
遂に私の常識が覆りました。02さん―――このカオスロワでは常識に囚われてはいけないのですね!
「イナバ製作所がどこにあるかわかるか?」
『確か大田区ですね』
「大田区か‥‥」
歩いていくとかなり時間掛かりますけど、どうやって行くんでしょうかね?
『どうやって行くんですか?』
「移動手段ならそこにあるじゃないか?」
『それって、もしかして‥‥‥』
『ボルトよりも早ぁぁぁぁぁぁぁい!!って、何で馬なんですかぁぁぁぁぁぁぁ!!』
「いや、近くにあったから、丁度いいかなと思って」
私達は今、近くにいた巨大な黒い馬に乗って移動している。何で馬が近くにあるんだろう?
まあいいか……そういえば、
『どうして、妹紅さん私のこんな我侭に付き合ってくれたんですか?』
「そうだね、私は02を何で殺したのかっていう理由が聞きたいんだよ」
『理由をですか?』
「どんな行動にも理由が付きものだよ。きっと02が殺されたのにも何か理由があるに決まっている」
『でもですよ妹紅さん、もし、その……02さんを殺した人は残忍な性格で只、本能のまま殺したんだったらどうするんですか?』
「いや、多分だけど、それはないと思うよ」
『何故ですか?』
「もしそういう性格の奴だったら、私とメタナイトも殺していたはずだよ。あの場では私とメタナイトと02が倒れていた。
なのにソイツは02だけを殺していった。もし只、殺したかったら私とメタナイトも一緒に殺していたはずだよ」
『……つまり、その人は02さんだけを最初から狙っていたという事ですか?』
「そういうことだよ」
『……多分ですが、02さんは何かを知っていたんじゃないですかね?それで口封じのために殺されたんだと思います』
「そうか……。02は普通の人間とは違っていたのかもしれないしな……」
しばしの沈黙。何だかその言葉は妹紅さん自身に言っているように私には聞こえた。そして‥‥
「10/、今度は私から質問だ」
『なんですか?』
「どうして、お前は02にそこまで固執しているんだい?」
『それは……よく分からないんです』
「そうか」
本当に何でか分からなかった。そういえばどうしてあの時、倒れていた02さんを助けたんだろうか?
02さんって一体……そうか書き手だ。それで私のオリジナルの6/も書き手だ。
そして、私の創生主◆nkOrxPVn9c氏、別名お師…じゃなくて、尻叩…でもなくて
マーラ様の人も書き手だ。
あれ、私はなんでこんなことを知って……記憶が完全に蘇っているのか?一度、死んだから何かがはじけたのか?
一体、私は『お前はお前だろ、違うのか?』……そうか、そういうことだったのか、やっと思い出しましたよ、全てを。
「10/、どうしたんだい?」
『妹紅さん、何でもありません、少し考え事をしてただけですよ』
【二日目・4時10分/新惑星・蒲田郊外】
【藤原妹紅@東方Project】
【状態】疲労(小)
【装備】黒竜号 黒いSS用万年筆(10/)
【道具】支給品一式、蜆×3 米の苗 将棋セット一式 ゾフィー直筆のサイン色紙
【思考】 基本:戦いを止めたい 『生きる』
1:イナバ製作所に向かう
2:輝夜のことはとりあえず保留
【10/の思考】
1:イナバ製作所に向かう
2:02死亡の真実を知りたい
※何故か支給品化しました。一応喋れます。
※何かを思い出しました。
その頃、メタナイトは……
「……………動けない」
魔力が枯渇していて動けなかった。
そして、近くに何か書かれている紙が落ちていた。
「……むっ、これは手紙か?」
【二日目・4時10分/新惑星・蒲田】
【メタナイト@星のカービィ】(クラス・ライダー)
【状態】疲労(中) 精神的ダメージ(大) 仮面無し 魔力枯渇気味
【装備】なし
【道具】支給品一式 手紙
【宝具】“銀河の聖剣(ギャラクシア)”
【思考】
1:……動けない。
2:私の仮面………
3:マスターに絶対の忠誠
4:妹紅たちはどこに行ったんだ?
【手紙】
内容は『メタナイトへ イナバ製作所に行って来る 藤原妹紅より』というメッセージが書かれた手紙。
それ以外は何も書かれていません。
※02の死体は埋葬されました。
最終更新:2009年09月12日 00:29