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「武田が…ジュピターが…死んだ!?」

放送を聞いた拓也は驚かずにはいられなかった。
彼もかなりの戦闘能力を持っているはずだ。しかしジュピターは死んだ。
カブトムシ議論に決着をつける前に…。
そして彼が手にするビーコマンダーが音を立て始めた。

「甲平か?」
『先輩!ジュピターが…』
「分かっている…」
『そうじゃない!生きてるんだ!死んだ筈のジュピターが生きてるのを、俺は見たんだよぉ!』
「何ィ!?」

その時である!

「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁ!!!」
「!?」

すごい漢がすごい表情しながらすごい勢いでやってきた!

「じゅ、重甲!」

慌ててインセクトアーマーを纏う拓也、だがすごい漢のすごい一撃はすごい勢いでブルービートの腹部に食い込んだ。

「何をする!俺はあんたと戦ってる場合じゃないんだ!」
「問答無用、参るぞ。」

パルセイバーで応戦するブルービートだが、初めの遅れを取り戻せず、防戦一方になりつつあった。

「猛牛流投陣!!」

ブルービートの斬撃を受け止め、地を目掛け放り投げる師範。何故か受け止められた瞬間にダメージを感じたが、すごい漢では仕方が無い。

「パルスラァッシュ!!」
「真空斬首刀!!」

青い一撃と、すごい漢のすごい一撃、通称オトコプターが激しくぶつかりあう。
いかなすごい漢とはいえど、素手でパルセイバーにぶつかればすごい傷を負うのは確実かと思われた。
だが!そんな物は屁とも思わない!不破師範であったからである。弾き飛ばされたのはブルービートの方であった。手にしていたパルセイバーがこぼれ落ちる。

「何て奴だ…!」
「この戯けが……!」

全く持って訳が分からない拓也であった。が、一つだけ分かることがある。この男は…。

「…すごい漢だ」

こうなってしまえば、奥の手を使うしかない。

「すごい漢が相手ならば、ビートイングラムを使わざるを得ない」

手にしたのは昆虫次元の戦士が使っていた伝説の銃、ビートイングラム。仮にも生身の人間(に見える)相手には使いたくは無かったが致し方ない。

「喰らえ!」
「リューエージン」

放たれた一筋の光は目の前の漢を貫く筈だった。しかし、その光はセロハンテープのような何かによって反転させられてしまった。

「うぉっ!?」
「この戯けが……!」

最早ここまでなのか、自分はこんな所で、議論に決着をつける事無く散るのだろうか。
…まだだ、まだ終わる訳にはいかない。ブルービートは再び立ち上がった!

(何か…一瞬でも奴の気を逸らすことが出来れば…!)

そう考え、ブルービートはとりあえず赤いカブトムシの玩具を投げることにした。爆発が起こった。
これぞカブトボーグ名物、謎爆発である!

「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁ!!!?」
「よく分からないが…メタルフォーゼ!」

ビートイングラムの力を得てブルービートは進化する…ネオインセクトアーマーの力すら凌駕する戦士、スーパーブルービートへ!
最初からそれ使えよって突っ込みは特撮には厳禁ですよ。

「パルセイバー合体!ビートイングラムファイナルモード!スーパーファイナルブロー!!」

通常の20倍の破壊力を持つ光線が師範…がいたと思われる場所目掛け発射する。
爆炎が晴れるとそこに師範の姿は…無かった。

「…すごい漢だった…そうだ!甲平との連絡は!…駄目だ、通信機能が壊れた」

二日目・16時05分/新惑星・東京都】
【甲斐拓也@重甲ビーファイター】
【状態】全身のダメージ(中)、インセクトアーマーのダメージ(大)
【装備】ビーコマンダー、パルセイバー、ビートイングラム
【道具】基本支給品(一部喪失)
【思考】
0:ジュピターはカブトムシモチーフか否かについて議論する
1:…すごい漢だった
2:レツ何処行った

「…すごいカブトボーグだ」

やはり師範は生きてた。だって不破師範だもの。

【不破刃@Art of Fighting 龍虎の拳外伝】
【状態】ダメージ(大) 忍者 師範 漢気ゲージ(満タン)
【装備】下敷き ワープ装置 スタンドDISK「スター・プラチナ」
【道具】支給品一式 メモ帳(師範独自調査のすごい漢の情報がびっしり書かれている)
    筆記用具(消しゴム×2消費) 手裏剣×10枚 巻き菱×2個
    トムキャットレッドビートル@人造昆虫カブトボーグV×V
    マテリアルブレード@テイルズオブシンフォニア その他不明(おそらく、核ミサイルの類ではない)
【思考】
  0:うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁ!!!
  1:・・・・すごい漢だ
  2:すごい漢と戦いたいけど、今は様子見
  3:せこい漢は必ず、殺す
  4:…すごいカブトボーグだ
最終更新:2009年11月23日 10:50