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 ゆう-いち【U-1】 ユフ…
 ① ゲームブランド・Keyが制作した恋愛アドベンチャーゲーム『Kanon』の主人公である相沢祐一を指し示す言葉。
 ② (①の二次創作で得に顕著であったことから転じて)二次創作において、原作設定を無視して対象のキャラクターに
   有利となるような大幅な改編を加えられたキャラクターのこと。アルティメットワン。
                                            ~民明書房刊『広舌辛苑 第七版』より抜粋~

ショッカー基地の手術室。手術台の上には一人の少女が縛り付けられていた。
それを眺めて狂気に満ちた微笑みを浮かべている青髪の男が一人。
「じゃあショッカーの科学者の皆さん。やってください」
そう言って青髪の男……KAITOはその部屋にいたショッカーの科学者達に合図を出す。
手術台の少女の名は泉こなた。殺意の波動とイナバパワーにより神人となっていた泉こなたである。
数時間前の秋葉原大戦の終結後、KAITOは気絶していたこなたを冷凍して身動きを奪い、ある目的のためにショッカー基地へと運び込んだのだ。
何らかの手段で太陽系の現状をほぼ把握していたKAITOにとってショッカー基地を探り当てることは容易いことだった。
「あの……KAITO様……」
ショッカー科学者の一人が恐る恐るといった様子でKAITOに話しかける。
「なんです?」
「KAITO様の目的は理解しました。ですがこの『方法』は本来のやり方と比べまして大変イレギュラーな方法でして
 確実に成功するかどうかはなんとも申し上げ難く――」
「科学者さん、僕は や っ て く だ さ い と言ったんですよ。そのために僕はこの子を生きたままここまで運んできたんです。
 できるかできないかは聞いていません。もしも失敗した場合は……あなた達の元ボスと同じ末路を辿ってもらいましょう」
それを聞いた科学者は、彼らの上司であった死神博士の最後を思い出して戦慄した。
まだ氷漬けの状態だったこなたを引きずって単身ショッカー基地に乗り込んできたKAITOによって、死神博士は真っ先に凍結粉砕されたのだ。
洗脳してあった仮面ライダーディエンドの装着者も差し向けてみたが、あっという間に同じように砕かれて死んだ。
変身していないとはいえ幹部怪人を一瞬で殺害する戦闘力、そして洗脳された人間を一切の躊躇なく殺す冷酷さ、それを見せ付けられて
元々戦闘員がイナバ製作所に向けて出払っていたショッカー基地は呆気なくKAITOの軍門に下った。
「ぜ……全力で取り組ませていただきます」
「じゃあ、なるべく早くお願いしますね」
「ではまず麻酔を……」
「これから死ぬ人間にどうして麻酔が必要なんです?
 そんな暇があったら早く本作業にとりかかってください。僕には時間がないんですよ」
「…………」
KAITOはあいかわらず微笑を浮かべたままだった。

数分後、手術室にこなたの絶叫が響き渡った。


それから数時間後――
「KAITO様、抽出及び精製が完了いたしました」
「へえ、想像していたより早いですね」
部屋の隅の壁にもたれて様子を見守っていたKAITOは手術台に歩み寄る。
手術台の周りには泉こなたの残骸が散らばっていたがKAITOは気にもとめない。
KAITOの目的は泉こなたではなく、泉こなたに食い殺され、その体内に吸収された『ある人物』だった。
「これが彼の、02の記憶か……」
KAITOの目は手術台の上にポツンと置かれた、一本のUSBメモリっぽいものに向けられていた。

「しかしオーダーした僕が言うのもなんだけど、よく出来ましたね」
「はい。ミュージアムから盗み出したガイアメモリの製造法を元に様々な改良を重ね
 無事、泉こなたの肉体の中から製造することに成功しました。云わば擬似ガイアメモリといったものです」
「さすがはショッカーの科学力……ですね」
そう言いながらもKAITOの心は目の前のメモリに奪われていた。


◆02GOODMe2.――今回のカオスロワにおいて最もU-1化が激しかった者の一人である。
その能力たるや

直死の魔眼
悲しみの王子、怒りの王子に変身
英霊化
ペルソナ開放
ペルソナチェンジ&ミックスレイド
固有結界“無限の物置(アンリミテッド・イナバ・ワークス)
愛馬は黒竜号
死んでも生き返る
おまけに主人公補正と恋愛フラグ建築能力

