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KAITO……それが、この聖杯戦争の黒幕の名か」
「あやや、しかも貴方の旧友と来ましたか。これは大スクープの香りがしますね」
真実を語り始めるイナバ製作所社長
その内容を一言も聞き漏らすまいと、真剣に耳を傾ける会議室の六人。
だが、社長の話が核心に触れるその瞬間、悟空が『それ』に気付いた。
「おい、何かおかしいぞ! ブロリーの奴の気が、一気に移動した!」
「何……? 奴は安土城に置いてきたはずだぞ、孫!」
「文、この周辺を巡回している鴉たちに、何か変わったことが無いか聞いてくれないか?」
「言われなくとも今聞いていますよ。これでも幻想郷最速ですからね……ってええええええ!?」
「何かあったのか?」
「あ、安土城方面担当の鴉からの連絡によれば、安土城に戦艦が墜落、ブロリーが出現、その直後に突然消失!
 でもって、秋葉原担当の鴉からの連絡では秋葉原に安土城とブロリーが突然空から降ってきたそうです!!」
「「「「「(゚Д゚)ハア?」」」」」
「いや、事実ですから! そんな顔をしたくなる気持ちはよくわかりますけれども!!」
「……私の方でも確認した。少々、まずい事になっているようだ」
手にした珈琲をテーブルに置き、静かに社長が呟く。
他の面子のように動揺こそしていないものの、その表情は多少苦々しげだ。
「……まずい事とは何だ」
「秋葉原には、アーカードナルドが居る。
 万一アーカードナルドとブロリーが戦闘を行った場合、その戦いの余波が周囲……いや、この惑星に与える被害は甚大だ。
 さらに、もう一つ」
「もう一つ?」
「主催者、織田信長は安土城を放棄したらしいが、
 その後信長らが何処へ向かったかが、私の力を持ってしても全く掴めないのだ。
 念のために問うが、射命丸文。君の鴉は何らかの情報を得てはいないか?」
「生憎、信長に関しては何も……」
「……孫、お前、織田信長の気を探れたりはしないか?」
「オラ、信長に直接会ったことねえからなあ……無理だと思うぞ」

「……では仕方ない。私自らが動く時が来たようだ」
「動くとは……織田信長を社長さんが探しに出るということでしょうか?」
「そうだ。では行ってくる。留守は頼んだぞ、何かあったらイナバ君(仮)にでも聞けばいい」
「ちょ、ちょっと待て! まだお前には話してもらわなくてはならない事が――」
橙子が慌てて社長を止めようとするも、
「事態は刻一刻を争うのだよ」
どんな手品を使ったのか、一瞬でイナバ製作所社長はその姿を消していた。

二日目・11時00分/新惑星】
【イナバ製作所社長@現実?】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式その他不明
【思考】
1:大・丈・夫!
2:聖杯戦争を静観するつもりだったが……まあいい
3:織田信長の新たな居場所を探る
※実は聖杯戦争の監督役です
※聖杯がどこにあるか知っています
※聖杯の完成を望んでいます

「…………」
絶句する橙子。
そんな彼女をよそに、射命丸は自身のパートナーに提案する。
「幹也さん、此処で時間を潰していても仕方ないし、私たちは秋葉原に行きませんか?」
「何の為に?」
「織田信長は安土城を放棄したようですし、安土城も秋葉原に落下した時点で全壊してますが、
 主催者達についての手掛かりが一つ二つ残っていてもおかしくはありません。
 うまくいけば、信長の行き先についても知れるかもしれませんし。何よりも、私の報道者魂が我慢出来そうにないのです!」
「ブロリーもアーカードナルドも居るんだ、危険じゃないか?」
「その点についてはご心配なく。アレに勝てるとは思えませんが、幹也さんを守るくらいは、私にだってできますよ。
 どんな化け物が相手だろうと、幹也さんには傷一つ付けさせません!」
「……おい、私を無視して話を進めるな。幹也を守るのはお前の役目じゃない」
「……ああ、そういや貴女も居ましたっけね。すみません式さん、影が薄くて気付きませんでした」
「…………(無言でナイフを取り出す)」
「はいはい、二人とも喧嘩は止める。じゃあ、ちょっと秋葉原まで行ってきますね」
「あ、ちょっと待――」
橙子が今度こそ呼び止めようとするも、既に三人組は会議室を後にしていた。
バタン、とドアの閉まる音だけが会議室に残った。

【二日目・11時05分/新惑星大田区】

【黒桐幹也@空の境界】(クラス・サーチャー)
【状態】健康、首輪無し
【装備】エーテライト
【道具】不明
【宝具】此の者想いし最愛の人(両儀式)
【思考】
1:鮮花ら知り合いを探す
2:秋葉原へ向かい主催者の情報収集

【両儀式@空の境界】
【状態】健康、首輪無し
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
1:幹也を許(はな)さない
2:何があっても幹也を守る
3:秋葉原に向かい主催者の情報収集

【射命丸文@東方Project】(マスター)
【状態】健康、首輪無し
【装備】手帳@現実
【道具】不明
【思考】
基本:真実を新聞にして、客観的に皆に伝える
1:秋葉原へ向かい、主催者の情報収集
2:この聖杯戦争を生き延びる
3:元の世界に皆で帰る方法を探す
4:式には負けない(何についてかは自覚していない)

「……どいつもこいつも」
「オラ達は行かなくていいのか?」
「馬鹿、お前とブロリー、さらにアーカードナルドが戦ってみろ。この星はおろか宇宙が崩壊する。
 だから、間違ってもお前は『気』を使うなよ。奴らが此処に来られたら、逃げるしかないんだから
 ……ったく、迂濶に外にも出られやしない」
苛立ちを隠そうともせずそう吐き捨てながら、橙子は珈琲をすすった。

【二日目・11時10分/新惑星大田区】
【孫悟空@ドラゴンボールZ】(クラス・ヒーロー)
【状態】健康、首輪無し
【装備】無し
【道具】無し
【思考】
基本:主催者を倒し、元の世界に戻る
1:青子と橙子を手伝う
2:サーヴァントは腹へらねえのかぁ
※主催者に存在を気付かれていないようです。そのため、首輪と支給品はありません。
 この世界の人間では無いので宝具は持っておりません。


【蒼崎橙子@空の境界】(マスター)
【状態】健康、首輪無し
【装備】無し
【道具】支給品一式、人形入りホイホイカプセル、人形創りの道具、煙草
【思考】
基本:主催者を殺し、その後に青子を殺す(それまではとりあえず協力しあう)
1:どいつもこいつも……
2:この聖杯戦争、主催者の意図について調べるがチャンスが来るまでは動かない
3:アーチャー達と協力するがあくまで目的は聖杯戦争の破壊
4:協力者を集める。弱者は一応保護

【蒼崎青子@月姫】(クラス・キャスター)(マスター)
【状態】健康、首輪無し
【装備】透明マント
【道具】支給品一式
【思考】
基本:主催者を殺し、その後に橙子を殺す(それまではとりあえず協力しあう)
1:この聖杯戦争、主催者の意図について調べるがチャンスが来るまでは動かない
2:アーチャー達と協力するがあくまで目的は聖杯戦争の破壊
3:とりあえず襲ってきた奴は軽く蹴散らす
※橙子の令呪は効きません(意地)
※孫悟空のマスターです
最終更新:2009年10月21日 00:15