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文字通り裸の王様、空気じゃないけど空気、空気王は夜の街を歩いていた。
彼は、考えていたのだ。
裏切り者に死の鉄槌を下すにはどうするべきか、と。
自分に手駒はもう一人もいない。
腕を動かせば鋭い痛みが走る。
歩くのが嫌になるほど身体が重い。
何もしてなくても火傷と切り傷がじくじくと痛む。
そしてなにより……

「さ、寒いな……いくら私でも、これは気にするぞ」

時刻は真夜中、気温は冷え切っている。そんななか全裸……寒いに決まっている。

「落ち着け…奴らに復讐するための策を考えるんだ。
 まずは死に直結しかねないこの寒さ…早急に服を何着か入手する…
 できればあったかい毛皮製だといいのだが……」
「クポポー!」
「ももんじゃー!」
「……いや、普通でいいか」

ちょうど目の前を歩く毛皮がいたが、空気王はこれを見送る。
真・空気組に復讐するために、空気王はあることを決心していたのだ。
それは、むやみに殺生しないこと。

(そもそも私がここまで狙われることになったのは、闇の私が殺害した者の仲間が、
 敵討ちとして向かってきたのと、闇の私を言動から危険と判断して向かってきた者、
 大きくわけて2種類……だが、2つには共通事項がある。
 私が、マーダースタンスだったのが原因だ。
 ピンク達以外は極力殺さず、これ以上敵を増やさないのが得策だ……)

ということらしい。
ある種正しいが、すでに手遅れ感も否めない。十二分に包囲されちゃってるし。
しかし、空気王の目的はあくまで復讐。それを成し遂げるまでは、
何がなんでも生き延びなくてはならないのだ。

「はっくしゅ!しかし本当にこのままでは凍死しかねん………」

この現状は闇化中の行いの報いなのだろうか?
包囲網もわずかばかり緩んだとはいえ、まだ油断は出来ない。
今度襲われたら本当にアウツである。
そんな空気王の前に、妙な男たちが。

「うはははは!切れる!この刀は実によく切れるぞー!」

危ない。それが男を見た空気王の感想だった。
ヨダレを垂らしながら日本刀を振り回して銀色の生物を乱獲している男…
誰がどう見ても危ないし、怪しい。

「ねんがんのアイスソードをてにいれたぞ!」

もう一人の男は前者と比べると普通ではあるが、
見た瞬間に何故か殺したくなってしまった。

(……あれならば殺しても問題ないのではないか?)

そう結論づけた空気王の行動は、疾風の如く……

「殺してでも奪いとらせてもらう!」
「「な なにをするきさまー!」」


「ねんがんのまともなふくをてにいれたぞ!
 さて、次は傷の治癒が出来そうなものでも探すとするか……」


二日目・22時/新惑星・東京都】

【空気王@テイルズオブデスティニー】
【状態】魔力減(大)、全身裂傷、背中に火傷、体中を打撲
【装備】斬魄刀『鏡花水月』@ブリーチ、ソーディアン・イクティノス(ヒビ有り)@TOD、拳銃
    マサムネ、イージスの盾@サガ2GOD、稽古着、アイスソード、ブロンズアーマー
【道具】支給品一式 、ガラハドの服
【思考】基本:笑点のピンク達への復讐
1:必ず生き残り、復讐を成し遂げる。
2:何、気にすることはない
3:これ以上敵を増やさないように殺害は控える
※闇化している間の記憶を失いましたが、ピンク達の説明で大体の事は解っています。
※自分が既に空気で無いと気付きました。
※マサムネは「どんな人物が使っても同じ攻撃力」「相手の防御力を無視」の刀です。

数分後…

「おのれ盗人め!」
「よくも装備品全部強奪しやがったな!」

妙な男たちはなんと生きていた。彼らが誓うのは当然……

「「あの男だけは絶対に許さない!」」

【ヤムチャ@ドラゴンボール】
【状態】全身打撲、凄いやる気、全裸、大幅にレベルアップ
【装備】
【道具】基本支給品一式
【思考】
1:悪を全て倒す
2:空気王に復讐

【ガラハド@ロマサガ1】
【状態】全身打撲、全裸、アイスソードを奪われた悲しみ
【装備】
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
1:神々に奉仕する
2:空気王に復讐

【メタルキング×4@ドラクエシリーズ】ヤムチャに狩られて死亡。
最終更新:2010年01月28日 00:12