と、読んでいるこっちが赤面するような厨設定のテンコ盛りであった。

「まあそんな奴だったが……それを有効利用しない手はない」
この“擬似ガイアメモリ”は◆02GOODMe2.の人間としての記憶のメモリではない。
◆02GOODMe2.の中の「U-1化」の記憶のメモリである。
このメモリを体に挿し込めば◆02GOODMe2.が使用した能力(直死の魔眼、ペルソナ、変身etc.)が使えるようになる。
さらにメモリの力を引き出していけば、◆02GOODMe2.に限らずあらゆる「U-1化」したキャラの能力を使うことが出来るようになるかもしれない。
「これがあれば……信長様のお役に立つことが出来る……!」
KAITOは予見していた。やがて信長の側近からも信長の命を狙う者が出現するであろうことを。
裏切り者が牙を剥いた時、サーヴァントのイチローが側にいるとは限らない。
「だがこのメモリさえあれば……信長様は無敵だ!」
「あの、これで私達の命は助けてもらえまs」
その言葉を言い終わらぬうちに、手術室にいたショッカーの科学者達全員の体は一瞬で凍りつき、粉々に砕け散った。


「おうおう、エゲツ無いことするねぇ」
ニヤニヤと笑いながら姿を現したのは真ライターのサーヴァント・◆6/WWxs901s氏(真)である。
「こいつらは信長様を倒しこの世界を支配しようと企んでいた。信長様の敵だ」
KAITOはそう冷たく言い捨てる。その顔に先ほどの微笑みはもう無い。
「どれ、俺にも見せてくれよそのメモリ」
そう言いながらメモリを手に取った6/(真)は、KAITOやショッカーの科学者達では気付けなかったあることに気がついた。
(ほんの僅かだが……02の魂が残っていやがる)
そのことに気付いた彼は、ほんの束の間、甘い感傷に浸った。
(思えばお前はこの聖杯戦争の聖杯に似ているかもしれないな。
 厨設定という中身を盛られた◆02GOODMe2.という空っぽの器、か……)
しかし
(だからといって今更生き返るようなことがあってもつまらんし、ガイアメモリの力で相手の意識を乗っ取って復活!なんてことが無いように
 完全に消しておくか)
6/(真)の力によって、僅かに残っていた02の魂は完全に、蘇生どころか輪廻転生もできないほど完全に破壊されて消滅した。

「もう返してくれないか。早くこのメモリを信長様に届けたい」
軽く苛立った様子のKAITOに、6/(真)は笑いながらそのメモリ、
『Ultimate-One』と銘打たれたメモリを投げて渡した。

三日目・4時30分/ショッカー基地】
【KAITO@ボーカロイド】(マスター)
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品、アルティメットワンメモリ@テラカオスバトルロワイアル
【思考】基本:聖杯戦争を円滑に進めるために暗躍する
1:信長命。信長を聖杯戦争で勝利させる。
2:信長の役に立つ。
3:早く信長様にメモリを渡したい。
※真ライターのマスターです。
※何らかの手段で太陽系の現状をほぼ把握しました。
※『アルティメットワンメモリ』……◆02GOODMe2.の「U-1化」の記憶が内包されている。体に挿し込むと02の全能力が使えるようになる。

【◆6/WWxs901s氏(真)@書き手】(クラス・真ライター)
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【宝具】SS用万年筆(真)
【思考】
1:KAITOに従う。
2:聖杯戦争及びカオスロワを外野の立場から愉しむ。
※平行世界の6/氏です。英雄的な人物らしいです。
※6/のサーヴァントとしての能力を引き継ぎました。
※◆02GOODMe2.の魂を完全に消滅させました。。
 今後いかなるアイテム・方法をもってしても◆02GOODMe2.を生き返らせることはできません。アイテムは使用した分ムダになります。

【泉こなた@らき☆すた】死亡確認
【死神博士@仮面ライダー】死亡確認
【海東大樹@仮面ライダーディケイド】死亡確認
【ショッカーの科学者×10@仮面ライダー】死亡確認
最終更新:2010年02月26日 00:25